第5話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その日の夜
名前は真選組の隊士数人と見回りをしていた。まだ愛刀は無いため、腰には予備の刀が刺さっている。
最近は辻斬りも出ると噂が立っていたため、いつもよりも入念に辺りを見回しながら歩く。
『もし怪しい人を見かけても、無闇矢鱈に近づかないでください。突然斬りかかられたら危険ですので』
「うす!」
隊士たちにも自分たちの身を守る方法を伝えながら路地を歩く。
街の人達に挨拶をし、夜は危険だからと注意喚起をしていた。
少し薄暗い路地裏に来た時、
『!』
前から誰かが歩いてくる。
『・・・・皆さん下がってください、ヤバい人かもしれません』
普通の人ではない、危険なオーラを感じ取った名前は隊士たちに、気をつけるよう小声で伝えた。
隊士たちは名前の話を聞くとジリ・・・と立ち止まった。
『すみません、この辺りは最近辻斬りが横行していまして。夜道、気をつけてお出かけください』
「・・・・苗字名前とお見受けする」
『!?』
危険人物かもしれないと思いながら、普通の人と同じように注意喚起の言葉を述べる。
すると何故か名前を知られており、さらに殺気まで飛ばしてきた。
『逃げて!!!』
ガキィィイン!
『くっ!』
「クククッ、いい反応じゃないか。さすがだな」
隊士たちに向かって逃げるよう叫ぶと、いきなり男が斬り掛かってくる。物凄い勢いと力で、弾き飛ばされてしまった。
『早く逃げてっ!!』
隊士たちはやられてしまいそうな名前を見て狼狽えていたが、名前の怒号を聞き踵を返して走り出した。
それを見ると、名前は男に向き直る。少しでも話して時間を稼ぎたい。
『あなた、最近噂になってる辻斬り?』
「そうだ、岡田似蔵・・・死ぬ前に覚えときなァ」
『・・・』
一瞬睨み合うと、お互いに刀を抜き一気に距離を縮める。
ギィイン
名前の刀は今予備のものだ。いつもの愛刀と比べて強度が落ちる。似蔵の刀を受けると刀身に少しヒビが入ってしまう。
それでも刀で押し合っていると、突然、似蔵の刀から管のようなものが出てきてうねり、名前の刀に巻き付いた。
『なっ!?』
パキンッ
そのまま刀が折られてしまい、刀身はもう半分以下だ。
しかし刀が折れたことで拘束から逃れることができ、瞬時に似蔵の背後に回り残った刀身で思い切り斬ろうと振り下ろした。
ザシュッ
『ぐぁっ!』
似蔵はそれを読んでいたのか、折れた名前の刃を自身の刀に合体させ攻撃範囲を広くした刀を後ろに凪いだ。
咄嗟に足で踏ん張り後ろに重心を持って行くが、予想外の間合いだったため肩を深く斬られてしまった。
よろける名前に似蔵はニヤリと笑い、刀を名前の腹部に突き立てた。
『っぁああ!!』
似「クククッ・・・また、強くなれる・・・」
ズルッと刀を名前の身体から抜くと、仰向けに倒れた名前の首に狙いを定める。
『ぅ・・あ・・・』
似「お前らは邪魔なんだ・・・!!」
ピィィイイイ!!
ドカァアアン!