キャラ設定

原型には核が存在します。
核さえ無事ならば、どれだけ破損しようが完全に再生することができます。逆に、核が破壊されてしまえば二度と再生することはできません。
多少の傷ならば時間をかければ修復することが可能です。しかし、大きな傷となると人格プログラムに支障が出てしまうことになります。

全てのロボは例外なく己の核の場所を把握していません。そうすることにより自害という形を防いでいるのです。
そして間違って核を破壊してしまわぬように自らの力では決して壊れることがないように、それぞれに合った強さの核を取り付けています。己の武器が弱点の場合でも、核が破壊されないのはこれが理由です。

一度核を取り外し、他のロボに取り付けるということは不可能です。臓器移植と同じようなもので拒否反応を示してしまうのです。
しかしながら一部の例外もいます。それがトルネードとスプラッシュなのです。この二体は双子機として存在し、同じパーツを共有しています。そのためにこの二体だけは核を入れ替えることが可能です。
しかし、トルネードにスプラッシュの核を組み込むことで、トルネードがスプラッシュの人格を持つというわけではなりません。トルネードにスプラッシュの核を組み込めば、それはもうトルネードとして存在します。互いの核を共有するということは互いになれるということです。


擬人化にも核が存在します。
しかし核のみ残っていても再生は難しいのです。原型に比べると擬たちは非情に複雑な構造のため再生するにはかなりの時間を要するのです。
擬たちは生身の人間に近い体のつくりをしています。原型は痛みを感じるということはほとんどありませんが、擬には神経や血が通っているので痛みを感じることができます。
ですが完全な人間ではないので傷ができてもわりと早く治ったりします。それに簡単に死ぬということはありません。

擬の中でも特殊なのはマグネです。マグネには核がありません。
他の擬たちのように簡単に死ぬということはありませんが一度死を味わってしまえば二度と再生することはありません。
核がないからです。マグネだけは死んだらそれで終わりなのです。

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