第27話 真島組解散?
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翌日
『おはようございます・・・』
お弁当屋に顔を出した名前。なんとなく気まずくてそーっと花枝のいる厨房に顔を出した。
花「おはよう!やっぱり名前ちゃんが出勤すると安心するわね」
『そ、そうですかね』
早速手伝いや開店準備をし、開店に備えた。
開店時間になり、シャッターを開ける。
「あ、名前ちゃん!元気になった?」
『おかげさまで。心配かけてすみません』
一番前に並んでいたのは真島組の組員だった。シャッターを開けるとすぐに声をかけてくれた。
後ろにいる客も、常連で名前を久しぶりに見かけたのが嬉しかったのか、列から顔を出して名前の様子を見ていた。
花「みんな名前ちゃんを待ってたのよ、私一人だと物足りなくなったみたい。みんな現金ね」
『ふふっ、ありがたいですね』
そこまで言って、あれ?と気づく。
真島組は解散の準備で忙しいのではないかと。
花「え!?真島組解散!??聞いてないわよ」
組員「ええ。でももう大丈夫っす!
明日から“真島建設”としてやっていくらしいんで」
花「真島建設?」
『あ、出た。ていうか、お客さんを捌いてから話しましょ!』
花「そ、そうね!」
急いで客に注文を聞いて会計をしていく。
朝一のラッシュが終わると、先ほどの組員が残ってくれていたため、話の続きをしてくれた。
組員「そういや、親父が明日名前ちゃんにも真島建設に顔出して欲しいって言ってましたね」
『え?何で?』
組員「カタギだからいくらでも会えるから、自分の仕事っぷりを見てほしいって」
『何それ』
笑いながら言う名前に、組員は真島の機嫌が良くなるから一回来てほしいと話す。
『お客さんが少ない時間ならいいですよ、ね、花枝さん』
花「え、別にいつでも良いけど」
『え?』
花「なんなら朝一で真島さんと“真島建設”?に出勤してもいいわよ」
忙しくてピリピリしているのかもしれないと思ったのだろうか、花枝が真島を労っているようで明日はゆっくり出勤してきていいと話す。
花「その代わり!」
組員「な、なんすか?」
圧をかけて話しかける花枝を見て、顔を赤くしながらたじろいで返事をする。
花「これからも真島建設さんはうちのお弁当屋をご贔屓にしてくれる?」
そんなことか、とホッとして「当たり前っす!」と元気に返事して走り去っていった。
『すみません、花枝さん』
花「いいのよ。真島組には感謝してるからさ」
その後も常連の客には久しぶりだと声をかけられていた。
夜、仕事が終わり帰宅した後真島に電話を入れる名前。顔を出してほしいとは言われたものの、どうしたらいいかわからず連絡したのだ。
『もしもし、吾朗ちゃん?』
真《おう、吾朗ちゃんや》
『今日お店に来た組員さんに聞いたんだけど、吾朗ちゃんが明日真島建設に顔を出して欲しいって言ってたって』
そう話すと、嬉しそうに「来てくれるらしいな」と言っていた。名前が行くことは組員に聞いたらしい。
しかし、詳細を何も知らされておらずどうしたらいいかわからないと言うと、神室町の西公園に来てくれたら良いと教えてくれた。
『じゃあ10時くらいに行くね』
真《オッケーや。待っとるで》
そう言って電話を切る。
なんだかんだワクワクしていた。
極道の時には、巻き込めないからと仕事の話はもちろんしなかったし組に行くなどもっての外だった。
真島の仕事の様子を見られると思い、嬉しく思っていたのだ。