第10話 緋色①
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『・・・・え?』
安「こんな所で会うなんて、奇遇ですね!運命ですかね!?」
なぜこんなにも安室に会うのか、それにどうしてここにいるのか、名前は薄く冷や汗をかきながら頭をフル回転させていた。
ーーーーーー
遡ること30分前
『久しぶり!大丈夫!?』
名前は、高校時代の陸上部友だちが靭帯を痛めて入院していると聞きお見舞いにきていた。
ここ杯戸中央病院に。
杯戸中央病院は、キールを匿っていた場所でありキールを巡って様々な事件があった場所だ。
「急に連絡してごめんね。私の妹が名前を見かけたかもって言っててさ。日本に帰ってきてるんだね」
『うん、今休学中』
そこから30分ほど、2人で学生時代の話や今の話で盛り上がった。
『さて、そろそろ帰ろうかな』
「うん、また連絡するね」
手を振り合うと名前は病室の外に出た。
『(友だちに会えたのは嬉しいけど、なるべく早く外に出たいな)』
この病院には誰がいるかわからない。FBIが張っているかもしれないし、組織のメンバーが監視しているかもしれない。
そう思いそそくさと外に出ようとして歩いていると、後ろから声をかけられる。
「名前さん!」
『・・・・え?』
そこで冒頭に戻る。
安「名前さんどこか具合が悪いんですか?」
心配そうに話す安室に、正直に答えた。
『高校時代の友だちが入院して、お見舞いに来たんです。安室さんは?』
安「僕も知り合いが入院してるって聞いて見舞いに来たんですが、いつの間にかいなくなっていたみたいですね」
『そうなんですね』
安「楠田陸道という人なんですが、知ってます?」
『楠田・・・?聞いたこと無いですけど、どんな方です?』
安「いえ、知らないなら結構です」
一瞬楠田陸道の名前を出されて動揺しそうになったがなんとか堪えた。きっと少しの動揺も安室には勘付かれてしまうだろう。
やはり、楠田の死に疑問があるのだろうか。それか赤井の方か。それを病院の患者や看護師などに探りを入れて調べていたのだ。バーボンとして。
だから早くこの場を去りたいのに・・・
『何でついてくるんですか』
帰ろうとしているのだが、安室が笑顔で横を歩き続けている。
安「病院の出口に行くからですよ。ここからなら正面入口が近いですし。せっかくなので一緒に帰ろうかと」
何が“せっかく”なのだ。しかし渋りすぎて怪しまれたり、このまま病院内で探られるのも嫌だ。
『・・・出口までですよ』
安「その後にドライブでも?」
『行きません』
今2人きりの空間になったらどう探りを入れられるかわかったものではない。
というか、沖矢もそうだが、運転できるイケメンはなぜすぐに人をドライブに誘おうとするのだろうか。
そんな事を考えながら歩いていると、
安「あれ?毛利先生じゃないですか!」
『!』
目の前に小五郎、コナンがいた。小五郎の妻である妃英理が盲腸で入院しているという。小五郎が英理を怒らせて病室を追い出されたのだとか。