第14話
夢小説設定
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ウッドリー「もうたくさんだ!!もうこんなトコにいられるか!!」
捜査が行き詰まっていると、ウッドリーがテーブルを叩きながら立ち上がった。
シエルはこの状況で勝手な行動は慎むよう静かに伝える。
ウッドリー「何が勝手だ!!元はと言えばお前がっ」
シエ「僕が?」
威圧的な雰囲気で返すシエルにグッと一瞬唸るが、お前たちが仕組んだことなんだろうと反論した。
ウッドリー「最初から俺たちを始末するつもりで集めたんだろう!?女王の狗が!2人で無理ならお前ら姉弟と執事がグルなら殺害可能だろう!!」
応接室から出ようとするウッドリーをアーサーが引き止めると、苛立ったウッドリーはアーサーを殴る。
シエ「ウッドリー・・・僕が座れと言っているんだ。さっさと座れ」
女王の番犬の顔で睨むシエル。ナマエも睨みつけていた。
ウッドリー「俺に命令するなぁぁああ!!」
ウッドリーはシエルに向かって拳を振り上げる。
しかし、その拳はシエルに届くことはなかった。
ダァンッ
タナカの柔術よって制圧されたのだ。
ウッドリー「申し訳ありません、ウッドリー様。この屋敷におかれましては、坊ちゃんとお嬢様に仇なす者、何人たりともこの使用人ども、容赦いたしませぬ」
真剣な顔からにこやかな顔に戻り、「ご承知おきくださいませ」と言う。
シエ「タナカ、それくらいにしてやれ」
ウッドリーはもう逆らうことはやめたようで、席に着いた。
ウッドリーが席につくと、話し合いを再開した。
『この中で全ての殺害にアリバイがあるのは先生だけ』
シエ「ああ。これからの僕らの行動は先生に決めていただくのが一番安全でフェアだと思います」
アーサーは戸惑っていたが、他の客人も早く解決してほしいという気持ちから嫌がる人はいなかった。
シエ「じゃあ、決まりですね。どうせ嵐が止むまで時間はたっぷりあるんです。じっくりと犯人を追い詰めるとしましょう。ねぇ、先生」
子どもらしい無邪気な笑顔で話すシエルに、アーサーは鳥肌を立てていた。
しかしすぐに気持ちを切り替え、状況の整理を進める。
アーサーが一番引っかかっていたのは、シエルの部屋の鍵の行方だった。
一度鍵を探しに行くグループと待機するグループに分かれて行動することになった。
鍵を探しに行くのは、シエル、アーサー、グレイ、バルド、フィニ。
ナマエはこの場に残ることにした。
『ふぅ・・・・』
劉「ナマエ嬢、平気かい?」
ため息をつくと、劉が心配そうに声をかけてきた。
藍猫「元気、出す」
藍猫は自分のお茶菓子をナマエに渡した。
ナマエはふふっと笑って大丈夫だと答えた。
アイ「セバスチャンが鍵を持っていればまた話し合いが続くのよね」
『ええ。もし持っていなかったら誰が鍵を持っているか捜索することになるでしょうね』
アイリーンは、いつになったらこの緊迫した雰囲気が無くなるのだろうかと思っているようだった。
この空気の中にいるだけでも疲弊している。
少しでも気持ちを落ち着かせようと紅茶を飲んだり静かに目を瞑ったりしていた。
少ししてセバスチャンが鍵を持っているか見に行ったメンバーが戻ってきた。
セバスチャンは鍵を持っていなかったため、全員の荷物をチェックすることにした。
応接室に残っていたメンバーも、特に拒絶することなく受け入れている。
次は男性陣と女性陣に分かれて荷物を確認することにした。
結局鍵も怪しいものも出てこず、振り出しに戻ってしまった。
グリ「なぁ、ずっと黙りこくってるだけなのも息が詰まるし、カードゲームでもしないか?」
グリムズビーは部屋からトランプを持ってくると言うが、1人では危ないという話になる。
劉「犯人がこの中にいれば、団体行動をするのが最善だよね。いればだけど」
劉は、この嵐の中痕跡を残さずに殺人を犯せる13人目がいるかもしれないと言う。
ウッドリー「バカバカしい!そんなもの絶対にいるわけがない!」
劉「この世には絶対なんてものの方こそ存在しないんですよ。絶対を覆す何者かがこの城に潜んでいて、虎視眈々と我々の命を狙っているとしたら・・・
もうすぐそばまで来ているのかもしれませんよ、存在しないはずの13人目が・・・」
その時、使用人たちが勢い良く応接室に入って来た。
何でも怪しい奴を捕まえたと。