いばらの冠
『いばらの冠』
登場人物
マリー(マリエッタ)・メイヤン
アンディの双子の姉。
貴族の娘。
15歳。
髪の毛:金色のゆるくウェーブした長い髪。
目の色:濃い紫色。
肌の色:透き通るような白。
メモ:『お人形のよう』とか『天使のよう』と形容される美少女。
(弟のアンディとはよく似ている)
性格:明るく無邪気で世間知らず。
*『双子の姉弟は心中した者の生まれ変わり』として嫌われ、マリーは貴族の娘として、アンディとは別に育てられる。
(アンディは使用人に引き渡され、その存在を隠されて育てられる)
そのため、アンディの存在を知らなかった。
16歳を目前に母にその存在を知らされ、会いに行き、そのことが原因で死んでしまう。
だが、吸血樹の力により、その体だけは死なずに年も取らずに生き続けることとなる。
+++++
藤沢 菫
大学生。
20歳。
容姿は普通。
*弟と共に交通事故に遭い、弟の命が助かることを願い、それと引き換えに吸血樹であるカルロによって魂を取られ(自身の体は死に)、マリーの体に移される(それをカルロに頼んだのはこっそりずっと彼女のことを見守っていたアンディ)。
*マリーの体を得て生まれ変わった菫は、吸血樹たちの中から繁殖相手である優秀な雄を選び、子孫を残す役目を負う。
(ちなみに繁殖できる相手はひとりきり)
+++++
藤沢 桜人
名前変換なしで『桜人(さくらと)』。
高校生。
17歳。
*菫の弟。
姉のことが大好き。
+++++
アンディ
15歳(吸血樹になった時点で)。
*貴族の息子(マリーの双子の弟)。
だが、『姉弟の双子』という不吉さに実の親に疎まれ、捨てられて、使用人の息子として育てられる。
その家で他の兄弟たちに日常的に虐待を受けている。
ある日、その虐待が原因で死に、吸血樹として蘇る。
それを見つけたカルロ(吸血樹)によって保護される。
+++++
以下、まだ特に設定を決めてません。
カルロ
?歳。
ウォルター
20歳(吸血樹になった時点で)。
シルヴィオ
?歳。
ジョゼフ
?歳。
*カフェ経営はジョゼフさんのお仕事。
後々追加していきます。
ちなみに、『黒薔薇アリス』のアニエスカがマリー、菊川梓が藤沢菫、ディミトリがアンディ、マクシミリアンがカルロという、だいたいそんなカンジですが、もちろんそのまんまではありません。
+++++
吸血樹について。
『我々は吸血樹。人間の死体に寄生し、人の血や 死肉から養分を吸って生きる植物です』
・・・『黒薔薇アリス(2)』(水城せとな)(秋田書店発行)より。
後はお話の中で・・・。
+++++
memo:ネタバレもありにつき注意。
*立場的にというか、ウォルターは櫂、シルヴィオはレオ、ジョゼフが玲二みたいな感じです。
なんにしろ夢主をとり合う、逆ハーみたいなもんだと!(拳)
そうすんなりはいきませんが(笑)。
*日記から。
アンディの目の色ってマリーゴールドみたいだなと思っていたんですよね。
金盞花。
太陽の神に恋をした娘が太陽が昇ることばかり心待ちにしてついには消えてしまったという。
一途な愛の証しだそうですが。
それよりも・・・『屍鬼』のオープニングテーマのほうの・・・。
『イキルコトハクルシイ・・・(カレンデュラレクイエム)』。
吸血樹ということからも『屍鬼』を連想し、名前変換なしでアンディの姉がマリーという名前に。
名字のメイヤンは薔薇からです。
ちなみに、『双子は心中者の生まれ変わり』というのは、『百鬼夜行抄』に出てくる尾白と尾黒という妖怪(鴉天狗?)の話から・・・です。
でも、『双子は不吉』っていう話は、他の話でも聞いたので、わりとポピュラーな言い伝えなのかな・・・って。
えー、今後、わりと重要な設定です(双子のあたりが)。
(*ハーブの、マリーゴールドは、金盞花で、カレンデュラです)
*日記から
ちなみに巣って『カラスの巣』ではなく、この吸血樹の群れの中で主人は現在カルロなんですが、アンディは次の主人ですよ、みたいなことです。
『黒薔薇~』のパロなんで、姉がどうこう・・・とかそういうのは全部その世界の話です。
いえ、姉は出ないんですが、そのお話には。
*日記から
『黒薔薇~』のディミトリは声に人を操る能力がありました。
アンディなら当然あのお目々になるだろうと!
眼帯はしてほしいし!
続きで詳しく書きますが、しかし決して、殺意のあるなしじゃないという。
見たものすべてに関係なく影響してしまう能力です。
その身を捧げるよう要求するという。
命令もできるという設定で。
望む望まずに関わらず人がその命をあげてしまうという吸血樹。
どちらにとっても。
そういうことです。