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コーヒーカップの底

AIの話2

2026/07/05 18:03
雑記
前回の続き!
詳細は前回を読んでください。

以下実際のAIとのチャット内容。※緑字AI出力 白字下線私の文 (読みやすいように会話文には「」を追加して地の文コマンドは消しています)


堀見と久世は藤城の信頼を得て、拠点のホテルへと戻る。
堀見は藤城の牙城を崩すには短期決戦が必要だと判断。そのために方々へ協力を得るため、公安の元締めである管理官に電話をすることに。

室内に戻り、ソファに座る。ミントタブレットを噛み潰しながら2つの携帯をテーブルに並べる。1つは公安本部との連絡用携帯。もう一つは悪徳不動産業者堀見としてのダミー携帯。
少し考えてから連絡用携帯を取った。ワンコールで女性が出た。
「堀見だ。管理官を出して欲しい。」
分かりましたと返され、保留音が鳴った。
堀見の作戦としては、藤城を工場に案内してそこで公安だという身分を明かして逮捕に踏み切る予定だ。ただそれでは頭を落としただけで胴体は生きている。それは藤城グループを完全に潰すという、藤城にまつわる情報をくれた情報屋の瀬川との約束を果たせていない。
藤城グループを完全に潰すには、頭を押さえると同時に、藤城全グループ会社に対してほぼ同時にガサ入れ(家宅捜索)をする必要がある。それは堀見の力だけでは不可能だ。公安だけでなく、警察にも協力を仰ぐ必要があった。


保留音の電子音が三周目に入った頃、回線が切り替わった。
「朝から随分と精力的だな、堀見。」
低い声だった。五十代半ば、管理官としては若手の部類に入るが、その分だけ現場の空気を知っている。電話越しでも葉巻の匂いがしそうな、そういう声色だった。
「昨日の録音は聞いた。藤城本人の口から義体改造の話が出ている。上は動きたがっているよ。」
一拍の間。
「だが、お前の案だと工場に誘い込んで現行犯だろう。それだけじゃ藤城個人しか押さえられん。お前が言いたいのはそういうことか。」
話が早い。この管理官は知久の癖を把握していた。報告の前に本題を持ってくる人間だということを。テーブルのダミー携帯が沈黙したまま光っている。瀬川との約束はまだ宙に浮いたままだった。グループ全社への同時ガサ入れ。そのための警察庁とのパイプ。管理官がどこまで話を通せるかが、次の一手の成否を分ける。


話が早すぎる管理官。心でも読んだのか。
私が書いた地の文が非常に長々しいのはAIが馬鹿だからである。
瀬川との約束についても、当然AIは忘れているため、何の目的で、どうしてこのような行動をし、どのような思惑が主人公にあるのか。と、いちいち地の文で説明してやるのだ。
当初は「藤城にまつわる情報をくれた、情報屋の瀬川との約束を〜」のところを普通に「瀬川との約束を果たせていない」と書いたら、瀬川の存在をすっかり忘れたAIが瀬川管理官とかいうポンコツ叙述トリックを仕掛けてきたので、一度消して説明臭い長ったらしい地の文に書き直しました。
本当にAIは長編小説向いてない。コレでカクヨムとかAI小説で氾濫してるとか聞くと、本当に整合性取れてるんですか……??と疑いたくなる。説明臭い文体と、平気で発生する矛盾。慣用句の誤用など、AI文章にはまだまだ不安しか残らない。

「朝早くにすみません。
おっしゃる通り、藤城には完璧な違法行為の証拠が揃っています。違法改造義体の件に関しては、薬機法違反に関わらず、改造内容によってはテロ準備罪等で公安が動く事が可能です。
しかし藤城の事業は手広い。私は全てのグループ会社を同時に叩きたいと考えております。」


受話器の向こうで、紙を捲る音がした。既に資料は揃えてあるのだろう。
「藤城グループの傘下は十二社。うち七社が表、五社が裏。同時となると人手が足りん。」
声の温度は変わらなかったが、そこに含まれる意味は重かった。
「警察庁の組織犯罪対策部に話は通せる。ただし条件がある。」
管理官の言葉が途切れた。数秒の沈黙。それは交渉の前置きだった。タダで動く人間ではないことは、お互いよく知っていた。
「お前が藤城を工場で押さえた後、身分を明かす前にグループ全社の証拠を固めろ。藤城が逮捕されたと知れれば残った胴体が逃げる。」
葉巻に火をつけたのか、微かな吸気音の後に声が続いた。
「つまり順番が逆だ。ガサを先に入れてから藤城を落とす。お前と久世には泳いでもらう期間が延びる。その分のリスク、分かっているな?」
(←??最初からそう伝えている)

