第1話 帰国
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
翌日
シャッ
『んーーーー』
朝、名前は起きるとすぐ部屋のカーテンを開ける。
外は快晴だ。
『平和だなぁ』
窓から見える米花町。工藤邸のある場所は背の高い建物が少なく空も広い。
名前はテーブルに置いてあるパソコンを一瞥すると、再度外に目をやり伸びをした。
『1ヶ月くらい休ませてよね』
今日は日曜日、2年ぶりの米花町探索でもしようかと思っていた。
身支度を済ませ、外へ出る。
のんびり歩きながら2年前とは異なる場所をいくつか見つけていた。潰れてしまった店、改装した店舗、一つ一つ見ながら楽しんでいた。
『お腹すいたな』
そういえば朝食をとっていなかったと思い出し、近くのコンビニでおにぎりを買った。
『公園で食べよっかなぁ』
近くに公園があったことを覚えていたため、そこに向かった。
昼前だからか、子ども連れが多くいた。
空いているベンチを見つけるとそこに座る。
周りの人たちの様子を見ながらおにぎりを食べ始める。
アメリカでも日本食があったが、やはり日本食は日本のものが一番美味しい。
お米の美味しさを噛みしめていると見知った顔が公園に入ってきた。
『あれ?コナンくんと哀ちゃん?』
コ「あ、と、名前姉ちゃん」
コナンは同い年くらいの子ども数人を引き連れてきていた。その中には灰原の姿もある。
「どなたですか?」
そばかすの男の子。
「コナンくんの知り合い?」
カチューシャの女の子。
「おにぎり食ってるぜ」
体格の良い男の子。
『こんにちは。私工藤名前だよ。コナンくんと哀ちゃんとは知り合い』
笑顔で答えると、子どもたちも嬉しそうに笑っていた。
歩「名前お姉さんだね!私吉田歩美!」
光「僕は円谷光彦です!」
元「俺は小嶋元太だぜ!」
『歩美ちゃんに、光彦くん、元太くんね。みんなお友だち?』
名前の問いに、3人は目を合わせる。コナンと灰原はそれを呆れた顔で見ていた。
歩「ただの友だちじゃないよ!!」
光「僕たちは少年探偵団です!!」
元「米花町の平和は俺らが守ってんだぜ!!」
子どもたちの勢いに圧倒される名前。
しかし、次の瞬間には笑って答えていた。
『ははっ、シャーロック・ホームズのベイカー・ストリート・イレギュラーズみたいだね!かっこいい!』
哀「お姉さんもホームズオタクなの?」
コ「まぁ、あの家にいればな」
灰原とコナンは、子どもたちに囲まれワイワイしている名前を見ていた。
コナンはつまらなそうにサッカーボールでリフティングをしていた。灰原は本を読んでいる。
『へぇ、探偵バッジねー。阿笠博士ってやっぱり凄い人なんだね』
光「そうなんですよ!名前さんも一回会ってみてください!」
『あー・・・えっと、博士はさ、お隣さんだから昔から知ってるよ』
その言葉に子どもたちは「ええええ!?」と驚く。
『あれ、知らない?博士の家の隣にある洋館っぽい家』
歩「あー!一回私たち行ったことあるよ!そのお化け屋敷!」
『お化け屋敷?』
元「でもよ、そこ“えとう”って奴の家じゃなかったか?」
『“えとう”?』
光「そうでしたね。でも名前さんは“くどう”でしたよね?」
『うん、そうだけど』
コナンに説明してくれというような視線を送ると、困ったように話し始めた。
少年探偵団でお化け屋敷のような家を探索していたら事件を1つ解決したようで、それで味をしめたメンバーは他にもお化け屋敷を探して回っていたことがあったと。
そこで、新一がコナンになったことで誰も住まなくなった工藤邸に白羽の矢が立ったらしい。
コ「カタカナの“エ”に漢字の“藤”で“えとう”ってよ」
哀「子どもらしい間違いね」
『“えとう”、“工藤”・・・あははっ、そういうこと?君たち可愛いね!あそこね、私のお家だよ。はははっ!』
光「そうだったんですか!?」
お腹を抱えながら笑う名前を見て少年探偵団たちはお化け屋敷じゃなかったと口を尖らせていた。
『でも君たち、勝手に人の家をお化け屋敷って言って入っちゃダメだからね?』
「はーい・・・」
コ「(ま、住人の監視はしっかりあったけどな)」