第8話 ミステリートレイン
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コンコン
7号車のB室。そこには先程小五郎と言い合っていた男がいた。その人の所にも手紙が届いていたようで、お互いの部屋を交換することになった。
7号車の男の手紙には、毛利小五郎には最後に探偵役として答えを解説してほしいから食堂車に行ってくれと書いてあった。
小「しょうがねぇなぁ!名探偵だからそりゃそうだよなぁ!」
『はは・・・』
高笑いをしながら食堂車に向かう小五郎を、全員冷めた目で見ながら送った。
世「あれ、君たち8号車じゃないのか?」
蘭「世良さん!」
蘭たちの所に遊びに行こうとしていた世良がやってきて不思議そうにしていた。とりあえず部屋に入ってから事情を話すことにした。
世「へぇ、共犯者役ね」
蘭「そう、凄いよね!紅茶とか飲んでたらずっとここにいたみたいになるかな」
園「いいじゃない!」
『みんな楽しそう』
世良は手紙を見ながらワクワクしたような表情をしていた。蘭も張り切って紅茶の準備をしてくれている。
その時、ガチャッと扉が開く。そこにいたのは
『コナンくん?』
コナンと少年探偵団たちだった。
園子はレディの部屋に入る時はノックをしてとブーブー言っている。
コ「ここって7号車だよね?」
園「はぁ?」
世「ここは8号車!たった今ボクが遊びに来たところさ!」
コナンたちは、頭を悩ませながらも7号車を探しに戻って行った。
『悪いことしちゃった気分』
(一部の)子どもたちに嘘をつくことに抵抗があった名前はボソッと呟くが、園子と世良は楽しそうに笑っていた。
少しして、再びコナンたちがやってくる。
コ「あ、あのさ・・・ここってホントに・・・」
園「8号車だって言ってんでしょ!ガキンチョは部屋に戻って大人しくしてろってーの!」
バンッと勢い良く園子が扉を締める。
しかしそのすぐ後またコナンが入ってきて不敵な笑みを見せた。きっとこの仕掛けに気づいたのだろう。
コ「この部屋ってさ・・・本当の本当は7号車のB室、だよね?」
園子はまだ8号車だと言い張ろうとするが、コナンに完璧に自分たちがもらった手紙のことを言い当てられ、逆ギレするしか無かった。
園子は納得いかない顔をしていたが、蘭は優しくコナンに話の流れを説明していた。
世「誰だ!?」
突然声を大きくする世良に全員驚く。世良は扉から誰かが覗いていたかもしれないと言っていた。
しかし扉を開けても誰も見えなかったため、気の所為だということで落ち着いた。
世「まぁ、とにかく死体消失の謎は解けたってことを車掌さんにでも伝えてみれば?」
コ「でも解説役の小五郎おじさんに伝えなくて良いのかなぁ?」
蘭「放っとこ!どーせ食堂車で飲んだくれてるだろうし」
蘭からの信頼がない小五郎に苦笑いを浮かべるしかなかった。誰もフォローしない辺り、事実なのだろう。
全員で車掌の所へ向かい、トリックが解けたと言いに行く。しかし、推理クイズはまだ始まっていないと言われる。
コナンや園子が届いた手紙を見せると、公式で用意されているものに酷似しているが内容は違うと教えてくれた。被害者役の男性ならもっと詳しく聞いているだろうという話になり、元々蘭たちがいた8号車に行くことにした。
コンコン
園「ちょっとおじさん!もうトリックバレちゃったわよ!出てきて説明してよ」
8号車のB室、園子が中にいるであろう男性に声をかけるが誰も出てこない。
不思議に思った園子が扉を開けると、チェーンロックがかかっており完全に開けることはできなかった。
隙間から男性の様子を見ると、こめかみから血を流して寝ているという。
世良とコナンがその言葉に反応し、扉を覗く。
コ「硝煙の・・・」
世「臭い・・・」
『・・・本物ってこと?』
硝煙の臭いは直接嗅いだことがないためわからないが、小説などでその知識はあった。拳銃を撃った時には火薬が燃える匂いが出る。
世良とコナンは扉を壊して無理矢理開け、中に入る。
2人が男性の様子を見ると、本当に亡くなっていたようだ。
世良とコナンは瞬時に密室殺人だと理解する。
こめかみの銃創や銃にサイレンサーが付いていることなど気づいたことを次々に上げていっていた。
その時、コナンと名前の携帯が同時に震えた。
コナンが携帯を手に取ったため、名前は手に取らずコナンの様子を見る。
コ「!」
コナンの顔色が変わる。きっと黒の組織関係の情報が入ったのだろう。
コ「とりあえずオメーらは蘭姉ちゃんと一緒に部屋に戻ってなよ」
光「えー、ボクたちも何かお手伝いしますよ」
歩「歩美もー」
コ「余計なことはすんな!オレが戻ってくるまで部屋に鍵かけて、誰か訪ねてきても絶対開けるんじゃねーぞ!!」
捜査を手伝いたいという子どもたちに、コナンは怒鳴る。
やはり先程のメールは黒の組織関係か。子どもたちや蘭、そして灰原を危険な目に遭わせるわけにいかない。
『犯人がうろついてるかもしれないから危ないでしょ。ほら、部屋まで送るよ』
名前が子どもたちに伝えると納得してくれたようだ。
世良、コナンを残して部屋に戻った。世良が車掌に殺人事件が起きたことを知らせたようで、乗客には車内アナウンスで事故が起きたため部屋の中で待機しているよう伝えていた。
『!』
哀「!?」
部屋に向かおうとした時、前から誰かが歩いてくる。帽子を被り、顔に火傷跡のある男だった。
灰原もその人物を見つけたようだが、どうも様子がおかしい。名前は灰原の視界を遮るようにさり気なく移動した。
蘭「あれ、アナタも乗ってたんですね、安室さん」
その男の後ろを歩いてきたのは安室だった。ネットでチケットを競り落とせたという。
『・・・?』
携帯のバイブが鳴ったためチラッと画面を見ると、有希子からメールが来ていた。
今は見る時ではないと思い、携帯をポケットに入れ直して安室との話に戻った。
安「それより、車内で事故があったようですけど、何か聞いてます?」
蘭は、殺人事件があったこと、世良とコナンが現場に残っていることを話していた。
『私もこの子たちを部屋に送ったらそちらに向かう予定です』
安「名前さんもいるなら安心ですね。毛利先生もいますし」
そう言うと安室は反対側へ歩いていった。