第36話 真島と冴島
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冴「・・・何考えとったんや」
『・・・え?』
城戸に教わった方法でミレニアムタワーに向かおうとしていると、冴島が名前に話しかけた。
冴「俺が城戸ちゃんと話してた時や。何か思い詰めた顔しとったやないか」
不器用そうなのによく見てる、と思いフッと笑うと
『格好いい極道だなって思っただけです。』
冴「・・・さよか」
冴島も薄く笑みを浮かべると、それからは無言でミレニアムタワーに向かった。
ミレニアムタワーに着くと、入口から中に入る。
すると
『え・・・』
昨日アジトに来た南と、真島組の組員がいた。
しかも組員は100人くらいいる。
南「ホンマに来たんやなぁ!冴島さんよ!!」
『えー・・・こんなお出迎えがあるなら、私が普通に吾朗ちゃんに連絡すれば良かったね』
冴「せやな」
小声で話をしていると、冴島を囲んでいる組員の1人が名前に気づいた。
組員「あれ、名前ちゃんじゃないすか?」
『げ』
変装していてもさすがにこの人数がいれば気づく人もいるだろうとは思ったが、こんなに早くバレるとは。
組員「何でそいつと一緒にいるんや?」
『あー、色々ありまして。私のことはとりあえず気にしない方向でお願いします』
手をブンブン振りながら、自分は今関係ないアピールをして端に寄る。
組員たちも名前に手は出せないので、気に掛けつつも冴島に向き直った。
南「親父の話じゃ、アンタが本物の冴島さんなら、俺らをぶっ倒せるらしい」
冴「ふっ・・・そうか、テストってわけやな」
冴島は、真島がどれほどの組を作ったのか確かめたかったと話し、真島組と対峙する。
南「おい、お前ら!ウチの親父が認めた男や!遠慮はいらん!殺すつもりでやったれや!」
冴島に複数の組員が襲いかかる。
冴島は大きな身体で攻撃を受け流し、拳を入れていく。
『強っ・・・・』
闘技場で一度闘っている姿を見たが、1対1だった。しかし今は多対1、それでも余裕の様子で組員たちを薙ぎ倒していた。
10分足らずで決着はついた。
真島組員、南、全員倒れたり膝をついたりしている。
冴「さすが兄弟や。部下にええ教育しとるみたいやな」
冴島も息を切らしながら話している。
楽勝、というわけではなかったようだ。
南「・・・まだ、俺は終わってへんで・・・!」
南がググ・・・と身体を起き上がらせようとすると、エレベーターが到着する音が聞こえる。
全員そちらに注目すると、そこにいたのは真島だった。
ゆっくり歩いて冴島の眼の前まで来る。
真「待たせたな、兄弟」
冴島と真島が再会する。