「もちろん分かっています。
港区から江東区へ藤城も自分のシマから出ることになるので、護衛や数名の役員と共に来ることが想定されます。それは工場へ主力を誘い込めるという事になります。
逆に言えば、港区の本体は手薄になるかと。
その隙に何でもいいんで捜査令状を取って乗り込んでもらえれば……どうせきな臭い商売。叩けば必ず埃が出ます。」


短い笑い声。感心とも呆れともつかない音だった。
「囮捜査の応用で誘致逮捕と別件ガサか。お前、いつから作戦参謀になった。」
だが声に否定の色はなかった。椅子が軋む音。姿勢を変えたのだろう。
「いいだろう。港区の本社と裏三社、組対に噛ませる。令状は早ければ明後日、遅くとも四日以内に出せるようにする。」
ただし、と声が硬くなった。
「条件はもう一つある。藤城に身分が割れた場合、即座に作戦を中止しろ。深追いは許さん。これは命令だ。」
管理官の声には有無を言わせぬ響きがあった。「猛獣使い」と揶揄される知久にも、鎖の長さには限度がある。それを決めるのは管理官だった。通話時間は八分を超えていた。ソファのスプリングが体重を静かに受け止め続けている。ミントタブレットの清涼感はとうに消え、口の中には苦い唾だけが残っていた。


「お言葉を返すようで申し訳ありません管理官。藤城は狡猾な男です。今は信頼を気付けていますが、隠れ蓑にしているハリボテの会社ではすぐに気付かれて逃げられます。信頼を得ている今しかチャンスはありません。」
一つ間を置く。
「私は今夜、藤城を招待します。今日中にケリをつけます。」


管理官は今夜中のケリを承諾。
そして作戦指示を行う。

扉を開けて部屋を出る。番犬に目線をくれれば彼はついてきた。
そのまま向かいの部屋へ。そこは公安が抑えている部屋で、バックアップが控えている。
カーテンで閉め切られた部屋は暗く、その中はありとあらゆる機器が収められ、小さな司令所でもあった。
部屋の中にいた職員が、入ってきた堀見と久世を見る。
堀見は彼らを一瞥してから、通信機のマイクを取った。スイッチは全回線に向けて。
「時間が確定した。今夜10時。江東区若洲埠頭にホシは来る。警備は2から3人。義体で身体強化をしている可能性が高い。工場チームは第一類対義体装備で武装するように。
細かな詳細は役割ごとに追って説明する。」
工場チームのスイッチが点滅した。了解の意だ。それを確認してから続ける。
「本作戦は警察との共同作戦となるが、警察には税務関連の強制捜査と伝えてある。警察が介入するのは主に藤城グループ本社と関連会社3社へのガサ入れのみだ。警察内に潜む公安へ連絡を入れろ。警察内の動きの情報共有を密にするよう伝えてくれ。やつらに証拠隠蔽する隙を与えるな。確実に証拠を抑えろ。
繰り返す。時刻は10時過ぎだ。」
本体のスイッチが点滅する。それを確認して、通信の範囲を絞った。
「工場チーム。当日の流れを説明する。
当日は埠頭の先で待つよう招待状を送った。その後工場内を案内し、顧客リストを俺が受け取る。
同時刻では本社と関連会社にガサ入れが入ってる頃だ。警察サイドから証拠保全の報告が上がったら、藤城の確保だ。いいな。」


ドチャクソ長い説明。半分以上AIのために書いた。今後こうするよって説明。
時間に関しては私は11時って言ったのに、文書を生成するたびに時間が変わるし、あと何時間という計算もガバガバなので、10時にしました。夜10時だって言ってるのに、朝9時の段階で残り5時間とかいうアホみたいな時間伝えてくるのほんま草なんよ。AIが時間を間違えるたびに修正し続けました。
そしてここで堀見は部下に警察に潜む公安に連絡を取れと指示したのに、なぜかこの後堀見くんが連絡することになります。あまりにもガバガバ過ぎる。こういう小さな違和感の積み重ねが大いにあるのでAI小説は懐疑的にならざる負えない。ごめん、思想出ちゃったね。
まぁこうやって遊ぶ分には楽しくていいと思うが、コンテストに提出しようとは思わないかな……

