第5話
夢小説設定
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『最近切れなくなってきたなぁ・・・』
真選組屯所内。
自分の刀の手入れをしていたところ、最近切れ味が悪くなってきていることを思い出し、近藤に鍛冶屋に行ってきたいと相談しに行った。
もちろん断られるはずもなく、行ってきて良いと言ってもらう。
数日後
『こんにちはー』
名前は午前中時間をもらい、鍛冶屋に来ていた。
中からは大声が聞こえてくる。
この鍛冶屋の店主は鉄を叩いている時に大声で話をする癖がついたようで、平常時も結構声がデカい。
多分自分の声など届いていないだろうと思い、中に上がらせてもらうことに。
『すいませーん、真選組の苗字ですけど、鉄子ちゃんいます?・・・・・って、あれ・・・』
店の中には、店主である長髪の男と青みがかった髪にゴーグルをかけた女性、そして銀時がいた。
『どうしたんですか、万事屋さん』
銀「そりゃあこっちのセリフだけどな」
『私、江戸に来てから鉄子ちゃんに刀を打ってもらってるんです。今もメンテナンスしてもらいに来ました』
鉄子は少し恥ずかしそうに名前に向かって会釈する。
人見知りが強く恥ずかしがりなのだが、名前とは少しずつ打ち解けてきていた。
銀時は、鍛冶屋の兄妹に妖刀“紅桜”を探してほしいと依頼があったため来たようだ。兄妹の父が打った刀なのだが盗まれてしまったという。
鉄子は話が一段落すると、名前の刀を預かり、刀の状況をじっくり見る。
鉄「ちょっと刃毀れしてる。また、3日後に来て」
『うん、わかったありがとう』
銀「じゃ、俺も」
銀時も話が済んだからと座布団から腰を上げる。何か分かったらまた連絡すると挨拶をしていた。
まさか、一緒に帰るつもりなのかと銀時の顔を見る。
銀「帰んの同じ方だろ、スクーターの後ろ乗せてやるよ」
『・・・』
銀「ンな目で見んなって。銀さんは送り狼になんてなりませんからねー」
銀時の誘いに、またナンパ、セクハラかとジト目を向けると、飄々とした態度で返される。
銀「ちゃんとヘルメットもあるし、俺ァ安全運転だから」
『・・・まぁ、別に良いですけど』
名前が答えるとすぐにヘルメットを投げて渡し、前の席に座った。
小さくため息をつくと、ヘルメットをかぶり銀時の後ろに座った。
銀「よし、行くぞ」
ブロロロー・・・と音を立ててスクーターは動き出した。
銀「・・・・」
『・・・・・』
銀「・・・あのさァ、“きゃあ、こわーい”とか無いわけ?」
銀時は、名前がスクーターに乗ることを怖がると思っていたようだ。名前は持ち前の体幹を活かし、後部座席でも姿勢良く座っていた。
手には予備の刀が握られている。
『・・・・あ、セクハラですね。背中から刺します』
銀「ちょっと待てちょっと待てェェエ!いや、背中に抱きついてきてくれたらとかちょっとは思ったけどもさァァア!」
『あるわけないじゃないですか、私を誰だと思ってるんですか』
銀「真選組局長補佐苗字名前さんですゥウ!だから刀を納めてください!どうかァァア」
わちゃわちゃスクーターに乗っていると、ある店を見つけた。
“地球防衛基地”、銀時が言うにはリサイクルショップのようだ。
銀「ここに妖刀あっかな?」
『え、望み薄じゃないですか?』
しかし、万事屋は可能性があれば行ってみると言ってスクーターを停め、中に入っていった。名前も暇だったため一緒に中に入る。
銀時は店主のお姉さんと話しながら妖刀を探していた。流石に妖刀は店にはないようだ。
しかし、店主はとある噂話を聞いたという。
最近世間を騒がせている辻斬り、会った人間は全員殺されているが、遠目に見た人物が言っていたことがあると。
その刀は、まるで生き物のようだという。
『生き物・・・?』
刀が生き物のようだとはどういうことだろうか。
考えている間に銀時は店主との話を終えていた。
再度スクーターに乗り、真選組屯所まで送ってもらう。
『ありがとうございました』
銀「良いってことよ、長居すると面倒だからもう行くわ」
軽く挨拶するとブロロロー・・・とすぐに発進して行った。真選組のメンバーとはあまり顔を合わせたくないようだ。