第18話
夢小説設定
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沖「ハァ・・・ハァ・・・」
息を切らす沖田。
周りには死体が幾重にも重なり転がっていた。
沖「コイツぁちょいとやべーか。斬っても斬っても一向に数が減らねェ」
むしろ増えてきたように見えてくると言う沖田は、疲労で視覚がおかしくなってきたかと目を凝らす。
すると、あることに気づいた。
一度目を見開くと、すぐに不快感の籠もった目で周りの人物たちを見、そして
だらん
沖田は身体の緊張を解いた。
蒼「戦闘態勢を解いたわ!ついに諦めたようね!!今よチャンスだわ!!総員斬りかかりなさい!!」
創界党の首領である蒼達が大声で叫ぶ。
しかし返事はなく、蒼達はどうなっているのだと後ろを振り返った。
銀「スイマセン、メンドくさいから嫌です」
『喋り方が生理的に受け付けないので無理です』
神「隊長ォォ!無事ですかァ!!」
そこにいたのは、名前たちだった。
そして、残っていた数名の創界党のメンバーも遂には倒されてしまった。
土「次はどいつに斬りかかればいいんだ。局中法度に違反したあそこのバカか」
近「始末書じゃすまねーぞ、総悟」
蒼「し、真選組!なんでこんな所に!!何をしてるの!!早くこいつらを排除・・・」
蒼達が仲間たちに発破をかけるが、もう党員たちはすでに真選組の隊士らに倒されており、立っているのは真選組だけとなった。
蒼「ひっ、ひぃぃ!なんで!なんでこんなことに!!」
沖「ホント、なんでこんなことになっちまったんだ・・・」
逃げようとした蒼達の前に現れたのは、沖田だった。
沖「チクったの誰だァァァ!!」
ドゴォォ!!
真選組の隊士たちには内密に進めてきたはずなのになぜバレたんだと、怒りを蒼達にぶつける沖田だった。
『はい、じゃあ皆さんで確保お願いしまーす』
「はい!!」
こうして六角事件は本当に終わりを迎えた。
ーーーーーーーーーー
『ふふっ、反省文、始末書、その他諸々の書類だけで終わって良かったね。はいお茶』
翌日、沖田と神山には処罰が下された。
沖田たちの目の前には書類の山がいくつもできている。
それを全て片付けるまでそれ以外の仕事や稽古ができないというものだった。
書類仕事があまり好きではない沖田には地獄だろう。
名前が様子を見にお茶を持っていくと、あまり進んでいないようだった。
神「そういや、隊長あれからあの六角屋の娘に会いましたか?」
沖「いや、会ってねーな」
神「ええ!!じゃあまだ隊長が仇って誤解してるんじゃないスか!また命狙われるかも!!」
沖「田舎の親類にひきとられたって聞いたぜ。もう会うこともあるめェ」
神「幸せに暮らしてくれてると良いんですけどね!隊長のことなんて忘れるくらい!でも隊長キャラくどいからな〜!!」
沖「オメーに言われたくねーんだよ」
『ははっ、ほらほら、話もいいけど書類しないといつまでも外廻りとか稽古とかできないよ』
沖「名前さんはいい加減チクった奴教えてくだせェ、今ならソイツ10代先まで祟るだけに止めときますから」
『おー怖、じゃ、書類頑張ってねー』
名前はそそくさとその場を去った。
なんとか書類を終え、外に休憩に出ることにした沖田。
フラフラと死にそうな顔で出ていったのだが、帰りは満足げな顔で帰ってきた。良いことでもあったのだろうか。
そして手にはお土産が握られている。
沖「皆さんこれケーキです、よかったら食べてくだせェ。迷惑料だと思ってください」
近藤、土方、名前、山崎が呼ばれ一緒にケーキを食べることになった。
土「てめ、どういう風の吹き回しだ?」
いつもこんなことはしない沖田に疑念の眼差しを向ける。
近「まぁ良いじゃないか。総悟も反省してくれてるんだろう」
沖「あ、俺が配りやす」
『(あ、怪しい・・・)』
見たところイチゴジャムのかかった普通のケーキのように見えるが、沖田の日頃の行いのせいで疑わずには居られない。
目の前に置かれるケーキ。なかなか食べられないでいると
近「ん、お前ら食べんのか?美味いぞ」
モリモリ食べている近藤を見て安心した。そして土方、名前、山崎もパクリとケーキを口に入れる。
土・山「『辛ァァァ!!!!』」
「辛ァァ!」
遠くの方でも叫び声が上がった。きっと神山にも名前たちと同じタバスコ入りのケーキを渡してきたのだろう。
土「てめェ全然反省してねェじゃねーか!!もっかい反省文書きやがれェェ!!」
ドタドタ、バタバタ・・・
沖田は楽しそうに土方に追いかけられていた。
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