第13話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
銀時たちの目の前に現れた男は、神楽と同じ傘を持っている。
新「なんでこんなところに夜兎族が・・・」
神楽は人間ではなく夜兎族という戦闘力が強い天人だ。しかし、絶滅の危機に瀕しているうえ、地球は日差しが強いためあまり夜兎族に適した場所ではない。
それなのになぜいるのだろうか。しかもこんな地下の奥深くに。
「ガキをよこせ」
同じ夜兎族の神楽は、男の危険さに気づいており身体を震わせる。
神「あの匂い、数多の戦場を生き抜き染み込んできた血の匂い。本物の夜兎の匂い」
ドンッ
夜兎の男が動く。月詠が素早くクナイを投げるが、傘で防がれる。男の背後に回りクナイを頭部に向けて投げるが
ピキ・・・
歯で止められていた。
ガッ、ドゴウ!
月詠は顔を掴まれ、足場の上に叩きつけられる。
『月詠さん!』
月「早く!今のうちに逃げろ!」
そんなことを言われても、押されている月詠を見て逃げるわけには行かない。
ギィン!
『っの!』
名前は男に向けて刀を振り下ろす。傘で防がれるがそれでいい。月詠がこの男から離れられれば。
後ろを振り返ると、ドゴッと重い音が聞こえる。下から傘が突き上がってきて銀時の腹部に当たったようだ。
銀「ガハッ」
新「銀さんんん!!」
下から出てきたのはもう1人の夜兎族。銀時たちはその2人に挟まれてしまった。下から出てきた男の手には晴太が捕まっている。
神「晴太ァァァ!!」
神楽が晴太を助けに向かう。しかし、神楽の後ろには人影。
「邪魔だ、どいてくれよ。言ったはずだ、弱いやつに用はないって」
そう言って神楽に向かって傘を振り下ろす。その傘は神楽に当たり、そのまま配管も破壊する。
今まで足場にしていた配管が崩れ、銀時たちは落ちてしまった。
どこかの屋根に着地した銀時たち。傘を正面から受けてしまった神楽の介抱をする。傘の打撃だけだったからか、大きな傷もなく、衝撃で気を失っているだけだった。
『神楽ちゃん・・・』
新「・・・晴太くんが・・・アイツらいったい・・・」
晴太はこの場にいなかった。先ほどの夜兎たちに捕らえられているのだろう。
月詠は、奴らは宇宙海賊春雨だという。
吉原の楼主である夜王鳳仙は、かつて春雨で幹部を務めていた男だったという。
さらに鳳仙が“夜王”とされる理由は、この常夜の国を統べるというだけでなく、光に嫌われた一族夜兎の王とも呼ばれていたという。
鳳仙は、神楽の父である星海坊主と肩を並べるほどの実力を持っていたようだ。
宇宙海賊春雨、星海坊主は真選組として働いていても聞いたことのある名だ。
銀「どうやら俺たちゃ、とんでもねー化け物に喧嘩ふっかけちまったみてーだな」
神「銀ちゃん・・・」
新「神楽ちゃん!」
神「本当にヤバいのは、そいつじゃないネ。息子がいるアル、その星海坊主の・・・私の・・・バカ兄貴が」
神楽が意識を取り戻したため、潜伏できる建物に入り態勢を立て直した。