第34話 女子高生を助けろ!
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『おはようございまーす』
翌日名前が九十九課に出勤すると、すでに八神以外全員揃っていた。
八神は楠本玲子に会うために病院に行っている。
杉「おはよう、変わりない?」
『うん、平気』
ちなみに、爆発に巻き込まれたことはすでに周知済みだ。
『八方塞がりだね』
海「まぁ、聞き込みするしかないんじゃねぇか?」
残されたメンバーは聞き込みに行くことにした。
桑名に馴染みのありそうな地元の人や飲み屋、ホームレスなど様々な人に聞くが、新しい情報は何も得られなかった。
そこへ、海藤に八神からメッセージが届く。
打ち合わせが終わったから一度九十九課に戻ると。
『私たちも一回戻ろっか』
杉「そうだね」
ーーー
九十九課に帰ると、八神と九十九が話をしていた。
海「よぉ、来たなター坊。こっちは桑名の居所を街で聞きこんできたとこだ」
杉「収穫は聞かないで」
眉を下げながら話す杉浦に、八神は何も言わなかった。
『街はRKがいっぱいだから、桑名さんが捕まったとかあれば何かしら動きはあると思うけど・・・』
とりあえず立ち話もなんだから、と全員ソファに座って話をすることにした。
八神は昨夜桑名から受け取ったペンダントを見せ、九十九に調べてもらうようお願いした。
ただのペンダントではないと踏んで。
杉「詳しくわかるまで、江原には渡さないってこと?」
八「そのぐらい別にいいだろ?
俺たちは昨日、そのせいで爆死するとこだったんだし。
早くケリをつけないと桑名は公安に消される。
俺は・・・あいつをそんな風に死なせたくない」
八神は、桑名のことを裁判で明るみに出すため、江原控訴に向けてさおりのサポートをすると話す。
九「真実を追うというただそれだけのことが、かくも大変なのかと思わずにいられませんね」
杉「そうだね、でも真実を暴かなきゃ助けられない誰かがいるし、浮かばれない誰かもいる。
そんなの、黙ってみてらんないよね」
真剣な顔で話す九十九と杉浦。
『やっぱり2人は探偵に向いてるよ』
海「悪くねぇ仕事だろ?探偵ってのは」
八「フッ」
八神探偵事務所の3人は、笑みを浮かべながら2人を見た。
八「みんなは引き続き異人町で桑名を探してくれるか?
俺は江原の件をさおりさんと打ち合わせてくる。」
八神探偵事務所と横浜九十九課はそれぞれ自分にできることを進めていくことにした。
聞き込みに行ったメンバーは、今回も収穫なし。
何か情報でもないかと横浜流氓のアジトへ行ってみることにした。
アジトに着くと、鉄爪が出迎えてくれた。
『こんにちはー』
鉄「おう、昨日ぶりだな。どうした?」
杉「桑名さんの居場所を聞くついでに、ここで作戦会議でもしようかと思って」
鉄爪は嫌そうな顔をするが「喧嘩はしねえんだよな?」と確認し、喧嘩はしないと答えると納得したようだった。
鉄爪に桑名はここに戻ってきているか聞くも、戻っていないと返答があり、海藤、名前、杉浦は大きなため息をつく。
『そういえば、東は何か情報手に入れたかな?』
海「ここに呼んでみるか」
海藤が東に電話をするとすぐに来られるということだった。
今東と星野が一緒に行動しており、丁度横浜で江原の奥さんに話を聞きに行っていたと放していた。
『東と星野くんが一緒に?大丈夫だったかな?』
口喧嘩ばっかりしてそう、と言うと杉浦は同意してくれた。
杉「じゃあ九十九くんも呼ぶね」
『よろしく』
しばらくして呼んだメンバーが到着する。
『あ、東と星野くん!一緒に行動してたんだって?大丈夫だった?喧嘩とかしてない?』
笑いながら聞くと星野は名前に走り寄ってすがるように話す。
星「聞いてくださいよ名前さん!東さんが僕に役立たずって言うんですよ!」
東「あ?ホントのことじゃねえか」
『・・・・ちゃんと江原の奥さんと話せたの?』
そこはご心配無く!まぁ、良い情報はもらえませんでしたけど・・・と胸を張ったかと思えば落胆の表情になる星野。
名前はやはり年上だとは思えない、と呟いた。
海「そろそろター坊に電話してみるか。さすがに面会終わってんだろ」
海藤は八神に電話し、みんな集まっているから横浜流氓のアジトへ来てほしいと話した。
八神は丁度異人町に戻ってきたようですぐに横浜流氓のアジトに来た。