本編はこちら→ 夫の重み

ポーズ素材をお借りしたラクガキから生まれた一作。おそらく初めてのひざまくら。
今回のような夢主視点の小説は、ホメロスの視点を想像しながら読むと8000兆倍楽しめますよ。膝枕してとは口が裂けても言えないからタイミングを見計らってスッと膝の上にすべりこんだんだとか、「デルカダール軍の～」って言ったとき実は口のなかがカラカラになってたんじゃないか、とかね。
ある程度想像の余地がある作品のほうが好きなので、自分で創るときもそういう感じを目指してます。ヘタするとハッキリ描かなすぎたせいでボンヤリしてるっていうふうにもなりかねないですけど。

書き終えてからしばらく経ってもタイトルが思い浮かばなくて、ようやく「○○の重み」にしようってなってから、愛とか命じゃなんかクサいし、「髪の分余計に重い」みたいにウケ狙いたい感じでもなかったんで結局無難な感じに。単純に頭の重さだけではなく、ホメロスが背負っているものも含まれていたりいなかったり。
それにしてもタイトルを付けるセンスは一向に磨かれる気配がありません……ｗ