第30話 爆弾騒ぎ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
数十分後、真島建設の事務所で待っていると、賽の河原奥の部屋に桐生たちが向かっているとの連絡を受け、真島と名前も向かった。
奥の部屋には花屋、伊達、桐生、そして堂島大吾がいた。
4人は神室町のモニタールームだったこの場所のシステムさえ動かせれば、爆弾の場所はわかるが、と
『(また知らない人・・・東城会関係かな)』
真「揃って不景気なツラしとって・・・」
真島の声と足音に反応し、振り向く4人。
桐「真島の兄さん、名前も・・・」
真「絶体絶命のピンチって感じやな?」
楽しそうに桐生に近づく真島とは対象的に、名前は静かに後ろをついていく。
大「お前は?」
大吾に声をかけられ、大吾を見る。
『苗字名前。お弁当屋の店員です。あなたは?』
大「弁当屋・・・?」
大吾は弁当屋である名前がなぜ真島と一緒にいるのか疑問に思っていたが、まずは自己紹介をすることにした。
大「堂島大吾だ」
『堂島・・・もしかして、堂島宗兵の・・・?』
昔少し関わりがあることを話すと大吾は驚いていたようだった。
真島は話している大吾と名前をちらっと見ると、道を塞いでいた桐生と伊達に退くよう伝えた。
そして花屋が座っていたテーブルの前に着くと、
真「おりゃぁあ!」
ドンッ
テーブルに頭突きを与える。
急な頭突きに、周りの人は引く。名前もその一員だ。
真「ありゃ?」
『?』
困惑したように首を傾げる真島を、名前も不思議に思う。
そして声をかけようとした所、もう一度頭突きをする。
桐「どうしたんだ・・・?」
勇気を振り絞って桐生が話しかけた。
真島は、ここのシステムを起動させるために頭突きしていると話す。
『え、頭突きじゃないとダメなの?』
名前の声も聞こえなくなるほど真剣に、何度もテーブルに頭突きを食らわせ、終いには拳を振り上げている。
花屋「止めたほうがいいんじゃねぇのか?」
大「あ、あぁ・・・」
花屋の一言に、桐生と大吾が動き、真島の身体を押さえる。
真「動けや、このボケェ!!」
最後に怒りの頭突きを食らわせる真島。
すると
ガコンッ
『え』
テーブルを中心とした半径2メートルのほどの床が下にズレた。
そしてゆっくり降下を始める。
真「オーッ!来たでぇ!!」
『わっ』
真「気ぃつけや」
揺れでフラついた名前を支える真島。
先ほどのクレイジーさは無く、落ち着いて名前に話しかけており、真島の情緒はどうなっているんだと思った。
下に降りると、そこはモニターがたくさんある部屋だった。
一番大きな画面には“HANAYA CAMERA SYSTEM”という文字が出ていた。
真「こんなこともあろうかと、俺がメンテナンスしとったんや」
花屋「ほーう・・・大したもんだ」
本当はこのシステムを使ってボロ儲けするつもりだったと話す真島。
しかし、そのおかげで爆弾の場所がわかる。桐生は安堵したように真島にお礼を述べていた。
桐「後は任せたぞ」
『桐生さんは?』
桐「決着をつけなきゃならねぇ奴がいる」
そう言うと桐生は大吾の肩を叩き、セキュリティルームを出ていく。
桐生が部屋から出ると、花屋は名前に声をかける。
花屋「で、嬢ちゃんは何しに来た?ただの付き添いってわけじゃねぇんだろ?」
『はい、何か手伝わせてほしくて』
真「危険やっちゅーのに聞かんのや」
花屋は少し考え、パソコンの技術があることを思い出した。
花屋「なら、爆弾処理の手伝いだな」
真「爆弾解除させに行かせるっちゅうんか!?」
爆弾処理の手伝いと聞いて、一番危険なことをさせるのかと真島は声を張り上げる。大吾もそんなことはさせられないと言っていた。
花屋「落ち着け。爆弾には設計図や解除手順がある。
それが敵のネットワークの中にあるなら見つけてほしい。」
花屋はテーブルの引き出しからもう一つパソコンを出す。
真「なんや、パソコンできるんか?」
『あれ、言ってなかったっけ?前世で情報屋もしてたって』
「・・・・・・」
静まり返るモニタールーム。
『・・・・・あ』
その理由に気づいた名前は口元に手をやり、やってしまったことを悟った。
花屋「・・・聞かなかったことにしたほうがいいか?」
『・・・今度話します』
名前はそう言うとパソコンを起動させた。