第8話 ミステリートレイン
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有「・・・・」
『・・・・・』
ベルモットが離れていったことがわかると、有希子と名前は顔を見合わせた。
『どうだった?』
有「まぁまぁね!」
『相変わらず演技に関しては手厳しい・・・』
先程の緊迫した雰囲気とは打って変わり、笑みを浮かべながら話す2人。
ベルモットとの会話は基本的には演技だ。名前たちは組織の方が上手だったと思わせるための要員だった。
いつも甘やかしてくれる母も、演技のことになるとすぐにダメ出しをしてくる。
数分後、ベルモットも組織の仲間も後ろの車両から離れた頃だろう。
『じゃあ、私は新一と哀ちゃんの所に行ったらみんなのところ戻るね』
有「ええ、ありがとう名前ちゃん」
名前は有希子と別れ、コナンと灰原が待っているであろう7号車B室に向かう。
『やっほー、新一、哀ちゃん』
7号車B室に入れてもらうと、コナンと灰原がいた。コナンは作戦がうまく行ったことを喜んでいたようだった。
『ほら、みんなが心配するから行くよ』
名前はコナンと灰原の手を取り、乗客が集まっているであろう前の方の車両へ向かった。
蘭「あ!名前さん!コナンくん!哀ちゃん!」
蘭がすぐに3人に気づき、駆け寄る。
『心配かけてごめんねー、コナンくんと哀ちゃん忘れ物を取りに後ろの方に行っちゃってたみたいでさ』
園「こら!小学校で“おかしも”って習わなかったの!?火事の時は“戻らない”んだからね!!」
コ「ごめんなさい」
コナンは可愛く謝ったフリをしていた。
灰原は軽く謝ると、疲れたと言って阿笠におんぶされる。
『怪盗キッド、協力してくれたんだね』
コ「ああ。おっと、噂をすれば、だな」
コソコソ名前がコナンに話していると、キッドから電話がかかってきたようだ。
コ「・・・悪い悪い、何か超ヤバかったらしいな」
『(一応探偵と怪盗が仲良く電話してていいの?)』
怪盗キッドは義賊だと園子は言っていたが、怪盗は怪盗だ。探偵の敵のはずなのに笑顔で電話しているコナンを不思議に思っていた。
電話が終わると、名前はコナンに先程の疑問をぶつけた。コナンは、腐れ縁みたいなものだと言う。捕まえる気はあるが利害が一致すれば協力もお互いにしているようだ。
コ「姉さんも助かった。でも、あいつらと直接会ったってことだからな、気をつけろよ」
『わかってますよ』
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その頃、ベルモットとバーボンは、コナンたちから少し離れた所で話していた。
安「赤井が死ぬ前後の詳細なファイル、もう一度見せてくれないか?」
ベル「ええ」
火傷の男はベルモットやバーボンの変装だったはずなのに、車内に現れたようだ。
もしかしたら赤井がまだ行きているのではないかと疑念を抱き始めていたのだ。
安「そういえば・・・約束は守っていただけましたか?」
ベル「ふふっ、ちゃんと守ったわ。貴方の大事なKittyには何もしなかった」
安「ありがとうございます」
ベル「それにしてもあの子、拳銃向けても平気そうな顔してたわ。演技かもしれないけど、そうは思えなかったわね。
場数を踏んでるのかしら?」
安「・・・・・・」
安室は軽くベルモットを睨みつける。ベルモットは肩を竦めてから安室と距離をとった。
ミステリートレイン 終