第5話
夢小説設定
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沖「名前さん無事ですかィ!?」
近「御用改めである!!」
名前がやられそうなその時、笛の音とバズーカが放たれる音が聞こえた。逃げた隊士が近藤たちを呼びに行き、真選組の面々が助けに来たのだ。
バズーカは似蔵に向かって飛んでいき、爆発した。
似「チッ・・・邪魔が入ったか」
似蔵はバズーカの攻撃を難なく避けたが、真選組らの相手は面倒だと爆煙が収まる前に逃亡した。
爆煙が晴れるとそこには誰もおらず、舌打ちをする沖田。
近藤は倒れている名前に駆け寄った。
沖「逃がしちまいやしたね」
土「追うか?」
近「いや、名前ちゃんがここまで追い込まれる相手、今追うのは危険だ。まずは名前ちゃんを病院に!」
『はぁっ・・・ぅ・・・』
近藤が名前を抱き上げると、手にベッタリと血が付き傷の深さに気づく。
辛そうな呼吸の最中にゴフッと激しく吐血する。
近「名前ちゃん!」
救急車が到着する間、近藤は自分の隊服で名前の傷口を押さえ止血し続けていた。
ピーポーピーポー・・・・
数分後救急車が到着し、近藤の付き添いのもと名前は運ばれていった。
沖「・・・・」
土「余計なこと考えんなよ、動くならもっと作戦を練ってからだ。とりあえず今日は近藤さんに任せて帰んぞ」
固く拳を握る沖田にそう声をかけ、土方は他の隊士にも屯所に戻るよう促した。
翌日
『・・・・・・っ』
名前は目を覚ました。身体の痛みに身じろぐと、病室の端で仕事をしていた近藤が気づき、目を覚ました嬉しさに涙を流しながら声をかけてきた。
近「起きたか名前ちゃん!」
『ええ・・・かなり痛いですけど・・・』
似蔵に腹部を刺された時に、うまく体勢を変えギリギリ急所を外すことができたようだ。重傷には変わりないが。
近「しばらく入院すると思うから、俺ァ隊士たちに名前ちゃんの無事を伝えて、荷物も持ってくる。安静にしてるんだぞ!」
『うん』
ナースコールを押した後、ドタドタと病室を出ていく近藤。院内は走らないでと看護師らしき人に怒られている声が聞こえる。
少ししてドクターが病室に入ってくると、傷が開いていないかの確認と意識等の確認をして出て行った。
『・・・妖刀か・・・』
あの人は妖刀に飲み込まれていた。
力を欲するあまり、踏み込んではいけない所に踏み込んだのだろうか。
いくら力を求めてもああはなりたくないと思っていた。
ガラッ
「入るぞー」
『え、万事屋さん!?』
ボーっとしていたら突然病室のドアが開き、銀時が入ってきた。何故いるのかと聞くと、近藤が走って病院から出てきた所にちょうど通りかかったらしい。
そこで名前が辻斬りにやられたことを教えてもらったようだ。
『万事屋さんも、包帯巻いてない?』
いつもの服の下に、白い包帯が見える。
銀「あー・・・バレたか。まぁ、なんだ、俺も昨日、辻斬りとやり合ってな」
『えっ!?いたたたた・・・・』
驚きに身体を動かしてしまった。傷口が痛み、ベッドの上で蹲る。
銀時は大丈夫かと背中を擦った。大丈夫かと聞きたいのはこっちもなのだが、と思ったがそれは言わないでおいた。
『その辻斬りって・・・岡田似蔵?』
銀「ああ。これからもう一戦交えてくる」
『もう一戦って・・・そんな怪我で、無理ですよ!』
似蔵は強い。いや、似蔵というよりも妖刀“紅桜”が。
あれは1人の人間が立ち向かえるものではないと対峙して気づいた。
銀「無理かどうかは行ってみねーとわからねェさ。
神楽と新八も今戦ってる。大事なモンも傷つけられて黙っていらんねェよ」
ワシャワシャと名前の頭を撫で回し、銀時は「じゃ」と言って病室を出ていく。
真選組の仲の良い仲間たち以外に頭を撫でられたことなどほとんど無かったが、嫌な気はしなかった。
『万事屋さんっ!』
名前は銀時が見えなくなる前に大声で呼んだ。
銀時は、その場で振り返って名前と目を合わせる。
『・・・死なないで』
前に闘技場に向かう時に、命よりも魂の方が大切だと言っていた銀時。今回もきっとそうなのだろう。
しかし、やはり死んでほしくはない。
銀「・・・見舞い品は何がいい?」
『!・・・・プリン』
銀「おう、任せろ。行きつけの甘味処のプリン買ってきてやるよ」
そう言うと、手をヒラヒラさせて出て行った。