第5話 沖矢昴
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『え』
名前は、目の前にいる人物を見て言葉を無くした。
『え、なんで?』
「家が焼けてしまいまして」
『ああ、もしかして昨日の火事?
・・・・・じゃなくて!何で昴さんが家に住むことになってるんですか!』
ここは工藤邸。名前がインターホンが鳴ったため玄関を開けると、そこには沖矢昴という大学院生がいた。
放火事件に巻き込まれ、住む家が無くなったのだという。
事件解決にコナンも関わり、コナンに工藤家に住んで良いと言われたため来たのだ。
“今は新一兄ちゃんいないから”と。
『いやいや、私住んでます』
昴「“新一兄ちゃん”のお姉さんである貴方のことも言っていましたよ。
“優しいから何でも許してくれるから大丈夫”だと」
『・・・・・・・・』
コナン、いや、新一に苛立ちを覚えワナワナと震える。
何を勝手に決めているのだ。“江戸川コナン”という小学1年生特権を使いすぎだ。
いくら沖矢昴を信用しているとはいえ、1つ屋根の下に男女が一緒にいるなど・・・。
昴「後は・・・“留守はしっかり守ってよ”と」
沖矢は隣の阿笠邸を見ながら話す。
名前はその意図を理解した。そう言われてしまったらもう拒否することはできない。
『はぁ・・・わかりました。私、仕事用にマンション契約してるんで、そっちに行きますよ』
昴「マンション?コナンくんはそんなこと言ってませんでしたが」
コナンにはマンションのことは話していない。別に秘密にしていた訳では無いが言う機会がなかっただけだ。
毎日そちらに泊まっても困らない。
『じゃあ荷物用意したら出るんで』
ガシッ
昴「ここに居てください
(僕がここに住むのは貴方のためでもあるのですから)」
『は?』
自分の部屋に行き、服などを取って来ようと動き出すとすぐ腕を掴まれる。そしてこの家に居てと言われ固まる。
『いや、いやいやいや』
昴「ダメですか?」
『ダメですよ!』
迷子の子犬のような顔をされても困る、と言うもずっと見つめ続けられる。
『うぐ・・・じゃあ、もうすぐお母さんが帰って来る予定なので、お母さんが一緒はダメって言ったらマンションに行きます』
母、工藤有希子は少し前から帰国していた。
今は買い物に行っており不在だっただけだ。
だから余計に新一に腹が立ったのだ。きっと母にも相談せずに決めたのだから。
昴「わかりました」
数十分後
有「ただいまー!今日は唐揚げにしましょ・・・あら?」
ご機嫌で家に帰って来た母、工藤有希子。家に入り、名前とともにいる人物を見て驚く。
名前は経緯を説明した。自分がマンションに行きたいという雰囲気を全面に出しながら。
しかし、
有「一緒に住めば良いじゃない!」
『(ああ、お母さんはこういう人だった・・・)』
有「イケメンと1つ屋根の下・・・可愛い名前ちゃん・・・どんなドラマが生まれるのかしらン♪」
ニヤけ顔で話す母に、新一の時と同じような苛立ちを感じた。やはり親子だと。
昴「では、名前さん、よろしくお願いします」
『・・・はい、わかりましたよ。でもマンションにも行きますからね』
さすがに見せられない内容の仕事をすることもある。
その時にはマンションに行くと了承を得た。
夕飯を作って食べると、有希子はもうアメリカに戻ると言って家を出ていった。
『じゃあ昴さんは客室使ってくださいね。わからないことがあれば聞いて下さい』
昴「はい」