第3話 ブラックインパクト
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すぐに車は発車し毛利探偵事務所に向かった。
その間もイヤホンからはコナンたちの声が聞こえてきていた。
『(ん?女の人の声・・・?)』
しばらく集中していない間に女性の声が増えていた。コナンと親しげに話している。
《後はFBIに任せてあなたは帰りなさい!》
『(FBI?新一の追ってる組織はFBIにも追われてるの?)』
国際的に危険な組織なのだろうか。
それに命を狙われるとなると本当に危険ではないか。
コ《姉さん!博士を事務所に向かわせるから、博士と一緒におっちゃんを守ってくれねぇか》
《誰と話してるの?クールキッド》
コ《っとぉ・・・ま、僕の仲間ってとこ!じゃあ切るね!》
『(誤魔化すの下手すぎでしょ)』
FBIには自分が工藤新一だとバラしていないのだろう。焦りながら誤魔化し、電話を切るコナンに苦笑いが浮かぶ。
阿笠がきっと事務所に来るはずだ。
それまで小五郎たちに勘付かれず普通に過ごせば良いだろう。
名前はこっそりイヤホンをカバンに戻した。
『ふぅ』
蘭「名前さん!クッキーあるけど食べる?」
名前は笑顔でクッキーを持ってくる蘭を見た。
新一は自分のことや黒の組織のことを蘭に全て秘密にしている。蘭を危険な目に合わせないため、心配をかけないため。
『(蘭ちゃんを泣かせないでよ、新一)』
心の中でそう思うと、蘭からクッキーを受け取って食べた。
しばらく毛利探偵事務所にいると、インターホンが鳴った。名前が事務所の窓から下を見ると、阿笠のビートルかあったため、迎えに来たのだろうと思った。
阿「やあ、毛利くん。ちょっとお願いしたいことがあってのぉ」
阿笠は、小五郎たちに自分の作った推理ゲームを試してもらいたいから家に来るよう誘った。
小五郎は渋るが、阿笠に押され家を出ることに。
蘭「名前さんはポアロに行くの?」
『んー、博士のゲームの方が楽しそうだから一緒に行こうかな。ポアロはいつでも行けるし』
そう言って名前も一緒に行くことにした。阿笠にウインクされたが、困ったように笑って返事をした。
ーーーーーー
小「ったく・・・何でこの名探偵毛利小五郎が博士の家でゲームしなきゃいけないんスかねぇ?」
つまらなそうにゲームをしながら呟く小五郎に、阿笠は暇だったから良いだろうと言う。
阿「それにそれはワシの自信作の推理ゲーム!まずは君に試してほしくてのぉ」
小五郎がゲームをしている間、名前は灰原に声を掛ける。もちろん、小五郎たちには聞こえないようコソコソと。
『哀ちゃんは大丈夫?』
哀「え」
『コナンくんが追ってる組織、相当危ないらしいね。FBIにまで追われてるんだって?』
灰原はそういえばコナンとずっと通話していたのだったと思い出した。
哀「・・・・あいつらは恐ろしい連中よ。名前さんも気をつけて」
『うん、まずは毛利さんを守らないとね』
その時、蘭がコナンがいないことに気づいた。
阿笠と一緒にトロピカルランドに行ったのではないかと。
阿笠は、毛利探偵事務所に行く前に別れてもう帰っている頃だろうと言っていた。
『(だから言い訳が下手なんだって・・・)』
案の定、阿笠はコナンが心配だから帰ると蘭に言われ焦っていた。
哀「帰っちゃダメよ!江戸川くんなら大丈夫だから。心配ないから・・・
だからもう行かないで!」
『・・・?』
灰原の引き止めは迫真のものだった。演技では無さそうな、本当に行ってほしくないと言うような。
蘭に誰かの影を重ねているのだろうか。
名前はそう思ったが、灰原の過去を知っているわけではないため理解することもできず見守っていた。
蘭「うん、わかった・・・哀ちゃんがそう言うなら、そうするわ」
蘭も優しい性格だ。
灰原が寂しそうに、必死に引き止めているのに気づいたのだろう。家に帰ろうとするのをやめていた。