第27話 真島組解散?
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翌日
約束通り、10時に神室町の西公園に行く。
すでに遠目から大きな建物や重機が見えており、本当に建設業を始めたのだと思った。
西公園前に真島がいる。
『相変わらずわかりやすいんだね』
いつも通りの素肌ジャケットに、黄色いヘルメットを被っている真島。
『おはよう、吾朗ちゃん』
真「お、おはようさん。来てくれておおきにやで。
まだ建設業を展開するのを躊躇しとる奴らがおってのう。喝を入れてほしいんや」
『え、喝!?いやいや、聞いてないよ』
元極道に喝を入れるなんてそんな恐れ多いことできるはずがない。手を横にブンブン振りながら言うも、とりあえず真島建設の事務所に行くと言われ、一緒に向かった。
『あ、皆さんいる』
西「名前ちゃん!!元気になったんだね、良かった」
西田を始め、見知った顔がたくさんあり、名前を見つけると駆け寄ってきた。
真「コォラお前ら!名前は今日遊びに来たわけやない!
はよ整列や!!」
真島はいきなり怒声を上げると組員、いや社員たちを集め、台の上に乗った。
真「諸君!おはよう!」
拡声器を使ってハキハキと挨拶をする真島。
しかし社員は全員合わせても真島の地声にすら勝てないほどの声量で挨拶をする。
案の定、声が小さいと怒鳴られる。
真「挨拶ができへん人間は、建設もできへんで!
ほれ、やり直し!
あ、サンハイ」
社員「おはようございます!!」
『・・・・』
真島と社員のやり取りを若干冷めた目で見る名前。
真島はやればできるやないかと褒め、次の瞬間には「なら始めからやらんかい!」と怒鳴っていた。
そんな真島に西田は声をかけた。
西「本当に俺達・・・真島建設なんて会社やっていくんすか?」
西田のその声に眉間のシワを深める真島。
しかし西田は続ける。神室町ヒルズを建設するなんて、ノウハウのない自分たちでは無理だと。
真「アホか!」
真島は勢いよく朝礼台から降り、西田の顎を掴む。
『え、吾朗ちゃん?』
真「ノウハウがない?何弱気なこと言うとるんや!」
そして西田を突き飛ばすと、怒号を飛ばす。そんなんでヒルズ建設の作業員が務まるわけ無いと。
西「いや、だから務まらないんじゃないかって話なんですけど・・・」
真「この程度の仕事・・・
ネットで調べてとっとと建設や!」
『えー・・・』
自分の仕事ぶりを見せたいと言っていた真島だが、今のところドン引きである。
真「今日からワシらの新しい人生が始まるんや!
極道ではなく、カタギとして・・・不眠不休で働けや!」
ポカン・・・とする真島建設の面々と名前。
真「文句を言う奴は・・・給料抜きや!
いや・・・・ぶち殺したるで!」
楽しそうに叫ぶ真島。
社員は一瞬でブラック企業だと悟った。
真「今日は特別に、弛んだお前らに喝を入れてもらお思ての。名前にも来てもらったんや!」
朝礼台に上がるよう言われる名前。
足取り重く朝礼台に乗る。
『えっと・・・おはようございます』
社員「おはようございます!!!!!」
今日一声が出ていてビクッと肩を震わす。
『みなさん、初めてのことばかりで大変だと思いますけど、頑張ってください。
たまに差し入れでお弁当持ってきますね』
うおぉおおお!
頑張ります!!
やる気出てきたぁあ!
恥ずかしそうにしながらもニコッと笑って話すと、盛り上がる社員たちだった。
朝礼が終わると、早速作業に取り掛かる社員たち。
今はインターネットで建築の仕方を調べていた。
『大丈夫なの?本当に』
真「大丈夫や!」
『心配で頻繁に顔出しちゃいそう』
真島はその言葉をポジティブに捉え、また士気が上がるわ!と言っていた。
これから真島建設の伝説が始まる。