第4話 赤と黒のクラッシュ
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『きっとバレたね』
赤「ああ」
ジェ「これより最終手段を取る!3台の車に分乗し組織を撹乱しつつこの病院から脱出するんだ!」
ジェイムズの指示を聞き、コナンは阿笠のビートルに水無怜奈を乗せるのはどうかと提案する。
ジョディがその提案をやんわりと断ろうとするが、コナンは聞かずに携帯を取り出し阿笠に連絡を取ろうとする。
すると
スッ
コ「あ・・・」
赤井が右手でコナンの携帯を取り上げていた。
赤「これは我々FBIの仕事・・・。これ以上一般市民を巻き込むわけにいかん」
赤井は、水無怜奈をバレずに移送する方法を考えたという。それは爆弾の発信器を壊さずにそのまま持った状態でバンに分乗するというものだった。
そして水無怜奈にも発信器が付いた爆弾を持たせ、助手席に座らせた状態で病院を出る。
組織は、水無怜奈がストレッチャーに寝かせられたまま運ばれ、さらに発信器が付いているのはFBIだと思う。
そのため水無怜奈が乗っているバンは囮だと直ぐにわかり、追われないだろう。追っ手がいなくなったら元いた病院に戻り、再度病室に連れて行く。
この案を聞くと、ジェイムズも納得したように頷いた。
ジェ「問題は水無怜奈を乗せた車を誰が運転するかだが・・・」
ジェイムズは赤井が良いのではないかと言うが、赤井は自分は組織に目をつけられているからやめたほうが良いという。
そこにキャメルが手を挙げて自分がその役をやると言った。
作戦が決まり、さっそく出発するためそれぞれ持ち場につく。コナンは不安なのか眉間にシワを寄せて去っていくFBI達を見ていた。
赤「そんな顔をするな・・・この作戦の成功は必然だ」
『みんなで考えた作戦だもん、きっと大丈夫だよ』
コ「ああ・・・そうだよな」
赤「さて、俺たちも行くかボウヤ」
赤井はコナンを連れて病院を出ていった。
赤井の車は組織の人間に追跡される可能性が高い。
赤井の車に他の人が乗っていたら狙われてしまうだろう。
そのため、身体の小さいコナンが隠れて同乗することになったのだ。
『気をつけてね』
赤井とコナンは相槌を打つと車を停めていた駐車場に向かっていった。
名前はジェイムズと一緒に作戦の動向を伺っていた。
不測の事態が起こった時に対応できるように。
しかし、事は作戦通りに進んだ。
無事、水無怜奈を組織に渡すことができたのだ。
バンに乗車していたFBI、赤井たちも病院に到着してその状況を伝える。作戦を聞いていなかったジョディは驚愕していた。
ジョ「水無怜奈をわざと組織に渡した〜〜!?」
赤「ああ。奴らが我らの策を読んで、まんまと出し抜いたと錯覚するように・・・このボウヤと名前とじっくり作戦を練ってな」
ーーーーーーー
翌日
『博士、例のモノなんだけど』
名前は、コナンに頼まれていた物を阿笠に確認しに行った。
阿「おお、名前くん、できとるぞ。血糊入りの帽子じゃ」
阿笠はそう言って紙袋を持ってきた。
灰原には作ってもらっているもののことを話していないが、今は学校に行っているためコソコソせず物を渡したり話したりしていた。
『ありがとう』
阿「何かあったらすぐ言うんじゃぞ」
『うん』
阿「そういえば、金曜日に子どもたちとバイキングに行くんじゃが、名前くんも一緒にどうじゃ?」
阿笠はバイキングのタダ券をもらったようだ。
しかし、金曜日は自分も予定があるためやんわりと断った。
金曜日
『・・・・』
名前は阿笠から預かっていた帽子が入っている紙袋を持ち、とある歩道に立っていた。
すると目の前に停まる1台の車。シボレーだ。
ちょうど運転席が歩道側だったためすぐに相手の顔が見えた。運転手が窓を開けると鮮明に顔が見えた。
赤「待たせたな」
『いえ。これ、コナンくんにお願いされてた物です』
名前は持っていた紙袋を渡す。赤井は中を確認した後、フッと笑って名前に声をかけた。
赤「ああ。あのボウヤは一体何者なんだ」
『ふふっ、私が1人の時になら教えてもらえるだろうって思ってます?』
赤「そんな事はないさ。それに、深く探る必要性も感じないしな」
ただなんとなく聞いてみただけだと話す赤井に、『可愛い親戚の子どもですよ』と笑顔で答えた。
赤「そうか。そんなことより、これからドライブしないか?」
『ドライブ?いやいやダメでしょ』
名前は赤井の誘いを手をブンブン振りながら断った。
もしかしたら赤井は監視されているかもしれないと思ったからだ。この作戦がバレてしまえば全てが水の泡だ。
だからなるべく早く離れたいと思っている。
赤「残念だ」
『赤井さん、どうぞご無事で』
赤「・・・ああ」
それだけ伝えると、車の進行方向とは反対方向に歩いて行く。
その夜、“赤井秀一”は水無怜奈により、命を落とした。
ーーーー
翌日
名前が工藤邸で仕事をしながらコーヒーを飲んでいると、インターホンが鳴る。
『はーい』
パタパタと玄関まで行き、扉を開け外にいた人物を見ると名前は口角を上げた。
『(作戦は成功、ね)』