第1話 帰国
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コ「・・・・・・やっぱりバレてるよなぁ」
肩を落としながら観念したように言う。
江戸川コナンは、工藤新一が怪しい男たちに毒薬を飲まされ幼児化してしまった姿だったのだ。
コ「父さんたちに聞いたのか?」
『ううん、お父さんもお母さんも何も。ていうかお父さんたち知ってるの?新一がちっちゃくなってること』
父母は幼児化して少しした頃に会っていたらしい。しかも探偵としての力を試すように怪しい人物を装って接触してきたと。
『ははっ、お父さんたちらしいね。
私もすぐ気づいたよ』
毛利探偵事務所で見かけたときから弟だと完全に分かっていたと話す。
それなのになぜ2人きりになった時に言わずに泳がしたのかと聞くと『面白かったから』と話していた。コナンは苦笑いを浮かべるしか無かった。
リビングでコーヒーを準備し、一息つきながらコナンと話をする。
『えっと、何から話そうか、コナンくん』
コ「新一で良いだろ」
『ふふっ、だって“コナンくん”って言葉に慣れなきゃ』
コ「休学って言ってたけど、しばらく日本にいるってことか?理由は?」
“コナン”という言葉に慣れたいということは、直ぐに帰るわけではないのだろう。そう思って聞くと名前は頷いた。
『うん。ま、日本に用があるんだ。バイトの一貫みたいな、そんなとこ』
コ「・・・それが終わったらすぐアメリカに帰れよ」
『何で?』
コナンは、自分の近くにいると危険な目に遭うと言う。
毒薬を飲ませた奴らに狙われているかもしれないと。
『・・・そんなこと言われたら余計に帰れないよ』
コ「なっ・・・」
名前はコーヒーを飲んでいたマグカップをテーブルに置き、目の前にいるコナンをまっすぐ見て話す。
『だって、大切な弟が危ないってわかってて帰るの嫌だもん』
コ「相手は人殺しも厭わない危険な集団だ!工藤新一の関係者だってだけで命を狙われるかもしれないんだぞ!」
コナンは意見を変えない名前に声を荒げる。
しかし、名前も譲らなかった。
『私だって新一が心配』
睨み合う姉弟。
しばらく睨み合ったあと、コナンがため息をついた。
コ「わぁったよ。アメリカに帰んなくていいけど絶対危険なことはすんなよ」
『その言葉そっくり返しますが』
コ「・・・ったく、姉さんには敵わねぇよ」
頭をガシガシ掻きながら困ったように言う。
『姉さんをナメちゃいけないよ』と勝ち誇ったように言う名前をジト目で見た。
『で?何があってどんな設定で生活してるの?』
コナンは今までのことを詳しく伝えた。
トロピカルランドでのこと、周りに危害が及ばないために工藤新一であるとバラしていないこと、そして自分に毒薬を飲ませた組織のこと。
『黒の組織、ねぇ・・・・』
コ「ああ。それで、その組織絡みで紹介しとかなきゃいけない奴がいるからちょっと来て」
コナンに連れられ、向かったのは阿笠博士の家。
挨拶に行かなくてはならないとは思っていたが、改まって何なのだとコナンを見る。