第4話 赤と黒のクラッシュ
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FBIの面々は、黒の組織が水無怜奈を奪還しに来る可能性があると見て、周りで監視していた。
黒の組織は仲間を杯戸中央病院に送り込んでいるのではないかという所まで辿り着いている。
カタカタ・・・カタ、カタカタ・・・
名前がマンションで仕事をしていると、コナンから電話がかかってきた。
キーボードを打つ手を一瞬だけ離し、電話に出る。そして離れていても聞こえるようスピーカーにすると話し始めた。
『もしもし、なに?』
コ《名前姉ちゃん、今時間ある?》
『んー、手は放せないけど聞くだけ聞く』
スピーカーにしているためコナンにもタイプ音が聞こえているだろう。コナンは《仕事中悪ぃな》と謝っていた。
コナンは、病院に潜伏している組織の仲間を見つける手助けをして欲しいという。
今、看護師と協力して水無怜奈が来てから入院した人のリストを出してもらっているところだと。
『時間かかりそう?』
コ《うん、いろいろこれから準備することあるから》
名前はチラッと時計を見る。
今は16時。
『夜には行けるかも』
コ《わかった、とりあえず仕事終わったら連絡してくれ》
『オッケー』
ーーーーー
『ふぅ、思ったより時間かかっちゃったな・・・』
ひと仕事終え、時計を見ると21時を回ったところだった。仕事を終えたら連絡して欲しいとコナンに言われている。
コナンのことだからもう組織の仲間を見つけているかもしれないが、とりあえず電話をしてみることに。
プルルルル・・・・プルルルル・・・・
『・・・・出ない』
組織の仲間を見つけるという大事な日に、解決してもう帰って寝ているということは考えにくい。
何か電話に出られない理由があるのかもしれない。
『行ってみるか』
杯戸中央病院に行けば誰かしら知り合いはいるだろう。
タクシーを呼び、病院へ向かうことにした。
タクシーに揺られているとコナンからメールが届いた。
コ《さっきは電話出れなくて悪かった。トラブルみたいなもんがあってよ。
病院に着いたら屋上に来てくれ》
名前は『OK』と返信し、携帯を閉じた。
杯戸中央病院
『えっと、屋上・・・』
屋上に続く階段を探していると、バタバタしている人たちが見えた。もう夜も遅い時間だ。きっとFBIのメンバーだろう。
何があったのだと思いながら屋上へ向かう。
ガチャ・・・
『こんばんはー』
コ「名前姉ちゃん、夜中にごめんね」
小学1年生は寝る時間だろうと思ったが言わないでおいた。
その場には、コナンの他に赤井がいた。目が合ったため軽く会釈する。
『で、組織の仲間っていうのは見つかった?』
コ「うん、でも拳銃自殺した」
コナンは今の状況を簡単に教えてくれた。
病院に潜伏した組織の仲間である“楠田陸道”を拘束すべく動いたが、拳銃自殺してしまったと。
そして、水無怜奈がCIAのエージェントで、黒の組織に潜入しているかもしれないということ。
コ「もし本当にCIAだったら」
『まだ潜入していた方が良い。だから失態を犯した怜奈さんが黒の組織に殺されてしまわないよう、NOCだってバレないようにしたいってこと?』
推測したことをコナンに確認した。
NOCとは、簡単に言えばスパイのこと。今回のことできっとFBIとの繋がりを疑われるだろう。本当はCIAかもしれないのだが。だからそれがバレないように動きたい。
赤「ホォー・・・」
正解だったのか、赤井は感心したように呟く。
コ「そこで相談なんだけど、怜奈さんとも取引したい」
赤「まだ昏睡状態じゃなかったか?」
コ「いや、昏睡状態のフリをしてるだけだよ」
水無怜奈は事故を起こしてから意識不明だった。しかし、コナンがいうにはもう起きているということだ。
コ「で、水無怜奈さんを組織に戻す作戦なんだけど、組織に忠誠を誓ってる感じを出さなきゃならない」
水無怜奈を他の病院に移送し、その時に水無怜奈がFBIのメンバーを殺して脱走するという筋書きが良いのではないかという話になった。
コ「黒の組織に潜入してた赤井さんは何か良い策無い?敵の動き方の特徴とか」
『・・・・・え、ちょっとまって』
赤「ああ、言っていなかったな」
赤井はそこで5年前から2年前までの3年間、黒の組織に潜入していたという。
幹部まで登りつめたがNOCだとバレ、FBIに戻ったようだ。