自室に戻ると、カーテン越しの朝の光がデスクの天板を白く染めていた。二日酔いの頭痛は鈍くこめかみに居座り続けている。それでも知久の手は止まらなかった。デスクに着き、警察内部の公安連絡窓口への通信を開く。暗号化された直通回線。コール音は三回で繋がった。
「堀見か。聞いてる、本社ガサの話だろ。」
低く事務的な男の声だった。名乗りすら省く、公安特有の手短さ。
「令状は予定通り明後日出る見込みだ。だが港区本社の所轄がごねてる。組対と刑事課の縄張り争いでな。もう一日遅れる可能性がある。」
舌打ちが受話器の向こうで聞こえた。
「最悪、お前らの埠頭と同時進行になる。間に合うかは賭けだと思え。」

大きくため息をつく。
「明後日じゃない、今夜だ。今すぐ裁判所に行って発行手続きするよう言ってくれ。最悪所轄は飛ばせ。
担当者を先に通すから面倒事になる。港区署の上に話を通せ。人が必要になる。刑事も組対も借り出すよう要請をこちらから出す。それなら問題はないだろ。」


短く息を呑む音。それから低く笑った。感嘆ではなく、呆れた笑いだった。この若い潜入捜査官が所轄の上を飛ばして直接トップに話を通せと言っている。正気の沙汰ではないが、理には適っていた。
「……お前、どんどん図太くなるな。着任した頃のガキはどこ行った。」
声の調子が切り替わる。仕事の顔に。
「分かった。上に話は通す。ただし確約はできん。今日中に裁判所が動くかどうかは向こう次第だ。動いたら即お前に連絡する。それまで勝手に突っ走るなよ。」


突然現れた警察連絡官とかいう奴と、こういった謎のやりとりを後2回もした。確かに所轄争いは警察ドラマの華だが、この人の話を聞いてないようなやりとりはさすがに腹が立った。
凄い。没入感がいい。(皮肉)

↓余談。時刻計算が出来ないAIと、時間修正し続けてよくわかんなくなっちゃった人間。もう終わりだよ。
※作戦開始時間は二十二時

電話の向こうで紙をめくる音がした。
「令状、出た。」
一拍の間。
「裁判所の尻を叩いた甲斐があった。午後三時付で発布。今こっちで受領してる。ただし条件付きだ、期限は明朝の午前六時。それまでに執行できなきゃ紙切れに変わる。」
連絡官の指がキーボードを打つ音。
「所轄は黙らせた。港区本社への強制捜査は今夜二十一時に執行する。お前らとは二時間ずれだ。……おい、聞こえてるか堀見。」


「聞いていないぞ。作戦内容を話したはずだ。それでは意味がない。
ずれるとしても1時間以内にしろ。」


ここらへんは本当にAIとテンポが噛み合わず、面白みが薄い。無限に堀見の足を引っ張る謎の人物生やそうとしてたので、AIをリードするのに苦戦した。
(遊んでいる時は気にならなかったが、AIが展開を不穏な展開へしてしまう不具合が発生していたらしい。私は不穏なプロットばかり遊んでて気付かなかったが、普通にイチャイチャプレイしてるのに、元カノとか不倫相手とかが出てきたり、不要な訪問者(ドアをガチャガチャされたり、無言電話がかかってきたり)散々だったらしい)
小説では面白みのないシーンはカットしたり飛ばしたりするが、AIではだらだらと続けようとするので、半ば強制的にシーンを切り替える必要があった。

その後はあまり面白味もなくシンプルに敵をボコして終了しました。

「どうだろうな。……どうせこの事件は表沙汰にはならん。次もそうだろう。」
大臣はおそらく健康上の理由で辞職。区長らも、似たような理由で首が変わるだろう。警察ではなく、公安が動くというのはそういうことだ。
警察では対応できない巨悪を何もなかったことにする。
人知れず悪事を潰し、無垢な民草は何も知らず日々を過ごすのだ。
「久々に疲れたな。
お前はどうだ?暴れ足りないんじゃないか?」


