光壊以外の話

スネークは双子ちゃんに逃げられて暇なのでした。
そんな時ふと立ち寄った畑に一匹の巨大な蛙がいました。
その畑はここ数日の日照りですっかり乾ききっていました。
巨大な蛙はいきなり腰を振り出しました。次に瞬間、雨が降り始めたのでした。

蛇(うわっエッロ!何あの腰つき、かなりエロいんですけど!!しかも俺の大好物の蛙だし、いろんな意味で食いてぇ!!)
蛙(なっ、なんだケロ!?嫌な視線を感じるケロ!・・・はっ!なんか頭を蛇に食われてる人がこっち見てるケロ!)
蛇(やっべ、目合っちまった!どうしよう)
蛙(あの人痛くないケロ?大丈夫ケロ?)

意を決し話しかけるトード。

「あっあの、大丈夫ケロ?」
「えっ・・・あ、何が?」
「頭のそれ・・・痛くないケロ?」
「あっこれ俺の一部だからさ。ところですげぇな腰振るだけで雨降らせられるなんてよ」
「(一部!!?)まぁ僕にはこれくらいしかできないケロ。あの、一部って事は君はスネークマン?」
「おぅそうだぜ!じゃあお前はトードマンってとこか?」
「そうケロ。・・・もしかして僕を食べるケロか?」
「は?・・・あはは食わねえよ!(・・・まだな)」
「よっよかったケロ!僕ちょっと心配してたケロ。あっそうだ、僕の友達を紹介するケロ!はい!」

ナメクジを差し出す。

「…(ブツブツ)ギャー!ナメクジー!!トードテメー俺がナメクジ嫌いなのを知ってのことかぁ!?」
「えっ!?ごめんケロ!知らなかったケロよ!」
「食う!お前は絶対食う!性的な意味でも食ってやる!むしろ今食うー!!」
「ゲロー!!?」

これが二人の出会いだったのです。
こうしてスネークによる被害者は増えていくのです(笑

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