第4話 赤と黒のクラッシュ
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名前、コナン、赤井は水無怜奈との話を終え、FBIたちが作戦会議をしている一室へ入る。
ジョ「ちょっとどこにいたの?作戦会議終わっちゃうわよ!?」
赤「その3台のストレッチャーと、駐車場に待機している3台のバンで大体の策は読める・・・」
『組織を撹乱しながら水無怜奈を他の病院に運ぼうというとこですかね』
赤「あまり良い策とは言えんが予想はしていたよ、なぁボウヤ」
赤井がコナンの方を見ると、「うん!」とにこやかに返事していた。
ジョディは、夜なのに帰らなくて大丈夫なのかとコナンに問う。当然の疑問だろう。
しかし、コナンは博士の家に泊まると蘭に連絡してあり、仮眠も取ったから大丈夫だと返事した。
キャ「それじゃあ一応配置につきますか」
まだ組織の動きは無い。水無怜奈の病室がバレてもいない状態で移送しようとする方が目立って組織の恰好の的になってしまう。
キャ「ここからトンズラすることになったら言ってくださいよ。ドライブテクには自信があるんでね」
そう言って出ていくキャメルを、ジョディは不審感を持って見ていた。
赤井は缶コーヒーを懐から出し、左手で開けようとしながらジョディと話す。
その時
カンッ
赤「あ・・・」
赤井が手を滑らせ缶コーヒーを落としてしまった。
普段ならこんなことがないのだろう。ジョディは赤井がろくに寝ていないから疲れているのではと心配していた。
ジョ「目の下に隈できてるし!」
コ「『(いや、それは元から・・・)』」
赤「まぁ、警備がてら外の空気でも吸ってきますよ」
赤井は病室の外へ出ていく。
ジョディは殺された彼女の事で入れ込みすぎなのではないかとジェイムズと話していた。
『彼女?』
ジョ「ええ。組織に潜入していた時のね」
『ふーん・・・』
赤井にも色々あるのだろう。本人がいない所で過去のことを聞くのは気が引けたため深く聞かずに赤井の後を追った。
動きがあったのは翌日昼頃だった。
名前、赤井、コナン、ジョディで怪しい人物がいないか受付近くで待機していたところ、消防車のサイレンの音が聞こえてきたため窓の外に目を向ける。するとビルから黒煙が出ているのが見えた。
ジョ「火事?」
その時受付に宅配業者の男性が来て、“ジェイムズ・ブラック”という人に荷物が届いているという。
一同はその名前に反応し、宅配業者に声をかけた。ジェイムズは自分たちの知り合いだと。
ジョ「誰に何を頼まれたの?」
「えーっと、依頼主は“楠田陸道”って方ですね」
ジョ「楠田陸道!?」
組織からの荷物だと確信する。
病院に来た人の手荷物は入口でチェックしていたが、宅配便まではチェックしていなかったようだ。
宅配業者から荷物を受け取ると袋を開けた。そこには花が入っていた。
本人に報告しようと一同はジェイムズが待機している駐車場まで向かった。
ジェ「コロンバイン・・・これを組織が私に?」
『その花の花言葉って・・・』
コ「“必ず手に入れる”、“断固として勝つ”」
宣戦布告なのだろうと思っていると、次々と駐車場に車が停まる。中から出てきたのは体調不良者や、その家族。
しかし、それだけではなかった。
《こちら正面玄関のマイヤー》
ジェ「ジェイムズだ。何かあったのかね?」
マイヤーは、正面玄関に怪我人や病人が殺到していると言う。この近辺で、先程の火事を含め3つの事故が同時に発生しているとのことだった。
火事に異臭騒ぎに集団食中毒。
火傷はまだしも、吐き気や目、喉の痛みなど見た目では判断しにくい人たちの中に組織の人間を忍ばせ、水無怜奈の病室を特定する気なのではないかとジョディは推測する。
『そんなわかりやすいことするかな・・・』
赤「ああ。そんな不審な行動をすれば我々FBIに捕まる事も考えられる。そんなリスクを負うような奴らじゃないさ」
狙いは別の所にあるのではないか。そう思っていると、コナンがあることに気づいた。
コ「ねぇ、さっきから音してない?その植木鉢」
全員が耳を澄ますと、それは時計か何かの音だった。
その音はだんだん大きくなっている。
赤「ゆっくりと地面に置いて離れるように・・・」
ジェイムズや名前、コナンを下がらせ、赤井は植木鉢の中身を調べた。すると中には
ジョ「ば、爆弾!?」
『でもそんな小さい爆弾、手に持っている人の近くにいる人数人くらいしか殺せないですよね。
しかも爆発騒ぎなんて起こしたら警察が来て水無怜奈捜索どころじゃなくなる・・・』
まずは爆弾を処理しなければならない。
爆発まで30分以上ありそうだが、爆弾を解除するのは時間がかかるため、人気のない所へ運んで爆発させることに。
車の運転技術が高いキャメルとジョディが行くことになった。
赤「引っ掛かりますね」
名前だけでなく、赤井もコナンもこの爆弾の違和感に気づいていた。
人を殺すための爆弾なのであれば、時計の針の音をだんだん大きくする必要も、爆発まで30分以上猶予を持たせる必要もない。
『・・・ねぇ』
コ「名前姉ちゃんも気づいた?宅配業者の人・・・」
赤「やけに多いな」
体調不良でごった返す受付の中に、荷物を持った人、荷物を渡したであろう宅配業者の服を着た人が数人いた。
赤井が偶然を装って宅配業者の1人にぶつかり、落とした箱を拾いながら差出人の名前を見る。
コ「楠田、陸道・・・・」
『ってことは・・・荷物は全部・・・』
赤「俺が行ってきますよ」
ジェ「頼んだ」
赤井は宅配便の荷物を受け取った患者の病室へ向かう。
ジェイムズはジョディから電話がかかってきたため対応していた。
『ただ怜奈さんを殺すつもりだと思う?』
コ「いや、まだ何か・・・」
宅配便の量を考えると、病院はきっと倒壊し水無怜奈を葬ることができるだろう。しかしそれだけではない気がしていたのだ。
赤井が戻って来る頃にはジョディも帰って来た。
赤井は、宅配便はやはり爆弾だったと伝えた。爆発は4時間後の17時らしい。
しかも、先程の爆弾と異なり、信管を取り除けば爆弾として機能しなくなるようなものだと。
ジェイムズはFBIのメンバーに、全ての宅配便を回収するよう命令を出した。
赤「まさか最初から口を封じる腹積もりだったとは思いませんでしたよ」
コ「うん・・・そうだね」
30分後、ジェイムズに無線が入った。
水無怜奈がテレビに出ていると。
ロビーや病室にあるテレビに水無怜奈が映っており、「ケガはもう完治した」と言っていたらしい。
ジェ「彼女の病室へ行き、その真偽を確かめてくれ!」
『行っちゃダメ!』
コ「各ブロックのリーダーさんに伝えて!水無怜奈の病室に行くなって!!」
赤「もう手遅れでしょうけど・・・」
赤井の言う通り、ジェイムズが命令を出す前にテレビを見たFBIたちは水無怜奈の病室に向かってしまっていた。
きっと爆弾に発信器か何かが付いており、それをFBIが持ったまま水無怜奈の病室に向かうことで病室を突き止めようとしたのだろう。
案の定、赤井たちが水無怜奈の病室に行くとFBIたちでいっぱいだった。全員信管を取り外した爆弾を持っているという。