第4話
夢小説設定
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『とにかく一度屯所内を見てもらったらどうです?』
名前の一声で拝み屋たちはぐるりと屯所内を見ることにした。
「えっと、そこの女性・・・貴方の部屋から凄く歪んだ気が漂ってます」
包帯の拝み屋が名前を指差して言う。名前はもしかしたら自分が幽霊を集めている原因かと驚き、どうしたら良いのか聞いた。
「えー、私があなたの布団、服、すべてをチェック致します。特に下着は・・・」
「こらァァァ!!あ!ええと、間違えました!!その女性の部屋の歪んだ気はアレでした、ゴリラでした!」
『ゴリラ?』
眼鏡の拝み屋が包帯の男をど突きながら話す。
“歪んだ気がゴリラとは一体なんだ”と思いつつも、拝み屋のペースに飲まれツッコミを入れることはできなかった。
「これは相当強力な霊の波動を感じますな、ゴリラ」
近「またゴリラって言った!?」
「まァとりあえず除霊してみますかね。こりゃ料金も相当高くなるゴリよ」
近「オイオイ、なんか口癖みたいになってるぞ」
沖「して、霊はいかようなものゴリか?」
近「うつった!」
『ゴリゴリゴリゴリうるさいですよゴリラ』
近「え、俺に言ってる?」
拝み屋は、屯所にいる霊は“ベルトコンベアにはさまって亡くなった工場長に似てるって言われて自殺した女性の霊”だという。
そしてその霊を山崎に降ろして除霊をすると。
何をするのかと狼狽える山崎。拝み屋は「お前ごとしばく」と言って山崎にボディーブローを入れた。
「ハイ、これ今入りました、霊入りましたよ。
えー、皆さん今日でこの工場は潰れますが、責任は全て私・・・・」
土「オイィイイ!工場長じゃねーか!」
山崎に霊が入ったはずなのだが、その霊は自分が誰なのか分からなくなったようだ。
いや、拝み屋が設定を忘れていたようだ。
拝み屋たちは、山崎に降ろした霊が誰なのかで口論になっている。そしてそれはお互いの服装などの話にもなっていき、遂には「うがァァア!」と取っ組み合いの喧嘩になってしまった。
名前たちはその様子を不思議そうに見ている。
そして
パサ・・・
「あ」
中華系の服を着た拝み屋の帽子が取れる。
その帽子の下は見慣れたお団子ヘアが。
さらに包帯の拝み屋の包帯の隙間からは銀髪天パ、眼鏡の拝み屋は瓶底眼鏡が取れ、顔が丸見えになっていた。
拝み屋は万事屋3人の変装だったのだ。
ーーーーーー
万事屋3人は、沖田によって木に逆さ吊りにされていた。
新「悪気は無かったんです、仕事も無かったんです」
夏だからオバケ退治なんて儲かるのではないかと街を触れ回っていたようだ。
銀「そーだよ俺昔から霊とか見えるから、それを人の役に立てたくて。あっ、君の後ろにメチャメチャ怒ってるババァが見えるね」
沖「マジですかィ?きっと駄菓子屋のババァだ。アイスの当たりくじ何回も偽造して騙したから怒ってんだ、どーしよう」
銀時は、自分たちを解放して水を与えたら全部水に流すと言っていると言う。
沖「わかりやした、じゃあコレ鼻から飲んでくだせぇ」
ビチャビチャと飲んでいたコーラを上からぶちまけ、鼻に入れていく沖田。銀時たちは鼻に水が入る痛みに喘いでいた。
『ねぇ万事屋さん』
銀「いだだだだ!名前ちゃん、助けて!俺等を助けられるのは優しい名前ちゃんだけだ!」
銀時は名前に縋るように縛られたままウゴウゴしている。
『私の部屋に歪んだ気がー、って言って下着とか見ようとしたってこと?』
銀「あ、いや、だから俺は霊が見えてんだって!そこにいたんだって。その霊を除霊すれば名前の胸も大きくなるはず・・・ぎゃァァ!!」
銀時の言葉は名前が銀時のロープを勢い良くぐるっと回したことで遮られた。
『セクハラしたらぶん殴るって前の花見の時言いましたよね』
沖「旦那、今のはフォローできかねまさァ」
銀「すまんすまん!!もう胸の話はしねぇって!気にしてるもんな、小せえの!俺はそのままでも十分愛で・・・」
ヒュッ・・・
その時、銀時の耳元で風を切る音が。恐る恐るそちらに目線を向けると、名前の拳が顔の横スレスレにあった。
『あーー、いい所にサンドバッグが』
銀「ぎゃァァァア!ごめんなさいっ!誰か助けてェェエ!」