第26話 大阪の思い出
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真「買うてきたで!」
真島は名前にオートロックを開けてもらい、息をきらしながら帰ってきた。
何でそんなに急いでるの、と名前に笑われたがそんなことは関係ない。
この場にいてくれたことで安心した。
真「相変わらずうどんが好きなんやな」
『うん』
幼少期、別れの日に食べたご飯もうどんだった。
そして、真島はカレー。
その時のように半分こにしながら食べた。
『お腹いっぱい』
真「なら良かったわ。
そういや、風呂はどないすんねん」
『あー・・・・濡れたタオルで拭くくらいしたいな。頭も片手で洗えるかな?』
流石にもう大人同士だ。一緒に入るわけにはいかない。
何かあったらすぐに呼ぶよう伝え、風呂場の前で待機することにした。
なんとか身体を拭き終わり風呂場から出る。
真「大丈夫やったか?」
『うん、なんとか。別に傷開いたりもしてないよ』
真「さよか」
真島は自分も入浴してくると言って浴室に入っていった。
名前が心配だったのか、すぐに風呂場から出てくる。
『はやいね。ゆっくりで良かったのに』
真「病院を抜け出した前科のあるヤツ何回も1人にさせられんやろ」
『ふふっ、その節は迷惑をかけました』
笑顔が増えてきた名前に安心し、少しずつこれからのことも話し始めた。
真「帰ったらちゃんと病院行って謝るんやで」
『・・・うん』
真「ま、様子見てから帰るから安心せぇ」
話していると、眠そうに目を擦る名前が目に入った。
真「隣におるから布団に入り」
『・・・でも』
怖い夢を見るのではないかと不安そうにする名前。
今回の件があってから、精神年齢が下がったように思うが、仕方がないと思い関わっていた。
真「寝るまで一緒におるわ」
『手は?・・・・ダメ?』
名前は布団に潜り込むと、真島に向けて痛まない方の手を伸ばす。
手を繋いでほしいということなのだろう。
真「正直に言ったらええ。できることは叶えたる」
『手、繋いでてほしい。』
名前がそう言うと真島は微笑み、両手で名前の手を包みこんだ。
『ありがとう』
名前は真島の手をキュッと握り、目を閉じた。
数分後、定期的な寝息が聞こえ名前が寝たことがうかがえた。
名前が寝たことで手の力が抜け、手を繋ぐ必要性もなくなったが、しばらく手を繋ぎ続けていた。
そして満足するとゆっくりと手を離し、自分も寝ようと隣のベッドに入った。