変態三銃士~パンティ教授~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
八「まずは、具体的な被害状況について教えてくれますか?」
月乃は、ベランダに干していた同じデザインのパンティのみが無くなっていると話す。
『犯人の姿は見ました?』
月「えっと、犯人というか・・・ドローンがパンティを持ち去る姿は見ました」
時代の変化に順応する変態だと思う名前だった。
月乃は警察に被害届を出したが、ドローンが素早くて今まで捕まっていないのだと話す。
どうやって捕まえるかという話しになったとき、八神は思い付いたように発言した。
八「おびき出してみましょうか。パンティを使って」
陽「なるほど。ってことは・・・
パンティ教授の好みを知る必要がありますね」
『じゃあ私が月乃さんの盗まれた下着聞いて買っておくから、男性2人は席を外しといてください』
陽「いや!そういうわけには行きません!一刻もはやく解決するためにこの場で聞きます!」
八「まぁ、俺も名前ちゃんが一緒に行けないとき女性に聞くこともあるからな。
では月乃さん、あなたが普段履いているパンティの趣味を教えていただけますか?」
『ちょ、陽介くん?八神さん?』
名前の話を聞かず陽介と八神は話を進めていく。
陽「月乃。八神さんたちに教えてあげるんだ。
白なのか?黒なのか?ハイレグなのか?」
八「できれば詳細にお願いします」
『(この人たちが変態じゃないの?)』
顔を赤らめる月乃に名前は申し訳なさを感じる。
『もう私のじゃダメ?月乃さん可哀想だよ』
陽「え!まさか名前さんのパンティも盗られたんですか!?どんな柄なんですか!?
月乃と名前さんのパンティ両方使えば良くないですか!?」
暴走する陽介を止めようと月乃は小さい声で話す。
月「私のパンティの柄は・・・」
『言わなくていいですよ!』
月「大丈夫です・・・
れ、レースのパンティです。色は赤か黒で。あと、リボンも好きなので・・・
うう・・・」
恥ずかしさから泣きそうになる月乃。
陽「ということは、名前さんも同じようなパンティなんですか?」
八「そうなのか?」
『(文也くん呼べば良かった・・・こいつら叩きのめしてほしい)』
杉浦を呼ばなかったことを後悔し、後で八神だけでもシバいてもらおうと思った名前だった。
もう面倒になった名前はすぐに解決できればそれで良いと自棄になる。
『私が盗られたのはピンクのリボンが真ん中に付いてる黒いやつ。レースもちょっと付いてた』
八「では、パンティ教授好みの下着を事務所の屋上に干しておきましょう。
下着にGPS発信機を仕込んでおくつもりです」
陽「では、八神さん。よろしくお願いします。
パンティ教授を絶対に捕まえてください」
八神と名前は、早乙女兄妹と分かれ、下着を買うべくお店に向かった。
名前はいつも自分が買っている店へ、八神は月乃の履いていた柄の下着を手に入れるべく“ル・マルシェ”へ向かう。
『(この隙に文也くんに連絡しとこ。時間があったら八神探偵事務所に来て・・・と。メッセージ送信オッケー)』
するとすぐに既読がつき、OKのスタンプで帰って来た。
名前はすぐに下着を買い、八神が買いに行っている店に向かった。
ル・マルシェに入ると、八神は会計を済ませたところだった。八神は名前が入ってきたことに気づいていない。
店主「お客様、ギフト包装は致しますか?」
八「いえ。すぐに使うので、結構です。」
『(完全に変態だ)』
店主「お客様、変わった趣味をお持ちなのですね」
八「え!ち、違いますよ。俺が履くんじゃないんです!
(クソ。変態だと思われてしまった)」
『月乃さんに恥ずかしい思いをさせた罰だよきっと。』
八「名前ちゃん!?いたなら助けてくれても良かっただろ?」
名前はプイッと横を向き、事務所に向かって歩きだした。
事務所に着くと、海藤は外に出ていて留守だった。
『じゃあ、八神さん。下着にGPS付けといてくれる?私は屋上の準備しとくよ』
八神にGPSを付けるのを任せ、屋上へ向かう階段に置いてある段ボールなどをどかす。
屋上で待っていると八神がやってくる。
八「こんなもんでいいか」
『いかにも罠です、って感じだけど・・・』
洗濯ハンガーに2枚のパンティを干し、隣のビルから様子を見ることにした。
しばらく隣のビルからパンティをじっと見つめる八神。
そんな八神をジト目で見つめる名前。
八「お、あれは・・・」
なんと、ドローンが本当に現れ、パンティを2枚とも持ち去っていった。
『GPSどう?』
八「・・・バッティングセンターに行ったみたいだ。行ってみよう」