第2話 浮気調査
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そこへ、八神からコースケを追い詰めたから車を回してほしいと連絡が来る。
海藤は返事をするとすぐに車を出し、八神のいる所へ向かう。
八神と合流すると、弁護士資格を持っているということをチラつかせながらコースケに話を聞こうとしていたところだった。
『八神さんまーたバッジ見せて脅してる』
八「脅しってなぁ・・・こういう奴らにはよく効くからね」
海「ま、仲良くやろうなぁ、コースケ」
にやにやしている海藤は、コースケを拘束し無理矢理車へ詰め込む。
焦ったコースケは恵子に助けを求めようとするが
コ「ねぇ、聞いてくれユウコちゃん、俺なんにもしてないからさ」
『(ユウコちゃん?)』
恵「ユウコって誰?・・・私恵子だよ」
コ「え・・・あれ?」
恵子は遂に騙されていたことを受け入れ、コースケに失望の声を上げた。
八神はコースケに、恵子がぼったくり店に払ったお金をチャラにして欲しいと話すが、コースケは渋る。
聞くとぼったくり店の店長は元東城会の人だという。
八神探偵事務所からすると、それが何だという話だが。
八神がコースケのスマホで店長に電話をかけ、これから向かうから声を覚えておけと話す。
店長との電話で確実にぼったくり店との繋がりがバレたコースケ。
言い逃れなのか、恵子に言い寄ろうとしていたが八神に高速パンチをくらい押し黙った。
源田法律事務所
さおりと星野は痴漢の弁護をするべく裁判所に向かっているらしく、事務所には源田1人だった。
八「じゃあ名前ちゃん、恵子さんのことよろしくね。源田先生も、よろしくお願いします」
『はーい』
源「気をつけてな」
八神と海藤は、これからぼったくり店にカチコミに行くとのこと。
名前と恵子は源田事務所で待たせてもらうことにした。
源「ささ、つっ立ってないで座ったらどうだ」
恵「あ、ありがとうございます」
『じゃあ私お茶淹れてきますね。給湯室借ります』
お茶を3人分用意し、テーブルまで戻る。
八神の仕事ぶりの話、神室町の危険の話などしていると名前に一本の電話が入る。
源田と恵子に声をかけ、事務所奥で通話ボタンを押す。
『もしもし、どうしたの文也くん』
源「・・・名前の彼氏だ」
恵「あぁ、例の・・・」
源田と恵子はこそこそ話をしている。
杉《さっき八神さんに久しぶりに電話したらカチコミに行くからってガチャ切りされてさ。今どういう状況?》
名前は簡単に状況を説明した。
元ヤクザの店長が運営するぼったくり店に行っているということも。
杉《そっちは相変わらずそれ系に強いね。》
『ははっ、八神さんもそれがウリって言ってるからね。
で、なんの用だったの?八神さんが帰ってきたら伝えとくよ』
杉《あー・・・いいや、結構込み入った話だから。時間があるとき電話してってだけ伝えといて》
『わかった。九十九課のことは話した?』
杉浦は、八神に九十九と探偵事務所を立ち上げたことを話したと言う。
『そっか。じゃあ気兼ねなく九十九課のこと八神さんにも話せるね』
あと一言二言話し、またすぐ会うからと電話を切った。
電話を切って源田と恵子の元に戻る。恵子は目を輝かせながら名前を見ていた。その目力に少し引く名前
恵「彼氏さんだったんですね!」
『えっと、はい、そうですけど・・・』
恵「八神さんともお知り合いの方なんですか?」
『まあ、元仕事仲間って感じですね。他にも色々ありましたし』
恵子は「へー・・・」と感嘆の声を上げる。
恵「素敵ですね!私もそんな素敵な男性とお付き合いできるよう頑張ろう」
『恵子さんなら大丈夫ですよ、でももう神室町には近づかない方がいいかもしれないですね。
恵子さんのような素直な方には危ないところですから』
そんな話をしていると八神と海藤が帰ってくる。
無傷で。
恵子は八神たちにお礼を言い事務所を出ていく。
八神たちはそれを見送ると自分たちも帰ると源田に伝え事務所を出た。
3人で伸びをし歩きながら話す。
『そういえば、文也くんから電話来たよ。時間があるときに折り返してほしいって』
八「ああ、これから闘うって時に九十九からも電話があったな。なんだったんだ、あいつら。
じゃあ事務所に帰ったら電話するか。仕事があるみたいなこと言ってたし」
海藤はなんのこっちゃ、という表情をしている。
『文也くん、九十九くんと探偵事務所立ち上げたからそれの話じゃない?』
八「知ってたのか?」
『まぁ恋人同士だから内緒にしとくのは難しいでしょ』
内緒にしててと言われていたことを伝えると若干不満そうな顔で見られた。
ーーー
八神探偵事務所
帰ってくると、八神は杉浦に電話をかける。
名前と海藤はコーヒーを飲みながら聞き耳を立てたり雑談したりして待つ。
海「杉浦が探偵か・・・って、もしかして名前ちゃん引き抜きとかある?」
3年も付き合っていたら結婚の可能性もあるしな・・・と勝手に色々想像している海藤。
『引き抜きかぁ・・・無いだろうね。文也くんが言ってくることも無いだろうし、もしそんな話になっても私は断るかな。
神室町には色んな思い出があるから。文也くんもそれを分かってると思う』
海「・・・そうか」
目を細めながら相槌を打つ。
そこで八神の電話が終わった。
『文也くんなんて?』
八「明日事務所に来てくれって。そこで仕事の話するらしい。何の仕事かは明日のお楽しみだってさ」
海「へっ、あの野郎もったいぶりやがって」
『じゃあ私案内するよ“横浜九十九課”』
海「ふぁあ・・・じゃあ今日はもうアガリか」
あくびをしながら話す海藤。
八神と名前もあくびをもらい、解散することになった。
第2話 終