第34話 銃
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壺井「ふっ、来たか。おら、持ち場につけ」
「は、はい!」
返事をすると去っていく男。
他の組員に持ち場につくことを伝えに行ったのだろう。
少しするとゾロゾロと人質たちのいる部屋にも壺井組の組員が入ってくる。
壺井「イライラは真島組の奴らに解消してもらうか」
壺井は懐から拳銃を出す。
周りの組員を見ると数名、銃を持っている人がいた。
花枝「・・・銃・・・」
花枝は初めて見た拳銃に怯えている。
『花枝さん、私の後ろにいてください』
花枝を庇うように話す名前。それを聞いていた千葉は自分が一番前に出て盾になると言う。
しかし、ナマエはそれを制しバレないように千葉にメッセージを送った。
真「壺井はどこやぁあ!!」
階下から真島の声がする。下の階の人を倒してきたのか、組員に任せたかはわからないが、確実にこちらに近づいてきている。
そして
バンッ!!
真「・・・・・見つけたでぇ、壺井」
真島が部屋に入ってきた。
手にはドス。そして背中に彫った般若のような形相で壺井らを見ていた。
後ろからは真島組の組員たちが現れた。
壺井「全面戦争と行こうじゃないか」
真「人質取っといて偉そうに言うなや。下の奴らもウチのモンが叩きのめしてるトコや」
壺井「ククッ
おらぁあ!真島組ぶっ潰せやぁあ!」
壺井が組員に指示を出すと、組員たちは雄叫びを上げて真島組に向かっていく。
真「負けたら許さへんでぇえ!!」
真島の掛け声に、真島組組員も走り出した。
『(吾朗ちゃん・・・負けないで)』
人質になってしまい身動きが取れない名前は今、祈ることしか出来ない。
千葉「・・・・」
千葉は名前の後ろで壺井の様子を見ている。
お互いに殴り合い、刃物で応戦しあっている。
壺井は今のところ状況を見て指示を出していた。
まだ銃を持っている人たちは動かない。
きっと人が多くて流れ弾が仲間に当たることを危惧しているのだろう。
しかし、そんなことを考えているのはバレバレだったようで、真島組組員たちは銃を持っている敵を狙っていく。銃を撃たれる前に手から弾き飛ばす。
今では銃を持っている壺井組組員はおらず、素手で闘っていた。
『・・・・・』
名前の目の前に一丁の銃が転がってくる。
誰にも見られていないようだ、体を動かし銃を隠すように座った。
『(いざとなったら・・・)』
壺井は銃を真島に向けている。
立っている壺井組の組員が減り、真島組組員に狙いを定めやすくなったようだ。
壺井「く、ちょこまかと動きやがって」
しかし、真島も簡単に撃たれないよう動き回りながら残りの組員を倒していた。
真「面倒やのう」
壺井の拳銃がいつ撃たれるか気にするのが面倒に思ったのか、真島は突然壺井に向き直る。
壺井「何だ?真っ向勝負か?」
真「お前ら避けとき
行くでぇぇえ!」
組員たちに端に寄るよう声をかけ、真島はドスを持って壺井に向かって走り出す。
壺井「死ねやぁあ!!」
パンッ!
パァン!!
と壺井の拳銃から弾が弾き出される。
真島は銃弾が見えているかのように左右に避けながら距離を詰めた。
壺井「く、来るなぁあ!」
パンッ!
ギィン!
壺井が必死に真島に向け発砲するが、真島は一瞬でしゃがみ込み当たらなかった。
そしてドスを逆手に持つと勢い良く振り上げて壺井の拳銃に当て弾き飛ばす。
壺井「ぐっ!」
壺井の手から拳銃がなくなると、真島は壺井に詰め寄り拳を入れていく。
壺井は近接戦闘はからっきしのようで反撃する間もなく真島に攻撃されていく。