【龍が如く】1万Hit記念
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《とある仕事の日の1日》
※松崎接触前
7時
『ふぁぁあ』
大きな欠伸をして起床する。
朝食を食べ、出勤の支度をした。
名前の自宅は神室町から少し離れた場所にあり、閑静な住宅街だ。
静かな道を、朝の空気を吸いながら歩くことが心地良かった。神室町のガヤガヤした感じにも慣れてきているが、家は静かな場所の方が良かったのだ。
9時
『おはようございます』
弁当屋“晴れ屋”に出勤すると、既に花枝は調理を始めていた。
挨拶をすると、名前は花枝が作ったものを弁当のパックに詰めていく。
『今日も美味しそうですね!』
花枝「ありがとう、お昼に食べましょうね」
朝早くから作業をしていた花枝は、料理が一段落すると一度休憩している。
その間に名前が弁当を完成させていた。
11時
『開店しますよー、いらっしゃいませ』
開店と同時に常連客は弁当を買っていく。
名前や花枝と一言二言話してから買って満足して帰って行く人も多い。
客「ねぇねぇ、そろそろデートしてほしいんだけどー」
『考えときまーす』
常連客は名前をデートに誘う人も多い。しかし名前は飄々とかわしていた。
今のところそのやりとりを楽しんでいる客が多く、断られても笑ってまた来てくれる。
『あ、吾朗ちゃん!』
名前は知り合いを見つけると目を輝かせ、声をかけた。
真「お、ボーっと歩いてたらここに来とったわ」
『ふふっ、何それ』
声をかけたのは真島吾朗だった。
パッと見ただけでカタギではないことがわかる風貌の真島に笑顔で話しかけている所を見て、弁当屋に来るのを諦める人もいるとかいないとか。
真「さっき桐生ちゃんと喧嘩しての、腹減ったから何か買っていくか」
『人に迷惑はかけてない?』
真「かけてへんわ」
その返事に安堵すると、何の弁当が良いか聞く。
真島は焼肉弁当とのり弁当を買った。
真「しっかし、人気やなこの弁当屋は」
『お陰様で』
真島組が贔屓にしてくれているおかげで売り上げが伸びる上、行列も作ってくれるから気になった人が買ってくれる。
そして店に来た人が店員の人の良さと弁当の美味しさでリピート客が増えるという流れができていた。
真「でも働き過ぎはあかんで?程々に気分転換もせなあかんよ」
『吾朗ちゃんも散歩してここまで来たんだもんね』
真島は、後ろにまだ列があることを気にし、会計を終えると帰っていった。
それからも昼過ぎまで列はできていた。客が減ってくると、ふぅとため息をつき調理をしている花枝の方に向かった。
『手伝うことあります?』
花枝「大丈夫よ。さっき真島さん来てたわね」
『はい、今日もご機嫌でした』
花枝「名前ちゃんの顔見れたからじゃない?」
真島はお父さんか、とツッコミを入れて鍋などを洗う手伝いをした。