第11話 緋色②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
安「あと、深くは聞きませんが赤井と面識があるらしいですね」
『ええ。FBIの知り合いがいるのでその人経由で』
ジョディと知り合いという設定にでもしてもらおう。ジョディは帝丹高校に潜入していたため蘭たちと面識がある。知り合った経緯はいくらでも作れるだろう。
安「そうだったんですね」
『ええ。だから昨日安室さんが赤井さんの名前を出した時ビックリしましたよ。沖矢さんが赤井さんてどういうことだって』
安「はは、そうですよね」
お互いに表面に笑みは浮かべているが、腹の探り合いが繰り広げられている。尋問しないのではなかったのか。
安「ま、名前さんには優しくしたいので、話はこのくらいにしておきましょう。ゆっくりしていってください」
そう言うとご機嫌で厨房に戻って行った。
『・・・・ふぅ』
疲れているからミルクティーにしたのに、また頭を使っていたことに自嘲する。一度この甘いミルクティーを堪能することにした。
しっかりコナンには安室に探りを入れられた愚痴をメールで送って。
ーーーーー
有「名前ちゃん!優作に聞いたわよ!!」
『わっ、な、何?』
数日後、今度は工藤有希子が帰国していた。赤井が沖矢になる変装術をチェックしに来るためだった。
ひと通りチェックし終え、一緒にいたFBIのメンバーとも話し終えるとロサンゼルスにすぐ戻ることに。
その準備をしている際に、突然ニヤニヤした顔で詰め寄られたのだ。
有「やっぱり名前ちゃんは罪な女の子ね!公安の捜査官にも迫られてるらしいじゃない!」
『いや、探りを入れるためかもしれないし・・・』
有「うふふ・・・お仕事も良いけど、恋もしなさいよ?」
『もう・・・ほら、お母さんは飛行機の時間あるでしょ?タクシー待たせてるし行かなきゃ!』
有「じゃ、報告楽しみにしてるわよ」
そう言って小走りで工藤邸を出ていく有希子。ドアを締めると『はぁ』とため息を吐いた。
リビングに入ると、少年探偵団がいた。阿笠が超能力を使ったからその謎を解いてほしいと沖矢にお願いしに来たようだ。
歩「名前お姉さんはこの謎わかる?」
歩美は阿笠の謎の説明をした。
4つの紅茶のうち、3つにお酢を入れ、コップをシャッフルする。阿笠は、見事お酢の入っていない紅茶を飲めたのだとか。
『んー、博士が頑張ってるとしか思えないなぁ』
だとしたらトリックなどではないのだろうが。
きっと本当は全部にお酢が入っていて、阿笠が不味いのを堪えて飲んでいたのだろう。
このくらいの謎で楽しめる少年探偵団たちにほっこりしていた。
ーーーーーー
その頃、安室はベルモットと一緒に車に乗っていた。
ベ「アハハハ!!だから言ったじゃない!あの赤井が生きてるわけないって」
安「ええ・・・僕の取り越し苦労でした」
安室は車の中で、やはり赤井は死んでいたということをベルモットに伝えていた。
本当は生きているのだが、組織に赤井生存を伝え無い方がメリットがあると思ったようだ。
ベ「まぁ、これから先、勝手な行動は避けた方がよさそうね・・・組織内に鼠が入り込んで来てるって、ジンが問題視していたし」
黒の組織に既に何人か潜入されていたことが問題視されているようだ。
本堂という男、赤井秀一、そしてもう1人公安から潜入していた男の話が出た。
安「スコッチ・・・でしたよね」
ベ「ああ、そんな名前だったわね。
あ、そうそう・・・ジンが、スカウトしたいハッカー、情報屋がいるって言ってたのよ」
安「ホォー・・・」
探るのが得意なバーボンとして、ハッカーには興味がある。自分より腕の良いハッカーなのかと。
ベ「そのハッカーは“ロビン”っていう通り名らしいわ」
安「ロビン・・・・」
安室は“ロビン”の名を反芻し、何か考えるような仕草をする。
ベ「あら、知ってるの?」
安「まぁ、有名な情報屋ではありますよね。でも仕事を選ぶって聞きますよ?悪人の依頼は受けないとか」
ベ「ジンもわかってると思うわ。ジンのことだから脅してでも仕事させるかもしれないわね。
ま、鼠が入り込んでるなら、貴方と同じくらい優秀な探り屋が必要ってことよ」
安「そうですか・・・」
安室はそう呟くと、前を見据えた。
5/5ページ