第8話
夢小説設定
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『はあっ、はっ』
ブンッ
ブンッ
道場では、朝早くから名前が素振りをしていた。
夜は男性陣が遅くまで鍛錬していることが多く、朝の方が集中して鍛錬しやすいのだ。
食事準備の手伝いもしているため、時間は限られている。限られた時間で効率良く鍛錬するために必死に体を動かしていた。
近「お、名前ちゃん、今日も精が出るね」
『助けてくれた近藤さんを護れるように強くなりたいんです!』
名前と同じく早起きをして道場にやってきた近藤。
胸を張ってそう答えると近藤は名前の頭をくしゃくしゃ撫で回した。
近「年下の子を護るのは当たり前だ。強くなるのもいいが、年上の兄ちゃんも頼ってくれよ?」
ズキッ
『痛・・・・・うん、わかってます』
近藤と誰かが被って見えたような気がしたが、頭痛がすると近藤と被っていた誰かが見えなくなった。
首を傾げていると近藤が大丈夫か声をかけてきた。大丈夫だとヘラッと笑うと鍛錬を続けた。
それから幾年が経ち、武州から江戸に出て来た近藤たち。
浪士組として稽古などをしているうち幕府の目にかかり、真選組を立ち上げることに。
『え、無理です無理無理!!』
名前は近藤に向かって手を横にブンブン振っていた。
近「いや、名前ちゃんだからお願いしたいんだ」
『いや、でも、“局長補佐”なんて役職無理ですって!』
話の内容は、真選組を立ち上げた時の役職の話。
近藤は立ち上げる際にすでに局長として仕事をすることを認めていた。
今は、他のメンバーの役職を伝えに行っているところだ。
近「トシにも総悟にもお前が適任だと言われていた」
『・・・・』
その3人に言われたら何も言えないではないか。
自分を救ってくれた3人には頭が上がらない。
近「名前ちゃんの力は、今や総悟と並ぶ。自信を持ってくれ」
それに、と真面目な顔で続ける。
今後真選組が大きくなっていったら、新しい隊士も増えていく。強いと言えど女の子である名前は妬み嫉みの対象になりやすいだろうと。
近「だから名前ちゃんを護るためにも、局長補佐として働いてほしい」
自分たちの近くにいれば護りやすいと話す。
『・・・わかりました』
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『私だって近藤さんを護りたいんだけどな・・・』
ぐーっと伸びをする名前。
その時、外から大きな音と地響きが聞こえる。
『なに?』
襖を開け、外の様子を見ると近藤とバブルス王女、そして万事屋がワイワイ何かしていた。
『何してんの?お見合い中じゃないの?』
近「だぁあ!名前ちゃん!ダメだ!今は来ちゃダメだ!!」
銀「なっ、名前!?今ここにはとんでもねェ地雷が撒き散らされてる!!そこで助けを待てェェ!銀さんが必ず助けに行くからよォ!」
神「ただのゴリラのウ○コになにそんな必死になってるアルか」
地面には、点々と茶色いものがあった。
一瞬で状況を理解した名前は先ほどの部屋に戻ってピシャリと襖を閉めた。
『もしもし、松平さん?近藤さんまだ王女と話長そうなんで私だけ帰ります』