コーヒーカップの底
配達依存症による人間性の死
2025/08/01 22:32雑記映画
タイトルママ。
楽しすぎるぞ、デスストランディング2。
無限に宅配して国道建設してる。
今は国道を高規格道路への改修工事してる。
ストーリーですか?未クリアです。
メインストーリー進めずにひたすらインフラ整備と運輸業してる。楽しい。ドーパミン中毒。
自語り恐縮だが仕事がインフラ整備系なので、リアルでもインフラ整備してゲームでもインフラ整備して、脳味噌がおかしくなりそうです。
・進捗の話
ゲームの話はそこら辺にして、直近の話題でも。
小説系の進捗はゴミ以下です。
理由は前述の通りコントローラに手が張り付いて離せないせいです。文字通り何もしてません。1文字たりとも書いていません。
8月は空くんのバースデーなので何か書きたかったけれど、無理ですね。何もできません。ケーキ食べます。
・映像の話
最近見た映画、『ドールハウス』が大変良かった話がしたい。
いや、まぁFilmarksにもレビューは残したのですが、こっちは映画全体というより、キャラクターについて深堀りしたいなと。
ちなみに『ドールハウス』はホラー映画です。ホラー映画苦手な人は辞めておいたほうが無難です。
どんなものにもその手の専門家というのは存在する。
ミステリであれば犯罪者と探偵。アクションであれば、悪党とFBI。このように、脅威に対する対応する専門家というやつだ。
ホラーであれば、除霊師。エクソシスト。祈祷師。坊主。神主。霊媒師。霊能者。神父。牧師。ユタ。イタコ。
まぁ、名称は多々あれど、居るのだ。この種類はFBIとCIA程度の差でしかない。
ホラー映画では、上記の専門家が物語に動きを出すために多々登場する。
そしてそれらは皆、凡人(どこからどう見てもやられキャラ)か超癖強キャラに二極化する。
最近はその癖強強キャラが人気になるケースが多い。
『貞子vs伽椰子』の霊能者、経蔵&珠緒ペア
『墓破(パミョ)』のファリムとホンギルの巫堂、法師コンビ(風水師サンドクと葬儀師ヨングンもいるカルテット!)
そして『来る』の霊能アベンジャーズ
『来る』は結構原作ブレイカーとして、原作好きには微妙らしいが、映画オリジナルらしい霊能アベンジャーズは本当に見どころというか、カッコよすぎるので一見の価値しかない。これが映像の強みの極致とも言える。
まぁ、何が言いたいかと、『ドールハウス』に出てきた強強呪禁師(じゅごんし)神田さんが最強に好きって話をしたい。
あまりにもいいキャラ過ぎて、この人の話を読みたい!と思った私は真っ先に原作があるのかを調べた。最近の映画は大抵原作があって、それの映像化が多いので、映画にハマり原作を読むという、一粒で2度美味しいという体験が出来るのだが、なんと……!この『ドールハウス』は原作が存在しない、映画オリジナルストーリーだったのだ!!!!
正直凄すぎる。
昨今、オリジナル脚本で映画一本作るバイタリティに出会えていないせいかもしれないけど、映像一本だけでここまで質の高いものを摂取出来るとは思ってもなかった。
(おそらく、『侍タイムスリッパー』も映像オリジナルと思われる。原作の無い作品は、原作が持つファン層が0からのスタートとなるので、話題となり人気になるのは本当に凄いことだと思う)
『ドールハウス』へ話題を戻そう。
まぁ、予告でもあるので普通にあらすじを書くと、娘を亡くした奥さんが心を癒やすために骨董市で買ったクソデカ日本人形が怪しげな呪物で……!?というあらすじ。
明らかに異変が起き始めると、夫妻も人形を供養しようとお寺に持っていく。まぁなんやかんやあり、そのお寺の住職から“専門家”として紹介されたのが前述神田さんだ。
この神田さん、キャラが濃くて本当に良かった。
まずは電子機器が苦手で、主に図書館に居るから図書館経由の電話やFAXでしかやりとりが出来ない人物。
太い黒縁眼鏡が特徴で、ピシッとしたスーツを着こなし、レトロな呪具(祭具?)を駆使する。
電子機器が苦手だから、カメラもポラロイドカメラを使用し、資料も紙物でしか扱えない。
正直言えばこの神田さん、登場時間が多いとは言えない。
そりゃ主人公は一般の夫婦で、度重なる怪現象に困り切って最後の最後で“専門家”として登場したのだから、時間自体はほぼない。
オリジナル映画なので、その出演時間が彼の全てだ。だから私はそこから察するしかない。
私はこの神田さん、どこぞかの神社に務める神職(神主)さんかなと思った。
それは彼のセリフで「私の社に連れていけばもう少し手早いのですが〜」というのがあったから。
しかし、公式HPをみると呪禁師と書かれていたので、ちょっと違うのかな……?
詳しくは語らないけれど、映画を見る限り神道ではあるような気はする。
いやぁ忘れられない。本当に良いキャラだった。
『ドールハウス』の監督はほとんどホラー映画を作ってない方だったので、私は存じ上げない方でした。これを気にもっとホラー映画作って欲しいと切に願う。本当に面白かったです。
・映像の話2
金田一耕助シリーズも最近見てます。
1970年代製作の古い作品で、背景が何もかもレトロ過ぎて見ていて本当に好奇心がくすぐられる。
今のところは『病院坂の首縊りの家(1979映画)』『獄門島(1977映画)』『女王蜂(1978映画)』『悪魔の手鞠唄(1977映画)』『悪魔が来りて笛を吹く(1977ドラマ)』『仮面劇場(1978ドラマ)』の6作見ました。
『犬神家の一族(2006映画)』『八つ墓村(不明)』は小さい頃に見た記憶がある程度なので見返したい気持ち。
細かく媒体を区切ったのはどうにもこの金田一耕助シリーズ、去る時代では大変な大人気作品だったようで、同タイトルで異なる演者による違う作品が多い。
そりゃ金田一耕助好きな人に「見ましたよー」って言うと「誰がやってる金田一?いつ制作?」って聞かれる訳だよ……わ、わかんないッピ……
私はあまり演者さんに興味はなくて、誰が演じようがそのキャラクターであれば問題ないタイプなので、名前が出て来ず言葉に詰まってしまう。
とりあえず過去の経験を活かし(今後の金田一シリーズ視聴の為にも)、演者さんと媒体と年代をふわりと記憶した。
映画は今のところ石坂浩二さん。ドラマは古谷一行さん演ずる金田一耕助を見ました。
金田一耕助シリーズ、好かれる理由が分かる。
当時のミステリ物にしては時代背景も相まって、陰鬱とした表現が素晴らしいと思う。
ドロドロとした当時ならではの因習や、戦前の名残である華族制度の息吹が残り、華やかな夢と遠く離れた市井が混ざりつつあるカオスの中で行われる惨劇。
そこに金田一耕助のキャラクター性も合間れば人気にもなる。
斯くいう私も金田一耕助が癖になり、今は7作目に手を伸ばしているところだ。
アマプラにある限り、見ていきたいなと思ふ。
・おわりに
本日(8/1)豊島園のアークナイツ温泉コラボ行ってきました。
手ぬぐい大好きマンなので、ヴィルトゥオーサさまの手ぬぐい欲しさに行きました。
ヴィルトゥオーサさまの手ぬぐいでました!
温泉気持ちよかったです!!!
