第2話 帰国の理由
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工藤邸に着くと、名前はコーヒーの準備をしながら荷物の片付けをしていた。
書斎まで行き、伊豆に持っていった父の小説をしまう。
コ「約束だぞ、何で日本に来たのか教えろよ」
『んー、でも良いのかなぁ?コナンくんにも、まだ私に言ってない秘密あるよね?
昨日の推理ショーで、君は毛利さんの後ろで何してたのかなぁ?』
ニヤニヤしながら逆にコナンに問いかけると、コナンは「ぐっ・・・」と唸っていた。
ふふっ、と笑って返事をする。
『うそうそ。日本に来たのはバイトのためだよ』
コ「だから何のだよ」
『私さ、フリーの情報屋やってるんだよね』
フリーズするコナン。
それを満足そうに見ると名前は続けた。
『日本にさ、コンピュータウイルスを使う迷惑な組織が来てるらしいの。だからその組織を探って欲しいって』
コ「組織、だと?」
コナンの顔が焦りに変わる。
きっと自分が追っている黒の組織だと思っているのだろう。
『新一が追ってる組織とは違うと思うよ。黒ずくめだなんて聞いたこと無いし』
コ「そうか。でもよ、大丈夫なのか?」
『なにが?』
コ「犯罪に加担してんじゃねぇのかってことだよ」
自分の姉が犯罪を犯しているのではないかと少し心配になったのだ。犯罪に手を染めるような姉ではないとわかってはいるが、確証がほしかった。
『んー、正直に言うとハッキングとか不法侵入とかしちゃってるけど、情報を売る相手はちゃんと考えてる。
悪い人からも依頼が来るけど絶対に乗らないよ』
コ「(ハッキングとか不法侵入はしてるのかよ・・・)
ちなみに、今の依頼人は?」
『・・・・・CIA』
コ「Cッ・・・!?」
あまりバラしたくはなかったが、新一になら言っても大丈夫だろうと思い小さく呟く。
コナンは驚いたようで目を丸くしていた。
『お父さんのコネみたいなものだよ』
何気なく呟いた一言に、再度コナンは驚愕する。
コ「父さんは知ってんのかよ!?」
名前は頷く。
秘密にしたかったが、過保護な父と母が変装してさり気なく接触してきた時に情報屋の一面を出してしまった。
父母はアメリカの西海岸、名前は東海岸と真反対の場所に住んでいたため突然やってくることは無いだろうと油断してしまったのだ。
コ「父さんたちらしいな・・・」
『ま、そういうわけで、別に怪しいことをしてるわけじゃないからさ。安心してよ』
今回の伊豆のツアーに参加したのも、追っている組織の人間が来るかもしれないと踏んだからだと説明する。
コ「情報屋ってだけでだいぶ危ういけどな」
『まぁ、それはそうだけどね。
で?で?で?』
急に目を輝かせてコナンを見る名前に若干引く。
コ「なんだよ」
『その蝶ネクタイ、何?教えて!』
ずっと気になっていたのだ。
昨晩のコナンの動きが。
するとコナンは正直に教えてくれた。
蝶ネクタイ型変声期と腕時計型麻酔銃のことを。これを使って毛利小五郎を名探偵に仕立て上げているのだそうだ。
この2つは阿笠博士の発明品で、小さくなった工藤新一でも黒の組織を追い事件を解決することができるようにするためのものだと。
他にも伸縮サスペンダーやキック力増強シューズ、そしてコナンが普段かけている眼鏡も、犯人追跡眼鏡という特別なものだと教えてくれた。
『へー、面白いね。私も何か作ってもらおうかな』
コ「はは・・・」
コナンは苦笑いを浮かべていた。
自分から見ても姉である名前はハイスペックだ。
博士の発明品など別にいらないだろうと思っていた。
姉の弱点を知るまで後数日。