和谷義高
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「ありがとうございましたー!」
ファーストフード店の店員…おそらくバイトだろうか、俺にハンバーガーセットと作り笑顔を渡した。
そして俺は、俺の想い人…
もとい同じ院生メンバーである名無しが待つ席へと向かった。
「ごめん、お待たせ!」
『んーん、別にぜんぜんっ!』
名無しはセットのドリンクを飲みながらそう返事した。
『和谷は何頼んだのー?』
「俺は限定のヤツ。」
『えー、あたしとお揃いじゃん!』
わざと同じ物を頼んでると知ったら、名無しはどう思うのだろうか。
そう、俺は名無しに気持ちを伝えられないでいる。
この気持ちを伝えたら、今の関係が壊れてしまうのではないか…。
そんな不安を抱いているので、伊角さんに相談したりもした。
伊角さんは「大丈夫だ」
…なんて言ってくれたけどやっぱり不安は払拭できず。
『…和谷?聞いてる?』
名無しがハンバーガーを持ちながら考え事をしている俺を不思議そうに眺めた。
「なぁ、名無し、もしも俺が、恋煩いしてるって言ったら、どうする?」
『え?……和谷が?』
「もしも、俺に好きな人が出来て、中々告白出来ずにいたらどうする?」
なんてな…と言おうと顔を上げ名無しを見ると
神妙な面持ちな名無しが、意を決したように
『いいと思う!わたしは和谷を応援するよ!
告白、しようよ!で、どんな人なの?』
「院生。俺と同じ院生だよ」
『えぇっ!まさか奈瀬ちゃん!?
かわいいもんな~わかる!めちゃくちゃ応援するよ!いつ告白する?』
あろうことか想い人に告白の応援をされてしまうとは。
ここまで話しても変わらず鈍い彼女が余計に愛おしくなり
「………もうわかるだろ?お前のことだよ」
名無しの顔がみるみる紅潮していき、
さっきまでの勢いをなくしそっぽを向いてしまった。
そして、こう呟いた。
『…本当に?…実はわたしも………すき、だったり…』
ファーストフード店の店員…おそらくバイトだろうか、俺にハンバーガーセットと作り笑顔を渡した。
そして俺は、俺の想い人…
もとい同じ院生メンバーである名無しが待つ席へと向かった。
「ごめん、お待たせ!」
『んーん、別にぜんぜんっ!』
名無しはセットのドリンクを飲みながらそう返事した。
『和谷は何頼んだのー?』
「俺は限定のヤツ。」
『えー、あたしとお揃いじゃん!』
わざと同じ物を頼んでると知ったら、名無しはどう思うのだろうか。
そう、俺は名無しに気持ちを伝えられないでいる。
この気持ちを伝えたら、今の関係が壊れてしまうのではないか…。
そんな不安を抱いているので、伊角さんに相談したりもした。
伊角さんは「大丈夫だ」
…なんて言ってくれたけどやっぱり不安は払拭できず。
『…和谷?聞いてる?』
名無しがハンバーガーを持ちながら考え事をしている俺を不思議そうに眺めた。
「なぁ、名無し、もしも俺が、恋煩いしてるって言ったら、どうする?」
『え?……和谷が?』
「もしも、俺に好きな人が出来て、中々告白出来ずにいたらどうする?」
なんてな…と言おうと顔を上げ名無しを見ると
神妙な面持ちな名無しが、意を決したように
『いいと思う!わたしは和谷を応援するよ!
告白、しようよ!で、どんな人なの?』
「院生。俺と同じ院生だよ」
『えぇっ!まさか奈瀬ちゃん!?
かわいいもんな~わかる!めちゃくちゃ応援するよ!いつ告白する?』
あろうことか想い人に告白の応援をされてしまうとは。
ここまで話しても変わらず鈍い彼女が余計に愛おしくなり
「………もうわかるだろ?お前のことだよ」
名無しの顔がみるみる紅潮していき、
さっきまでの勢いをなくしそっぽを向いてしまった。
そして、こう呟いた。
『…本当に?…実はわたしも………すき、だったり…』
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