第2話
夢小説設定
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数ヶ月後
季節は春。桜が満開に咲き花見日和だ。
真選組も慰安として花見に毎年行っている。今日も準備をして桜が見える公園までやってきた。
『今年も綺麗だね』
隊士一同「(着物姿の名前さん、素敵だ)」
今日は隊士たちも隊服ではなく着物で花見だ。名前も着物を着ていた。紺色の生地に小さい花が散りばめられたもので、いつもよりも女性らしく見えていた。
沖「名前さん、あっちに満開の桜がありますぜ」
『あ!ホントだ。写真撮ろうよ』
ドガァアン
『?』
沖田は名前が桜に見とれている隙に、鼻の下を伸ばしている隊士たちをバズーカで粛清した。
隊士たちが突然爆音とともにアフロになっており不思議に思う名前だった。
その時、女性にマウントポジションを取られボコボコにされている近藤を見つけ、土方、沖田、名前はため息をついた。
銀「おいおい、まだストーカー被害に遭ってたのか。町奉行に相談したほうがいいって」
新「いや、あの人が警察らしいんすよ」
銀「世も末だな」
土「悪かったな」
近藤をボコボコにしていた女性は、万事屋の連れだったようだ。銀時らが話している間に入り、土方が声をかけた。
銀「オウオウ、ムサイ連中がぞろぞろと。何の用ですか?キノコ狩りですか?」
土「そこをどけ、そこは毎年真選組が花見をする際に使う特別席だ」
土方が隊士たちに同意を求めるが、隊士たちは酒が飲めればどこでもいいと返事していた。
土方も本当はどこでもいいが、銀時らのために場所を移動しなければならないことに腹を立てているようだ。
『良いじゃないですか、山崎さんの責任ですよ。あっちでミントンやって場所取りしてないし』
山崎に場所取りに行ってもらったのだが何処に行ったのだろうと見回していると、必死にバドミントンの素振りをしているのを見つけた。もちろん場所取りの道具は足元に置いて。
銀「名前・・・」
銀時は名前をじっと見ていた。
『・・・何か?』
その視線に首を傾げる名前。やはり自分のことを知っているのだろうか。
沖「着物の名前さんに見惚れてたんじゃないですかぃ?天パナンパ男ですからね」
銀「まぁな」
『!あの・・・』
含みのある言い方に引っかかりを覚え、自分のことを知っているのか聞こうとするが、周りの喧騒でかき消されてしまった。
みんなの楽しい雰囲気を壊すわけにはいかない。仕方がないためまた次の機会に、と思う名前だった。
そこで近藤も合流し、この場所を賭けて真選組と万事屋で戦うことになった。
決着をつける方法は、沖田が提案した“叩いてかぶってジャンケンポン”。
両陣営代表3人による勝負で決めることに。
真選組の代表は近藤、土方、沖田。
審判は、山崎と万事屋の従業員である新八が行うことになった。
『私もやりたかったのにー』
ぶー、と頬を膨らませていると、万事屋の巨大犬が「わんっ」と吠えた。
『君がやってくれるの?
よし、叩いてかぶってじゃんけんぽん!』
名前はチョキ。巨大犬は手をそのまま前に出し・・・・
『それ、グー?』
ペにょん
『・・・・』
じゃんけんに負けた名前が困惑していると、ヘルメットをかぶる前に巨大犬の手が頭に乗せられた。
『・・・・』
一同「・・・・・・」
『ねぇ、この犬の飼い主、誰?』
一同「ビクッ!!!」
普段は物腰が柔らかい名前が、俯き低い声で飼い主が誰か問う。一同は絶対怒らせた、飼い主と犬どちらも斬られるとビクビクしていた。
「私アル。ちなみにその犬は定春っていうネ」
銀「あっ、神楽!お前やられるぞ!」
男勢が沈黙している中、神楽と呼ばれたお団子ヘアの女の子が手を挙げた。
『そう・・・定春くん・・・』
新「すみません、ちゃんと躾けとくので!どうか、どうかお赦しを!!」
ジャンピング土下座をする新八を一瞥する名前。その視線にゾクリと鳥肌が立つ。
そして名前は口を開いた。
『かーわいー』
へニャリと顔を緩ませ、頭の上にある肉球の感触を楽しんでいた。もう定春に顔面を踏まれているも同然の体勢だ。
一同「(ええええええええ)」
銀「定春!その場所を変われ!俺が名前の上に・・・」
新「何言ってんだアンタァァア!!」
ザンッ・・・
銀「え」
銀時の横にあった桜の木に、刀が刺さっている。
『ナンパは嫌いです。セクハラしてくる人はもっと嫌いです』
定春に踏まれていた時のニヤけ顔から一変、氷のような凍てつく表情で睨まれる銀時。「スミマセンデシタ」と顔を真っ青にして謝ることしかできなかった。
名前は定春のモフモフに埋まり、満足そうにしている。