肩を回しながら、わざとらしく首を鳴らしてみせた。義体が微かに軋む音。
「まさか。十分暴れましたよ。……でもまあ。」
ちらりと知久を見る。疲れたと言いながらもその目にはまだ光がある先輩の顔を。
「先輩がそう言うなら、今日は大人しく帰りましょうか。打ち上げに付き合いますよ。」
朝の光が工場の高窓から差し込み、二人の影を長く伸ばしていた。外ではパトカーが次々と到着し、現場の保全と搬出が始まっている。あの煙草屋の老人は、今頃カウンターの奥で震えながらも無事だろうか。港区の倉庫に詰め込まれた三十人の若者たちは、これから保護されるだろうか。そして新宿の大学病院に潜む「先生」は、まだ何も知らずに患者を診ているのだろうか。
公安第三班の長い夜は終わった。だが、本当の闇はまだ先にある。それを知久も久世も分かっていた。今はただ、朝焼けの匂いだけを吸い込んで、帰路につけばいい。


ここから先は続けようか迷って、止めました。これ以上の物語の展開をAIが出来るとは思わなかったからです。

AIトーク。怖いもの見たさでやってみましたが、想定以上に楽しく、面白い発見だったなと感じた。
真面目にこうやっていい感じのエンディングを見つけて終わりに出来たのは2例目なので、こうやって紹介しましたが、似たようなAIアプリは今後もたくさん出てくるだろうなと予想。
そしてAIは計算が苦手だと思った。特に時間間隔や時間計算はまともに出来たためしが無く、付き合っている人間側もおかしくなってくるため、ハルシネーションはほどほどにやり過ごした方が良いというのが実感できた。
本当に、夜明けが異常に早かったり、電車は早朝で人はまばらだって描写したその文章の中で学校の始業のチャイムが鳴ってるのは流石にバカでしょ。

以上、長くなりましたが、AIチャットで遊んでみたレビューでした。

おしまい。
追記
関係性に萌えたよ。という話をしたかったのに、なぜかAIが作る文章への批評になってしまったので、追記で申し訳ないですが、ここが萌えたよ!だけ……

やはり私は警察や軍など、物騒な公共機関で働く人たちの関係が好きらしく、警察とはまた違う公安らしいややアングラな正義の味方バディが出来てウキウキワクワクしてました。
私こと堀見くんが上司かつ口が悪く知略的で、部下である久世くんは口調は穏やかで丁寧だけど血気盛ん。
仄かにデトロイトのハンクとコナーが脳裏に浮かんで、一人でずっと萌えてました。
2人の信頼関係から構築される、堀見の放任主義がまたいい味を出していて。拘束や鎮圧などは久世に対して「任せる」や「好きにしろ」など、一見無責任だが久世からしてみれば信頼だというこの構図が大変癖なんですよね(ろくろ)

久世も久世で、堀見がやる事なす事そばで黙って見ているので、わんこ味あふるる感じが大変良かったです。
堀見くんのGOサインが出たら暴れるけど、それまでは静かに伏せてる。犬系(ドーベルマンやジャーマンシェパード系)男子好きなんですよ。
だから割と黒執事とかかなり好きでしたね。これでシエルがもうちょいかなり悪い奴だったらキてたかもしれない。

きっちりとした上下関係が好きなんだろうな。
だからか下剋上系はそこまで好きじゃないし、上司と部下の掛け算もあまり…………そこはブロマンスで行こうぜってなる。
私の書くブロマンスはほぼ他人なんだけどね。ブロマンスって難しいね。

上司部下の上下関係は、部下側からの感情が激重になりやすいところが旨味強いと思ってる。上司は使える犬だな。くらいにしか思ってないけれど、部下からしてみればこの人についていこうって思うレベルで感情が重い。プレイヤーが駒についてなんとも思わないが、駒からしたら自分の人生を預ける人になる訳で、あり得ないほどの激重である。
だからこそ、上司に裏切られたと感じる状況(仕事が出来なかったとか、あり得ない指示を出されたとか)や、上司の指示に従った結果、最良の成果が得られた場合(報酬系)などの、部下から上司に対するバイアスが通常の数倍になっている。
要するに部下から上司への好感度が上がればうなぎ上りだし、下がれば急転直下となる。
逆は全然ない。成果の良し悪しは全て自分の責任になるため、部下への好感度の急上昇や急降下はほぼない。信頼関係があればあるほど感情は凪。
だから本当に、部下からの感情の一方通行なんよ。部下は激重感情を携えているのに、上司は何も気付かない。
このアンバランスさが美味すぎるんだよね。
(ホームズとワトソンとか、そんな気がある)

追記とは思えないほど長々と書いてしまいました。
以上、性癖の話でした。ご清聴ありがとうございました。

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