第36話 真島と冴島
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花屋は奥から眼鏡やサングラス、帽子、マフラーなど様々な種類の変装や顔を隠す道具を持ってきた。
名前は、帽子と眼鏡、マフラーを選んで付けた。
『これで良いかな』
花屋「まぁ、顔はだいぶ隠れてるから良いんじゃねぇか?」
冴島と名前は、賽の河原を出て真島を探すことにした。
『真島組に直接行くのは?』
冴「組の奴らに迷惑はかけられん。名前に連絡してもらうのもアレやし」
街には警察もいるため、なるべくフラフラしたくはない。
しかし冴島が用があるのは真島のみ。下手に組に行って騒動を起こしたくはなかった。
そのため、一度冴島が賽の河原に行く前に寄ったアジトへ行って作戦を考えようという話になった。
冴「どこも警察だらけやな」
『脱獄囚がいますからね』
路地裏やビルの屋上などを通りながらアジトへ向かう。
とある建物の地下、そこにアジトはあった。
冴「ここや」
冴島はアジトの扉を開ける。
すると、そこには蹲って唸っている花屋の部下らしき男たちがいた。
冴「!」
そして奥のテーブルには、赤いズボンを履いた上裸、刺青やピアスが目立つ男が座っていた。
『・・・?(見たことあるような、ないような・・・)』
冴島は倒れている男を抱き起こし、事情を聞く。
「すいません、冴島の旦那・・・
この男が勝手に入ってきて・・・」
男の視線の先には、赤ズボンの男。
赤ズボンの男が、花屋の部下たちを倒したようだ。
冴「誰や、お前?」
南「真島組の南っちゅうもんや」
『(真島組・・・)』
だから見覚えがあったのかと思っていた。
しかし、名前とはあまり関わりがないため、変装していれば全く気づかれることはないだろう。
南「アンタが冴島さんか」
冴「真島組やと?何しに来たんや?」
冴島は相手が真島組だとわかると、詰め寄って問う。
しかし、南は喧嘩をしに来たわけではないと言う。冴島を訪ねてこのアジトへ来たら、花屋の部下たちが襲いかかってきたから迎え討ったらしい。
冴「用件を言え」
南「ウチの親父がアンタに一度会いたいそうや。
・・・なんや、昔兄弟分だったらしいやない」
真島は明日の夜、事務所に来るよう言っていたようだ。
それだけ伝えると、南はアジトから出ていこうとする。
冴「おい、お前」
南が立ち止まり、冴島の方を向く。
冴「真島に言うとけ。中途半端な“答え”用意しとったら・・・そん時ゃ容赦なくテメェのタマ殺るってなぁ」
そう真島に伝言するよう伝えた。
南は了承しアジトを去っていった。
チラッと部屋の奥にいる名前に目を向けるが、名前だとは気づかなかったようでそのまま出ていった。