第9話 テニス
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次は園子にサーブを教えることになり、名前はコナンの横に移動した。
コ「・・・もっとできたんじゃねぇの?」
『まぁまぁ・・・察して』
安室、バーボンに何故接近されているのかわからない今、下手に目立ちたくはない。
コナンも察してくれたようでそれ以上は言わなかった。
そんな話をしているとコートにいた安室が何かに気づき大声を上げる。
安「危ない!!」
コ「へ?」
ゴッ
『コナンくん!』
コナンの頭にはラケットが当たった。遠くから勢い良く飛んできたようで、衝撃が強かったようだ。コナンは倒れ込むと、意識を失っていた。
『安室さん、コナンくんを。私はお医者さんに連絡しますね』
安「ええ」
安室は頭を打ったコナンが吐いてしまわないよう横を向けて様子を見た。
「あの!すみません!私のラケットが」
その時、女性が走って向かってくる。口ぶりからして、ラケットを飛ばしてしまった人だろう。女性の連れの人たちも後からやってくる。
「私の別荘も近くにあるので、そこで看病しましょう!」
ラケットを飛ばしてしまったであろう女性は、すぐ近くの建物を指差す。園子の別荘よりも近いため、そこでコナンを看病することにした。
『電話終わりました、すぐ来てくれるそうです』
安「ありがとうございます。では、別荘にお邪魔させていただきましょう」
安室はコナンを横抱きにし、あまり衝撃を与えないように女性の別荘に向かった。
ーーーーーーーー
医師「まぁ、意識もしっかりしているようですし、ただの脳震盪でしょう」
コナンは医師が到着する頃には意識が戻っていた。医師は外傷が無いかや体調を見ている。体調面は変わりなかったが、少し頭が切れていたようで包帯を巻いてもらい、それで治療は終わりになった。
コナンはボーッとする頭で周りを見た。周りには知らない人物たちがコナンを見ている。
「ごめんねボウヤ、汗で手が滑っちゃって」
そう謝ってきたのは髪を後ろで縛っている桃園琴音。
「だからグリップテープをちゃんと巻いておきなさいって言ったのよ」
桃園の友だちの梅島真知。ヘッドバンドを巻いた女性だ。
そしてその後ろにいる眼鏡の男性石栗三朗とヘッドバンドの男性高梨昇は何か言い合いをしていた。
この4人は大学のサークルのメンバーだと言っていた。
石栗は、せっかくだから団体戦をしないかと提案する。
小五郎たちも乗り気になったが、もうお昼だから先に昼食をとろうという話になった。
桃園が冷やし中華を用意してくれることに。人数が増えたが大丈夫なのかと心配するが、多めに買ってあるから大丈夫だと返事していた。
昼食の準備をしている間、石栗は自分の部屋に行くと言っていた。リビングはクーラーの調子が悪いから、と2階の部屋に向かっていた。
コナンも頭を打ったことや疲れから石栗の部屋で寝たいと言って一緒に2階へ上がる。
安「コナンくん、大丈夫ですかね」
『え、まぁ様子見ですかね』
その後、名前たちが昼食を食べ終わってもコナンと石栗は部屋から出てこなかった。蘭と園子が昼食の冷やし中華をコナンに届けようとしたようだが、寝ていたのか誰も返事をしなかったということだった。
大学生たちも、なかなか起きてこない石栗を心配し声をかけに行ったようだが、部屋の鍵もかけて寝ていたようだ。
その時
ドン
と2階から鈍い音が聞こえた。
全員が顔を見合わせ、何かあったのではないかと2階へ向かった。
やはり石栗の部屋には鍵がかかっていた。しかし誰も合鍵を持っていないため入れない。
高「仕方ねぇ、ちょっと危ねぇけどベランダ伝いに石栗の部屋に行ってみるか」
蘭「名前さんそういうの得意よね?アクロバティックな動きとか」
『ん?無理かなー』
蘭「あれ、そう?」
安「・・・・なんなら僕が鍵を開けましょうか?そういうの、割と得意なので」
安室は、セキュリティ会社の知り合いに教わったと言って、鍵のピッキングを始めていた。小五郎は何かを探る探偵にはピッタリのスキルだと言っていた。
『(基本的には犯罪だけどね)』
普通にピッキングをしている安室に疑問を持たないメンバーに呆れつつ、名前は安室の動きを見ていた。
ガチャッという音がして、鍵が開いたことがわかった。安室が扉を押して開けようとすると、何かにぶつかり開かなかった。
安「ん?何かが扉を塞いで・・・」
コ「開けるなぁ!」
扉の隙間からコナンが大声を出す。
コ「開けちゃダメだよ・・・ドアを塞いでるの、死体だから」
コナンのその言葉に、全員驚愕する。
そして安室が警察に通報すると程なくして静岡県警の横溝刑事が到着した。
石栗は頭を強く殴打された跡があり、近くに花瓶が落ちていた。さらに仰向けの石栗の下にはラケットが挟まっているという状況だった。
密室殺人の可能性もあるため、石栗の部屋の窓から警察が入りコナンから事情を聞くことにしたようだ。