第2話 帰国の理由
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小「とまぁ・・・冗談はここまでにして、そろそろ本題に入りますか」
上「あ、あなた・・・」
横「待ってください!一見眠ったように見えるが、あれは毛利さんが推理する時の独特のポーズ」
『・・・・』
小「私の推理に入る前に、危険ですから皆さんには銅像の傍から離れてもらいましょう」
今から江原が亡くなった時と同じ状況で実験をするため、ホテルの上層階に注目して欲しいと話す。
明「実験?」
蘭「それで犯人がわかるのね」
小「ああ」
そう言うと、小五郎は腕を上げた。上にいる協力者に合図を送っていたのだろう。
全員が上を向く。
しかし名前は違った。
『・・・・・・・』
コ「・・・・・・」
小五郎の後ろをチラッと見てしまったのだ。
そこにはコナンの姿。蝶ネクタイを口に当てていた。
名前はコナンと目が合うと、ニヤリと笑って上に視線を戻した。
ドサッ
ドサドサッ
するとすぐに上から何かが大量に降ってくる。
それは布団を包んで重りを入れ、被害者と同じような重さ、マントになるようにしたものだという。
落ちてきた布団には、部屋番号が書いてあった。そこから落としたのだろう。
被害者の部屋は2101号室だった。その布団を探すと、被害者が刺さった銅像とは離れた場所に落ちていた。
『風、だね』
小「ああ。この時期、夜になると姫風という強風がホテル上空を吹き抜けるんですよ」
現に、被害者の上下に泊まっている名前と金城の部屋から落とした布団も2101号室の布団と同じような場所に落下していた。
横溝は、銅像の近くに落ちている布団に目をやった。
銅像脇に落ちている布団が2つ、そして銅像に突き刺さっている布団が1つ。事件当時1901号室にいたのは佐山明子だった。
銅像に刺さったのは偶然ではないかと訴える周りの人間。
しかし、それに対して刺さったのは偶然だが、そこに落ちたのは偶然ではないと話す。
1901号室の窓は銅像の真上、窪んだ所にあり風の影響を受けないため、真下に落下できる。
横「じゃあ、犯人は・・・」
前「ちがう!犯人は僕だ!!」
そこで明子の婚約者の前田が叫ぶ。自分が“闇の男爵”で、被害者を突き落とした後、蘭たちに会ったのだと。
しかし、それは明子が犯人だとわかった前田が明子を庇うために行った工作だとバレていた。
明「そうよ、私があの江原時男を殺したのよ!」
明子は自白した。
自殺した兄が社運を賭けて作ったコンピュータソフトをハッキングしたのが江原だったと。
かつて話題になった“闇の男爵”というコンピュータウイルスを餌に江原を誘い込み、殺害した。
『(そういうことね・・・)』
明子は自白したため、そのまま警察に連れられていく。捜査を撹乱した前田もまた。
ーーーーー
一夜明けて、ツアー参加者は全員チェックアウトすることになった。
フロントにて、参加者たちが話をしている。
話題はこのツアーに参加しようとした理由。名前は少し離れた所で携帯を弄りながら聞き耳を立てていた。
上条は、ウイルスを手に入れてそのワクチンを作りたかった。
金城は、自分が作ったソフトを台無しにしたウイルスの持ち主を懲らしめたかった。
『(よくわからない理由・・・)』
名前はため息をつき、帰る準備を始めた。
蘭に誘われ一緒に米花町に帰ることになった。
ーーーーー
米花駅に着くと、小五郎は疲れたと言ってタクシーを呼んでいた。
『じゃあ、私は歩いて帰りますね。お疲れ様でしたー』
コ「僕も歩いてく!博士の所に遊びに行きたいんだ!」
挨拶をして歩き出そうとするとコナンが名前の腰にしがみついてきた。
逃さないつもりだろう。
今日はマンションの方に帰ろうと思っていたのに。
蘭「名前さんも疲れてるんだからダメよ」
コ「えー!やだやだ、一緒に行く!」
『プッ・・・』
コナンの駄々っ子に吹き出す。
普通の1年生なら吹き出さないのだが、中身が高校生だと思うと面白くて仕方がない。
『大丈夫だよ、博士の所まで送るね』
蘭「ごめんね名前さん」
蘭は小五郎とともにタクシーに入り、発車していた。
『ぷっ、クスクス』
コ「いつまで笑ってんだよ」
コナンの駄々っ子がツボに入ったようでまた思い出し笑いしていた。
『で?博士の所じゃなくて工藤家で良いよね?』
コ「ああ」
2人で歩いて工藤邸に向かった。