さしすの青春〜大喧嘩〜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『・・・・・・』
暗い建物。
その中で睨みをきかせている名前。
そして近くには
「おー怖。
怒っても帰さねぇよ。お前は五条悟を誘き出す餌だからな」
下卑た笑いを浮かべる男たちがいた。
なぜこんな状況になっているのだろうか。
ーーーー
ーーーーー
遡ること3時間前の呪術高専
夏油は1人で任務に行っており、五条、家入、名前で鍛錬をしていた。
ドテッ
『ったぁ・・・』
悟「っはは、まだまだ遅えなぁ」
名前は五条と鬼ごっこで体力づくりをしていた。
相変わらず五条は手加減してくれず、名前が鬼になったらいつまでも捕まらない。
意地になって追いかけていると足がもつれて転んでしまったのだ。
目に涙を浮かべながらも痛みと悔しさに耐える。
『すぐるさんだったら、もっとゆっくり走ってくれるもん』
悟「はっ、甘やかし過ぎなんだよあいつは」
硝「膝擦りむいてるよ、治そうか?」
『だいじょーぶ』
ぐっと涙を堪えて歩き出すと、カバンに入っている絆創膏を取り出して自分で貼った。
次の時間、2年生は座学。
名前は、鍛錬している1年の七海、灰原と一緒にいた。一緒と言っても、先程怪我をしてしまい気持ちが落ちていたため、近くの木の下で絵本を読んでいた。
『シンデレラ、可愛いなぁ・・・
素敵な王子様、いいなぁ』
ほわんほわんと頭に王子様を思い浮かべる。
民を足蹴にし、ふんぞり返った五条悟王子。
ニヒルな笑みを浮かべた少し怪しい雰囲気の夏油傑王子。
眼の前の1年生にも目を向ける。
フレンドリーだが暑苦しい灰原雄王子。
仏頂面の七海建人王子。
『・・・王子様かぁ』
名前は頭の中の王子様を消してリセットした。
その時授業終了の鐘が鳴り、七海たちと校舎へ向かった。
次は昼休みだった。お昼ご飯を食べるために2年生の教室に向かう。
『ただいまー』
硝「おかえりー」
笑顔で迎えてくれる家入。
そして五条は少し機嫌が悪そうだった。
その様子に気づきながらも、家入と楽しげに話し出す。
『あのね、シンデレラの絵本見たの。
王子様がシンデレラの靴を拾ってくれて、頑張ってシンデレラを探してくれたんだって!
それでね、やっと見つけたシンデレラと結婚して幸せに暮らしたの!!』
硝「良い話よね」
『うん!』
悟「王子様とか、夢の見過ぎだって」
その言葉に名前と家入は固まる。
五条は机に頬杖をついて話をしていた。
『何でそんなこと言うの?』
硝「最低」
五条は疲れなどがあり、虫の居所が悪かったようだ。
いつも以上に名前に対して強く当たる姿が見られた。