第2話
夢小説設定
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悟「ふーん・・・、じゃあ呪術師が誰もその水晶に触れられなくて困ってるわけね」
傑「私たちで何か変わるんですか?」
補監「わかりません。ただ、夜蛾さんが何か違和感を感じているようでして。」
青森に到着し、件の集落の近くまで来る。
そこで補助監督に帳を下ろしてもらう。
悟「呪霊がいるわけでもねぇのに、何で帳下ろすんだ?」
傑「さぁ。夜蛾先生の指示だ、従った方がいいだろう」
そう話しながら、2人は例の水晶があるという御堂へ向かう。
辿り着くまでは、凄惨な現場だった。
建物は全て崩壊し、足の踏み場もないくらいだった。
そしてまだ事件から日が経っていないため、赤黒い染みも見える。
傑「あれか」
御堂に着くと、虹色に輝く水晶があった。
悟「ホントに中にガキがいるぜ?」
傑「・・・この子が封印されてる少女・・・」
夏油が試しに触れてみようとする。
すると
バチィッ
傑「!?」
手が弾かれる。
悟「・・・呪力だ」
今まで感じていなかったが、夏油が手を触れようとしたとき一瞬だけ夏油の呪力を吸い込んだ。
品定めするかのように。
そして正解の呪力ではないというように弾かれているのが見えた。
夏油「悟はどうだ?」
悟「あ?俺も無理じゃ・・・・!?」
無理じゃないかと言おうとしながら水晶に触れた瞬間
キィィイイイ
悟「!!?」
五条が触れた所から光が網目のように伸び、水晶にヒビが入っていく。
傑「まさか・・・」
五条はそのまま水晶に触れ続ける。
ヒビが水晶全体に及んだ時
パリィンッ!!
水晶が割れた。
と同時に
悟・傑「!!!!」
ぶわぁあっととんでもない量の呪力を感じ鳥肌を立てた。
悟「なん、だこれ?」
水晶だった欠片は、青、赤、薄水色の光になり名前の眼の中に入っていった。
傑「悟、呪霊が寄ってきた。」
悟「チッめんどくせぇ。こいつの呪力に寄ってきてんのか?」
2人は呪霊をそれぞれの術式で瞬殺する。
『・・・ん』
封印が解け、眠りから覚めたのか名前が目蓋を震わせる。
悟「お?起きるか?」
名前の頬をぺちぺち叩く五条に、夏油は「やめろ」と制止する。