第1話 帰国
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元「それにしても、ねーちゃんはここで何してんだ?こんな時間におにぎり食ってよぉ」
突然元太が聞いてくる。お腹が空いてきたのかお腹を押さえていた。
『散歩してた。朝ごはん食べるの忘れちゃってさ、コンビニで買って食べてたわけですよ』
歩「名前お姉さんって何歳?中学生くらい?」
コ「あっ、バカ・・・」
『・・・・・やっぱりそうだよね、そう見えるよね』
ズーン、という効果音とともにがっくりと肩を落とす名前。
『実はお姉さん21歳なのですよ。大学生』
元「大人なのにそんなにちっちぇーのかよ!」
どんどん落ち込む名前。子どものド直球な言い方に泣きそうになっていた。
父も母も弟もスタイル抜群なのに、自分だけ小さいのが昔からコンプレックスだった。母に聞いたら、母方の祖母が小さかったらしい。隔世遺伝というやつだろう。
光「ちょっと!元太くん、失礼ですよ!」
『アメリカでもバカにされてますよ。ただでさえ日本人は童顔なのにさ』
歩「アメリカ!?名前お姉さんアメリカにいたの!?」
光「凄いですね!!まさかまさかS大学・・・?」
『良く知ってるね。でも違うよ、H大学。まぁ今は休学中だけどね』
哀「H大学って・・・超エリートじゃない」
『まぁ、一般的には、そうかな』
子どもたちの目が輝いている。
尊敬の眼差しで見ているようだ。
『ふふっ、君たちも頑張りたまえよ』
笑顔で話すと、子どもたちは「はぁい!!」と元気に返事をしていた。
素直で可愛らしいと思う名前だった。
『じゃ、私はそろそろ行こうかな』
歩「うん!名前お姉さんバイバイ!」
子どもたちに手を振り、公園から出る。
『やることないなぁ・・・』
日本に来たら1ヶ月は何もせずゆっくり過ごそうと思っていたのだが、観光したい場所も特に無いしやりたいことも無かったため退屈していた。
『やっぱ仕事かぁ』
そう呟くと、不動産屋を探しながら歩き続けた。
ーーーー
5日後
『よし、完成!』
名前は窓から外を見た。
米花市が一望できる高さから。
『私の城だ』
名前はマンションを借りていたのだ。
と言ってもずっと住む気は無い。目的のために使用する部屋として借りていたため、ある程度の広さはあるがテーブルやイス、テレビ、ベッドなどの最低限のものしか用意しなかった。
しかもこの場所はコナンにも阿笠にも誰にも言っていない。
『さてさて』
名前はさっそく新調したテーブルに愛用のパソコンを置き、開いた。
ーーーーー
毛利探偵事務所の下にある喫茶ポアロ
カランカラン・・・
『わぁ、想像以上に良い雰囲気』
「いらっしゃいませ!お好きな席どうぞ」
名前はマンションで仕事をするのに飽き、喫茶店に行くことにした。昔からある喫茶ポアロ。噂にはなっていたが入ったことがなかったため来てみたのだ。
平日の夕方ということもあり、客はまばらだった。
奥のテーブル席が空いていたため、そこに座った。するとすぐに店員の女性が水を持ってやってきた。
「注文決まりましたら仰ってくださいね」
『はい』
名前はメニュー表を見る。
喫茶店らしくコーヒーをはじめ様々なドリンクや軽食もある。
少し悩んでから店員を呼んだ。
『えっと、カフェオレのホットと、カレーください』
「はい!少々お待ちくださいね」
注文を聞いたあと、マスターにそれを伝えに行く。
その時、他の客から「梓ちゃーん、コーヒーおかわりちょうだい」と言われていた。店員の名前は“梓”というらしい。
『(あ、いけないいけない)』
ボーっとしているとついつい周りを見てしまう。
パソコンを開いてそちらに集中することにした。
カタカタ・・・
作業を進めていく。