第2話 帰国の理由
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数日後
『蘭ちゃん!園子ちゃん!おまたせ!』
蘭「名前さん!」
今日は蘭と園子と買い物をしようという話になっていた。
園子とは来日してすぐ会ったきりだった。
園「今日は楽しむわよ!」
『園子ちゃん、生き生きしてるね』
蘭「ずっと今日を楽しみにしてたの。学校でもそわそわしちゃって」
早く授業終わらないかな、早く明日にならないかなとずっと言っていたようだ。
妹のような2人が可愛く思える。
園「で、何でガキンチョもいんのよ」
コ「は、はは・・・」
女子3人で出かけようという話になっていたのだが、コナンも一緒にいた。
蘭「お父さんが急に仕事入っちゃってさ」
『ふふっ、私はコナンくんと一緒でも楽しいよ』
園「むぅ、しょうがないわね」
まずはショッピングをしようという話になった。
杯戸町のデパートに向かう。
3人とも服を選ぶことにした。
園「名前さん!可愛い服見つけたわ!」
『んー?えー、ミニスカートはちょっとなぁ。蘭ちゃんとかの方が似合うんじゃない?』
蘭「じゃあこのショートパンツはどう?」
『あー、それなら動きやすいよね!』
キャイキャイ話しながら服を選ぶ女子3人。お互いに服を相手の身体に当てて“可愛い!”など言い合っている。
『ねぇコナンくん、蘭ちゃんにこんな服良いと思わない?』
コ「え!?あ、うん!可愛いと思うよ」
ニヤニヤと可愛い服を持ってコナンに話しかける名前。コナンは顔を赤くしている。
園「あー、ガキンチョ!蘭にはもう旦那様がいるんだからね!」
『っはは!』
園子の追い打ちに思わず声を出して笑ってしまった。
コナンはジト目で見てくる。
蘭「旦那じゃないわよ!もう!
そういえば、名前さんはどうなの?」
『え』
突然3人の視線が注がれ、笑ってお腹を押さえている姿勢のまま固まる。
蘭「彼氏とかいないの?」
『今はいないよー』
園「“今は”?これからできる予定!?」
『昔だよー高校生の時。アメリカに行くってなった時に別れちゃった』
「そっかぁ」と残念そうに話す蘭と園子。
今は気になる人はいないのか、アメリカにはイケメンがいっぱいいるのか聞いてきていた。
『あー、んーーー、まぁイケメンはいるけど、今は恋愛とかしてられないからなぁ』
蘭「超エリートのH大学だもんね、勉強大変そう」
蘭と園子は名前が勉強で大変なのだと思っていた。
しかしコナンは大変な理由がわかり、苦笑いしている。
園「どんな人がタイプなの!?」
『えー?タイプと言われるとなぁ・・・』
園「顔の好みとか、性格とか!」
目をキラキラさせながら問い詰める園子。
『裏表がない人が良いよね。んー、あと、グイグイ来るタイプは無理かなぁ・・・。』
園「ほぉー・・・」
『もう!恥ずかしいから終わりにしよ!ほら、次のお店行こう』
顔を赤くし、歩いていく名前。
蘭と園子はニヤニヤしながらついていった。コナンはもう蚊帳の外。後ろからゆっくり歩いてきた。
夕方
たくさん買い物をして話をして満足そうに帰路についていた。
園「はぁ~、楽しかったわ」
蘭「また来たいね」
『うん』
と、その時
「きゃぁぁあ!」
「『!?』」
前方の歩道から女性の悲鳴が上がった。
「泥棒ーーー!!!」
『ひったくりかな』
園「あ!ちょ、名前さん!・・・って、速っ!」
叫んでいる内容的にひったくりだと思い、名前は走り出した。
「どけっ!」
前方から女性ものの鞄を持って走ってくる男がいる。
大柄な男のため、周りの人は咄嗟に避けたりぶつかってよろけたりしている。
もう男は名前の目の前まで来ている。
「どけ、女ぁあ!」
『よっ』
名前は歩道の脇にあった看板の上にジャンプで乗ると男を飛び越え後ろに回る。
「なっ」
そして男がひったくった鞄を掴むと思い切り引っ張る。
『っ!』
男は突然のことに若干バランスを崩すが、すぐに態勢を立て直し、軽い名前を引き摺りながら走ろうとする。
『離して!泥棒っ!』
「うっ・・・」
名前は飛び上がり脇腹に蹴りを入れる。
しかし
「ってぇな、このアマぁああ!」
『わ・・・』
名前の蹴りはあまりダメージが無かったようで、頭に血が上ったひったくり犯は名前に拳を向ける。
コ「名前姉ちゃん!(クソッ!キック力増強シューズで・・・)」
コナンが靴のダイヤルを回していると、隣りにいた蘭が走って行った。
蘭「はぁぁああ!!」
ドゴォ!
「ぐぉぉおお!?」
ひったくり犯が吹き飛ぶ。
蘭の膝が勢い良く顔面にめり込んだようだ。
『すご・・・』
名前は鼻血を出しているひったくり犯を見ながら感嘆の声を上げた。
園「名前さん!蘭!大丈夫!?」
コ「今警察呼んだよ!」
『ありがと、大丈夫』
蘭を見ると、被害者の女性に鞄を返していた。
園「名前さん、凄い!足も速いし、あの看板をピョンって!」
『まぁ、身軽なのが取り柄だから。でも力が無いからこういう時困るね』
走る、跳ぶなどの筋力はかなりつけられたが、どうしても馬力が無く腕っぷしは弱かった。
『博士に力が強くなる道具発明してもらおうかな・・・』
そう呟く名前だった。
コ「(何でこんなに逞しいんだ・・・?)」
コナンは蘭や名前を見て苦笑いを浮かべていた。
名前たちは到着した警察にお礼を述べられ、機嫌良く帰った。