第35話 冴島大河
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『27歳、かぁ』
時は流れ2010年。名前は今年で27歳を迎えていた。
27歳は、前世で名前が松崎に殺された年齢だ。
『今年も、無事に生きられますように』
ーーーー
昨年、真島は東城会に戻った。
そして2010年3月には、組長を亡くした風間組を吸収し事務所をミレニアムタワーに移していた。
弁当屋“晴れ屋”はいつも通り営業中。
花「最近真島さんたち見ないわね」
『ああ、東城会に戻るーとか、事務所移転したーとかで忙しいみたいですよ』
風間組を吸収したとなれば、真島が教育しなければならない人数が増える。
今までのように街をフラフラ歩き回る時間は減っているのだろう。
花枝はなんか寂しいと言いながらお弁当を作り続けていた。
ーーー
数日後
『お疲れ様でしたー』
花「お疲れ様。気をつけてね」
仕事を終え、薬局に用があるからと言って花枝と別れた後神室町をフラフラ歩く名前。
ふと、電光掲示板を見ると緊急速報が流れていた。
《死刑囚の冴島大河が脱獄したとの情報が入りました。冴島は25年前18人を殺害した罪で収監されており・・・・》
『・・・・・』
18人か・・・・とボーっと電光掲示板を見ていると、
真「おん?名前やないか。どないした、こんな時間に」
偶然真島が通り、声をかけられた。
真島は気分転換にバッティングセンターに行った帰り道だと話す。
『あれ見てた』
真「・・・・は!??」
名前が電光掲示板の方を指差し、真島もその指の先を見ると驚愕の表情を浮かべていた。
『吾朗ちゃん?』
真「・・・・・・・」
真島は食い入るようにその報道を見ている。
『吾朗ちゃん!』
真「んぁ?ああ、夜の神室町も危険やから早う帰りぃ」
名前が腕を左右に引っ張りながら声をかけるとハッとして名前の方を向き、頭を撫でながら早く帰るよう促して歩き出した。
『何だろう・・・あの人の知り合いとか?』
いつもと異なる真島の様子に首を傾げるが、何なのかわからないためあまり深く考えずに帰ることにした。