第33話 しきのま、船上での戦い
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“しきのま”の中は、すでに襲撃があったようで倒れている人とバットを持った人がいた。
バットで殴られそうになっている人の中には見知った顔もある。
八「あれ?なんだよ、コースケ君か?」
以前ぼったくり店と繋がって女性を騙していたコースケがいたのだ。
その時もこの“しきのま”にコースケが行っていたようだ。
「てめぇ、松金組の海藤か?」
『あれ、有名だね』
八神がバットを持った男に相馬は来ているのか聞く。
しかし男は答えず、ぞろぞろとやってきた仲間と共に八神たちを包囲した。
八「敵は大勢、相馬はいない。
これじゃなんのためにわざわざ来たかわかんねぇな」
わざとらしく落胆した表情で話す八神。
コースケがお願いだから助けて!と言っているのを一瞥すると、海藤はコースケを助けに来たってことにしとこうや、と言った。
東「知り合いっスか?ならよかったじゃないですか。あいつ頭かち割られるところでしたよ」
『ふふっ、みんなのその余裕な感じ大好き』
海「大好きだってよ。杉浦呼んどいた方が良かったな」
4人で暢気に話しているとバットを持った男が怒鳴る。
「ゴチャゴチャうるせぇな。
そこの4人もやっちまうぞ・・・それでしまいだ」
八「いいか?来るぞ!」
“しきのま”の狭い空間で戦う4人。
なかなかタフな男たちが相手だったため、八神たちも息を切らしながら勝利した。
『で、コースケくん、話聞かせてくれる?』
コースケは一服し、それを囲うように立つ八神探偵事務所と東。
八「RKの相馬は、本当に今日ここに来てなかったんだな?」
コ「ええ、たぶんいなかったと思います」
八「なるほど、じゃこんだけ苦労してマジで成果なし?」
八神が相馬を探していると知ったコースケは、さっきRKが“相馬は異人町から指示飛ばしてる”と言っていたことを話した。
海「ほぉ、じゃもしかして、ずっと向こうで桑名を探してるってことか?」
『そういえば、横浜流氓に襲撃あったよね。
RKが桑名さんを探しに来たんだ』
もう神室町でやれることはなくなり、明日また異人町に向かうことになった。
ーーー
翌日、九十九課
八神探偵事務所が九十九課に入ると、中には九十九しかいなかった。
八「名前ちゃんから聞いたよ、杉浦はまた聞き込みだって?」
九「はい。ただ、横浜流氓のところから姿を消して以来、桑名さんがどこにいるかまるでつかめないのです」
異人町にいるかすらわからないと言う九十九。
今はなんの情報もない膠着状態だと話す。
八「異人町の様子でも見てくるか。桑名の手がかりがあるかもしれないし」
『私も行く。海藤さんは?』
海「俺ぁここにいるわ。ちょっと腹痛くてな」
『大丈夫?ゆっくりしてなね』
八神と名前は九十九課を出てブラブラ歩いてみることにした。
2人で少し歩くと、八神のスマホが鳴った。
八「もしもし?」
「よぉ、また異人町に戻ってきたみたいだな、八神」
電話は桑名からだった。
八神は名前に身振り手振りで桑名からであると伝えるが、外で電話しているためスピーカーにすることはできず、名前は傍らで待つことにした。
桑「迎えをやるから会いに来いよ」
八「やっぱりまだ異人町にいたんだな。
今名前ちゃんも一緒だけど、俺1人か?」
『?』
八神がチラッと名前を見ると、名前は頭に「?」を浮かべる。
桑「こっちももう1人いるから一緒に来てもいいぜ。その方がフェアだろ?」
八「わかった」
桑名は、八神と名前はRKに顔が割れているから監視を振りほどいて澤先生のマンションの前まで来るように言って電話を切った。
『なんだったの?』
八神は名前に電話の内容を話した。
そして、監視を振りきるには1度横浜流氓に行ってみるのはどうかと提案した。