第11話
夢小説設定
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銀「わりーなゴリラ、残念ながらてめーの依頼は受けられねェ、なんぼ金積まれてもな。
土方(あっち)が先客だ」
ここまでが万事屋の仕事だったのではないかと近藤が言うが、延長料金はしっかりいただくと言って近藤と名前をパトカーの方に引き寄せた。
『ありがと、万事屋さん』
銀「はいよ。おら、危ねェから中入れ」
先に近藤がパトカーの中に入っており、パトカーはギュウギュウ詰めだった。中に入れないと思いボンネットの上で待機していると銀時に手を引かれパトカーの中に入れられた。いる所は助手席に座る銀時の上。
『ちょちょちょ!』
今から土方と伊東が刀を交えるのはわかっている、車の外に出ていると危険で邪魔になるというのもわかってはいるがなぜそんな狭い所にいなければならないのか。
さすがに今セクハラ、と言って斬りつけるなど冗談でもできない。そのまま腕に抱かれていることにした。
土「伊東ォォオオ!!」
伊「土方ァァアア!!」
ガキィイイン
2人の声と何かがぶつかる音がする。するとすぐにガクッと傾くパトカー。タイヤを1つやられたようだ。
コントロールを失うパトカー。
運転しているのはなぜか新八だが、名前が変わっても線路の上をタイヤが1つ無い状態で走るのは無理だ。
『ねぇ、後ろ!』
河上らが少し離れた隙に銀時から離れパトカーのボンネットに乗る。すると後ろから、先ほど沖田に切り離された車両が勢い良く向かってきたのだ。
このまま勢い良くパトカーにぶつかったら、パトカーは車両と車両の間に挟まれて潰れるだろう。
土方は咄嗟に足で車両を押そうとした。しかしそんなことでは車両の勢いは止まらない。
むしろ土方は身動きが取れなくなり危険な状態に陥っている。
そこで力が強い神楽が土方のフォローに入り、後ろの車両を押すことに。
土方の腹部を足台にしながら。
土「おかしいィィイイ!何かおかしィイ!!」
その時神楽が押していた車両のドアが破壊された。
「近藤さん、さっさとこっちに渡ってくだせェ」
そこに立っていたのは、沖田だった。車両に残っていた伊東派の隊士を全滅させたようだ。
沖田は土方がいるとわかると、伊東の始末は頼んだと言う。
沖「土方さん、少しでも後れをとったら俺がアンタを殺しますぜ。今度弱み見せたらァ次こそ副長の座ァ俺がいただきますよ」
土「土方ここォォオオ!!」
もちろん土方に乗って。
更に近藤も列車の車両に移動する際に土方の上に当たり前のように乗っていた。
『ほら、土方さん早く列車に移動するよ!ピョーンって、ほらほら!ぐいーんって!』
土「オメーは乗ってねェけど、なんかムカつく!!」
土方には乗らず、パトカーの上から土方を応援する名前。手を貸すでもなく急かす名前に土方は怒鳴りつけた。
銀「モタモタしてんじゃねーよ、さっさと・・・!?」
ドンッ
『っきゃあ!』
近「うおっ!?」
その時、銀時は列車の横からバイクが突っ込んでくることに気づいた。バイクはパトカーの天辺にいる名前に向かって来る。
咄嗟に銀時が名前を列車のドアの方に強く押した。名前は列車の中にいた近藤に無事キャッチされる。
しかし庇った銀時は
ガシャン
バイクに撥ねられ列車から離れた所に転がり落ちてしまった。
『万事屋さんっ!!』
新「銀さんんん!!」
しかし銀時だけでなく、自分たちも危ない。
先頭車両と後ろの車両がどんどん近づき、パトカーがメキメキ音を立てている。
土「つぶされるゥウ!!」
ガガガガガ
ズガシャァアアン!
ついにパトカーはぺちゃんこになってしまった。
土方はギリギリ、列車の中に移動していた。
壁となったパトカーの奥から伊東の声がする。
伊「土方十四郎」
名前を呼ばれると土方は勢い良く刀を薙ぎ、パトカーを真っ二つにした。
伊「来いィィイイ!!最後の決着の時だァァア!!」
その頃、弾き飛ばされた銀時は、万斉と対峙していた。
銀「てめェ、高杉のトコにいた野郎だな」
銀時は、万斉がヘッドホンをしながら戦おうとしていることに苛つき、聞こえてないだろうと「バーカ」と悪口を言う。
万「紅風姫のみ列車から遠ざけようと思ったのだがバカ」
銀「てめっ、聞こえてんじゃねーかよバカ・・・名前のこと知ってやがんのか」
万「晋助から聞いた程度でござるよ」
銀時は、伊東に真選組を乗っ取らせ幕府の間者にするつもりなのかと聞く。しかし、万斉はそのつもりはないと答えた。平然と背信行為をする者を仲間にするほど寛容ではないと。
それもそうだろう、すぐに裏切るかもしれないのだ。
銀「じゃああの男は」
万「哀れな男でござる。己が器量知る時はもう遅い。
全て砕け散った後だ」
ドォオオンと銀時の後ろから爆発音がする。振り返ると陸橋の上で爆発し、車両が下に落ちかけている状態だった。
万「眠るがいい伊東。真選組もろとも。
紅風姫は晋助への土産にと思ったが仕方あるまい」
銀「あいつは名前を殺したいのか?それとも生かしたいのか?」
高杉がしようとしていることがわからない。
名前が大切だったことは確かだ。そして祭りの時には連れていきたいという雰囲気も感じていたが、今は死んでもいいというような動きだ。
万「さァ・・・拙者にはわからぬ。しかし、その答えが分かる前に紅風姫は黄泉へと旅立つだろう」
銀「っ・・・・」