さしすの青春〜動物園に行こう〜
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『わぁい!動物園!!』
日曜日、五条、夏油、家入、名前は東京内の動物園に来ていた。
『さとる!なんか動物の絵があるよ?でも穴開いてる』
名前は顔はめパネルを興味津々に見ていた。
夏油は穴に顔を入れて写真を撮って楽しむものだと説明してくれた。
『写真撮ろう!』
悟「よっしゃ、俺も」
名前と五条はパネルの裏に行き、穴から顔を出して写真を撮ってもらう。
『ははっ!可愛い!』
傑「ブフッ、悟は悟だね」
悟「あ”?どういうことだ?」
硝「五条はゴリラってことだよ」
写真には、コアラになった名前と、ゴリラになった五条が写っていた。
『さとるは筋肉モリモリだもんね!』
硝「ドラミングしてドラミング!」
悟「ドコドコドコ」
傑「違うよ悟、ドラミングの手はグーじゃなくてパーだ」
『それ私も知ってる!さとる知らないの?』
悟「うるせぇ!」
ワイワイ入り口だけで楽しむ4人。
やっと入場券を買い、園内に入ることにした。
傑「さて、どこから見ようか」
悟「順路に沿っていけば良いんじゃね?」
入り口でもらったパンフレットを見ながら作戦会議を始める。
『うわぁ!ゾウだ!でっかい!』
悟「あの鼻すげぇな」
『キリンってホントに長いんだ』
傑「信じられないくらいだよね」
『わー、何あれ可愛い!!』
硝「レッサーパンダね。可愛い!」
見る動物全てに感動している名前。
そして一番目を輝かせて見ていたのは
『わぁあ!あれ可愛いカッコいい!!!好き!』
ユキヒョウのブースだった。
今まで様々な動物を見てきてわかったことがある。
悟「猫科好きだな」
『“ねこか”・・・あ、図鑑にあったよ、猫の仲間だって』
ライオンやトラ、チーターなどにも興味を持っていた。
きっと猫科の動物が好きなのだろう。
『でもねでもね!図鑑で一番好きなのはホワイトタイガー!!』
ガオー、と強そうなポーズを取りながら話す名前。
傑「それも猫科だね」
硝「カッコいいのが好きなの?名前の年頃だとウサギとか可愛い動物が好きなのかと」
名前は『んー』と考えて強そうなのが好きだと話す。
五条には寝言でもライオンカッコいいと言っていたとバラされ、恥ずかしくなった。
『トラが好きだしさ、それに白ってカッコいいもん。さとるみたいで』
悟「!!?」
急なデレ期が来たのかと驚く。
こんなに直接的に五条を褒めることはほとんど無い。
悟「もっかい言って」
『やだ』
傑「しつこい男は嫌われるから止めた方が良い」
『しつこい男は嫌われるぞ』
悟「さっきのデレはどこ行った?」