第1話 帰国
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梓「お待たせしましたー、ごゆっくりどうぞ」
『ありがとうございます』
コト、と優しくテーブルにカフェオレとカレーが置かれた。こういう所作1つとっても丁寧な様子が見受けられ、また来ても良いなという気持ちになる。
『おいしい』
ほっとしながらカフェオレを飲む。
カレーも程よい辛さで美味しかった。
その時、カランカラン・・・と喫茶店の扉が開く。
小「あ?名前じゃねぇか」
コ「名前姉ちゃん!」
入ってきたのは、小五郎とコナンだった。
『こんばんは』と手を振ると、隣のテーブル席に座った。
さり気なくパソコンの画面を変える。今はタイピングゲームの画面だ。
どうやら今日はご飯を作ってくれる蘭が、友だちの鈴木園子と夕飯を食べることになったため、2人でポアロに来たようだ。
注文すると案の定、コナンがこっそりパソコンの画面を見てきた。画面を変えといて良かった。
コ「ゲームしてるの?僕もしたい!」
『だーめ。ただのゲームじゃないんだから。パソコンが上手になるためのゲームなの』
コ「えー!」
名前は、何だそのぶりっ子キャラは、と思ったがそれが“江戸川コナン”のキャラなのだろう。
というか、パソコンを見て何をする気なのだ。
小「コラ、ボウズ!人のパソコンは覗き見るもんじゃねーんだよ!」
小五郎はコナンの首根っこを掴んで持ち上げる。
コ「はーい・・・」
しょんぼりしながらイスに座った。
目が合うと、コナンは「何してるのか教えろよ」というような表情をしていた。
タイピングゲームのカモフラージュは露骨すぎたのだろうか。
パタン、とパソコンを閉じてコナンにしかわからないようにベッと舌を小さく出すと睨まれた。
『また今度コナンくんも遊べそうなゲーム用意してくるよ』
コ「本当!?やったぁ!」
『・・・・』
コ「(そんな顔で見んな)」
『さて、私はそろそろお店出ますね』
小「夜道には気をつけろよ」
『はーい』
既に食べ終えていたため、伝票を持ってレジに向かった。
梓「ありがとうございました。コナンくんと知り合いなんですか?」
レジでは先程料理を持ってきてくれた梓が対応してくれ、突然話しかけられた。
『え、ええ。まぁ』
梓「そうなんですね、コナンくんと毛利さんたちはよく来てくれるんですよ」
常連ということや上の階に住んでいるということもあり、面識があるのだろう。そして今日、楽しげにコナンと話している様子を見て気になったのだ。
梓「常連さんが増えると嬉しいので、また来てくださいね!」
『はい、また来ますね』
挨拶をすると、ポアロを出た。
今日は工藤邸に帰るとしよう、と歩き出す。
蘭「あれ、名前さん!」
すると前から蘭がやってきた。隣には茶髪ボブの女の子。
『蘭ちゃんと・・・園子ちゃん!』
園「え、名前さん!?」
蘭の隣にいたのは、新一や蘭の幼馴染である鈴木園子だった。ご飯を食べた帰り道だったようだ。
『久しぶりー』
園「お久しぶりです!相変わらず年上とは思えない可憐さね」
『そんなことないよー。園子ちゃんも大人っぽくなったね』
名前の言葉に、園子はニヤニヤ嬉しそうに笑っていた。
『またゆっくり話そうね、じゃねー』
積もる話もあるだろうが、もう夜だ。女子高生たちは家に帰るべき時間だろうと思い、すぐに別れることにした。
『ふぁあ・・・帰ったら寝よ』